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ご当地アイス探訪!日本各地、特徴ある地元のモノが入ったアイスをご紹介

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皆さん地元にアイスご当地アイスはありますか?「あそこのお菓子屋さんが作っているあのアイスはこの町独自のアイスだよね。」といったものがあると思います。でも意外と隣の町、隣の県などのアイスは知らないと思います

今回はそんなアイスを集めてみました。北は北海道から南は沖縄まで。「おいしそう!」と思うものもあれば「うわぁ~こんなのが入っているの?」と思うものまでありますが、どれも食べると絶品です。厳選しました。

さあ、ご当地アイスの旅に出かけましょう!

北海道・東北地方

北海道平取町・真っ赤なトマトの完熟アイス

平取町特産のもぎたて完熟トマトを使ったアイスクリームです。甘すぎず、トマトの酸味が効いたさっぱりした味です。トマトだけあってリコピンもたくさん含まれています。

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真っ赤なトマトを使用しています。でもアイスはほんのり色がついているだけで赤くありません。

青森県新郷村・にんにくアイス「ドラキュラ・ザ・プレミアム」

この「ドラキュラアイス」は、特産のにんにくを使ったアイスです。にんにくアイスとなると匂いが心配ですよね。でもほとんど匂いもありません

匂いはありませんが、滋養強壮に効くというにんにくの効果はあります。なんとアイスににんにく約3粒分も入っています。だから「成人でも1日1個、子供なら半分まで」と決められているのです。たくさん食べたくなってもセーブしてくださいね。

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ドラキュラアイスと言うと、1983年にロッテが販売していたクロキュラを思い出します。これを食べると含まれる着色料で舌が赤紫色なり、友達と舌を見せ合ったりしていました。覚えていらっしゃる方もいるのでは・・・。

宮城県大崎市・味噌おにぎりアイス

この味噌おにぎりアイスはバニラアイスに米粉で作ったクッキーが入ったアイスです。かつ、地元産の「焦がし味噌」が入っており、ベージュ色をしています。もっちりとしたクッキーとおこげの風味と味噌の塩気を感じることができるアイスです。

山形県鶴岡市・だだちゃ豆アイスクリーム

「枝豆の王様」とも言われる山形県鶴岡市で生まれただだちゃ豆という枝豆を加えてアイスにしたものです。だだちゃ豆の風味とつぶつぶ感が味わえます。

山形県小国町・たかきびミルクジェラート

たかきびは山形県小国町名産のビタミンEが豊富に含まれている雑穀の一つです。赤茶色っぽい色をしています。このたかきびを入れてアイスにしたのが「たかきびミルクジェラート」です。たかきびの香ばしさを感じることができます。

福島県・会津地鶏卵アイス

あまり卵を産まない会津地鶏。その卵の卵黄を使ったアイスです。卵の風味を生かすために乳脂肪を抑えて作られています。だから卵のコクを感じることができます。

関東・中部地方

埼玉県飯能(はんのう)市・まるごと焼き芋アイス

地元のサツマイモを石焼き芋にして入れたアイスです。そのままでも美味しい焼き芋と、これまた地元の低温殺菌牛乳で作られています。焼き芋の甘みや香りと、低音殺菌牛乳のおいしさがマッチしたアイスです。

千葉県銚子市・銚子電鉄ぬれ煎餅アイス

おかき、あられ、煎餅の違い」で紹介した銚子電鉄のぬれ煎餅。なんとアイスにも入っちゃっています。このアイスは地元の商業高校の生徒が授業の一環で考え出しました。ほんのり醤油の香りとぬれ煎餅の食感がたまりません。

千葉県習志野市・バラのアイス

搾りたての牛乳、バラの実(ローズヒップ)、花びら(ローズペダル)を使って作られたアイスです。バラの心地よい風味を感じることができるさっぱりしたアイスです。

ちょっとブレイク~「もも太郎」なのにイチゴ味

新潟県に昔から愛されるソウルアイスに「もも太郎」というアイスがあります。このもも太郎、桃味かと思いきや、なんと名前とは関係なく「イチゴ味」の氷アイスなのです。

実は当初、イチゴのシロップを混ぜたかき氷を桃型の木型で成形、販売していたからこの名前がつきました。紛らわしい名前ですが、新潟県民にとっては「もも太郎はイチゴ味のアイス」が常識です。

長野県 信州開田高原・とうもろこしアイス

開田高原で収穫された糖度が高いトウモロコシと、地元で作ったヨーグルトが入ったアイスです。トウモロコシの濃い味が楽しめます。容器は飲むゼリーのようなスパウトパウチになっています。

長野県千曲・(ちくま)市・杏(あんず)アイス

「あんずの里」としても有名な千曲市。この地元産の杏を使ったのが杏アイスです。地元の老舗和菓子店が考案、販売しています。このアイスは杏の実が混ざっているのではなく、アイス上に「手作りの生杏ジャム」が乗っているのです。杏のさわやかさが感じられるアイスです。

静岡県・ツインリーフアイス うなぎアイス わさびアイスetc.

静岡県の双葉は静岡県の名産品を使ったアイスのセットを販売しています。浜名湖のウナギを使ったアイスはうなぎの香ばしさを感じられ、ビタミンAが豊富です。また、山椒をかけるとうなぎ味が増します。ぜひご賞味ください。

この他にも伊豆の本ワサビが入ったアイスは辛みが抑えられているもののワサビの風味を感じることができます。また、丸子のとろろが入ったアイス。さらに静岡茶掛川茶などを使ったアイスがあります。

岐阜県関市・日本刀アイス

岐阜県関市と言えば言わずと知れた刃物の町です。この町は昔から日本刀作りで有名で、日本刀の形をした「日本刀アイス」が販売されています。

このアイスには旧上之保村名産の柚子を使った柚子味、旧武儀町で作られるパッションフルーツを加えたものなどの味があります。

近畿地方

京都府・納豆ジェラート

「関西の方は納豆が嫌いなのでは・・・」とお思いの方も多いのではないでしょうか?実は納豆発祥の地が京都市の山国地域にある常照皇寺(じょうしょうこうじ)と言われています。この山国納豆と地元の牛乳で作られたのが納豆ジェラートです。少し解けると粘り気が戻りのびーるアイスです。

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納豆ジェラートの他に、この山国地域の大豆で作ったきな粉のジェラートもあります。

和歌山県・柑橘なめらか寒天ソルベ

ソルベとはフランス語です。英語で言うところのシャーベットです。このソルベ、寒天だから常温で発送されます。食べる時に凍らせてソルベにします。温州ミカンあまなつゆずの3種類あります。これら果汁に寒天と粗糖を加えただけのシンプルなソルベです。

ちょっとブレイク~和歌山市のソウルアイス、抹茶味のグリーンソフト

抹茶のアイスクリームは全国的にもいろいろありますが、このグリーンソフトは和歌山市のソウルアイスです。実はこのアイスを作る王林園は毎年「こどもの日」に市内の幼稚園・保育園の園児にアイス引換券を配っているのです。だから和歌山市内の人にとっては刷り込まれ、ソウルアイスになっています。

兵庫県但馬漁業協同組・カニカニジェラート

兵庫県香住(かすみ)漁港で水揚げされるベニズワイガニを香住ガニと言います。この香住ガニで作られる魚醤とジャージー乳を用いたのがこのカニカニジェラートです。魚醤だけにしょっぱさがありますがその中にうま味を感じることも出します。

中国・四国・九州・沖縄地方

広島県三原市・自然薯アイス

静岡県でもとろろアイスを紹介しましたが、広島でも自然薯を使ったアイスがあります。後味はさっぱりしています。またアイスだけでなく、一緒に売っている冷凍自然薯を混ぜ合わせると大福餅のような味わいにもなるのです。

高知県・ほうじ茶専門店のほうじ茶アイス

抹茶アイスはよく聞きますが、これはほうじ茶のアイスです。苦みが少なく、かつほうじ茶の風味を味わえます。抹茶アイスが緑色なのに対してこのほうじ茶アイスは茶色をしています。

愛媛県 西条市・甘酒アイス

国産の甘酒以外、香料や着色料などの添加物を何も入れていない甘酒アイスです。ローカルアイスとしてテレビで紹介されたこともあります。強い甘みの後に甘酒特有の風味が感じられます。またシャーベットのようなシャリシャリした触感のアイスバーです。

長崎県ニューヨーク堂・長崎カステラアイス

長崎と言えばカステラ。そんな長崎カステラ2切れの間にアイスを挟んだのがこの「長崎カステラアイス」です。味は想像通り、最高のマッチングです。考え出したニューヨーク堂さん、さすがですね。

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長崎カステラには定義があり、商標登録がされています。このカステラアイスも定義に則って作られたカステラを使っています。

沖縄県・海ぶどうアイス

沖縄の海でとれる海ブドウが入ったアイスです。海ブドウと言うとプチプチした食感がたまらないと思うのですが、このアイスもこの食感が特徴です。またほのかに塩味も感じることができます。

最後に

今回は日本各地特徴あるご当地の素材を使ったアイスをご紹介しました。食べたことがあるアイスはありましたか?また、食べてみたいアイスはありましたか?今回紹介したアイスはすべてお取り寄せもできますが、気になった方はぜひその地へ食べに行ってみましょう

あと、今回ある方に「ご当地アイスの記事を書いている」と話したら「あそこのあのアイス知ってる?」と言われました。実は10数年前、私はそこ地に1年くらい通っていたのに、そのアイスの存在を知りませんでした。あなたにもそんなアイスがあるかもしれません。

あなたもアイス探訪をしてみましょう

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