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ハラスメントの種類 = 一風変わったちょっと面白いハラスメント10種類をご紹介!

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皆さん、「○○ハラスメント」という言葉をどれくらい知っていますか?「セクシャルハラスメント」「パワーハラスメント」さらには虎舞竜の高橋ジョージ・三船美佳(元)夫妻で話題になった「モラルハラスメント」などは有名ですよね。また「マタニティハラスメント」も世の中に浸透していると思います。

日本で初めて使われた「○○ハラスメント」は1980年代より広まり始めた「セクシャルハラスメント」です。1989年には「セクハラ」という言葉は新語・流行語大賞も受賞しました。
その後2000年代になり、立場の上の人がその立場を利用して下の人に対して行う嫌がらせ「パワーハラスメント」が広がりはじめました。2020年にはパワハラ防止法も施行されました。



そして現在「○○ハラスメント」、は100種類以上あるとも言われています。そんなハラスメントの中でも今回は一風変わったモノや面白いハラスメントを10種類ご紹介します。

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猫ハラスメント(ネコハラ)・・猫が飼い主にするハラスメント

ご主人が外出している間、誰も相手にしてくれずに家で1匹引きこもっているネコちゃん。家に帰ると暇を持て余していたネコは「遊んでほしいー!」と言わんばかりに飛びついて来ることがあると思います。

また、ネコちゃんは飼い主にちょっかいを出し、ご主人の前をウロチョロ・・・。仕事に集中できないですし、何も手につかないですよね。このようにネコが飼い主の邪魔をすることを「猫ハラスメント」といいます。

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また、逆に猫に精神的・肉体的苦痛を与えるいわゆる「動物虐待」も、人からネコに対する猫ハラスメントと言います。

チャイナハラスメント

このハラスメントは中国の日本に対するハラスメント、嫌がらせです。新潮社から発売された松原邦久さん著「チャイナハラスメント 中国にむしられる日本企業」で出てきた言葉です。日本企業への嫌がらせを意味します。近年はあまり話題になりませんが、主に「日本製品の不買運動」がこれに当たります。

マヨネーズハラスメント(マヨハラ)

近年、野菜のみならずいろんな物にマヨネーズをかけますよね?お好み焼き、たこ焼き、焼きそば、冷やし中華・・・。このハラスメントは「どうしてマヨネーズかけないの?おいしいからかけなよ」といった具合にマヨネーズをかけることを強要することを言います。

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マヨネーズと言えば1990年半ば頃、「マヨラー」話題になっていましたよね。何にでもマヨネーズを付けて食べたり、時にはそのままマヨネーズを飲んだりするほどマヨネーズが大好きな人のことです。皆さんご存知でしょうか?

ワクチンハラスメント

皆さんは新型コロナウィルスワクチンを接種していますか?この「ワクチンハラスメント」はワクチンを打つことを強要したり、また、打たない人を仲間外れにしたりすることです。ワクチンを「打つ・打たない」は個人の自由です。また打ちたくても打てない方がいることも忘れてはいけませんよね。

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「ワクチン接種は自由」と言いながら、行政が行う「旅行割引キャンペーン」は「ワクチン3回接種照明、または陰性証明」が必要ですよね。つまり、3回ワクチンを打った人は「陰性証明」を優遇するキャンペーンです。ワクチン接種を促しているわけですが、これもワクチンハラスメント?

ドラゴンボールハラスメント(ドラハラ?)

上司や先輩などが後輩などに対して「ドラゴンボールを知らないなんて信じられない!」などと言って、知らない事を馬鹿にする事を「ドラゴンボールハラスメント」と言います。また、逆にドラゴンボールのことを「何が面白いの(面白くないじゃん)」などと否定することもドラゴンボールハラスメントに当たります。

「そんなこと言ったらドラゴンボールだけじゃないのでは・・・」と思った方、その通りです。このドラゴンボール以外にも「ワンピースハラスメント」や「鬼滅の刃ハラスメント」など。漫画以外にも「ジャニーズハラスメント」などがあります。

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知っている人たちが知らない人を馬鹿にする(知らない人に対してマウントを取る)ことはよくあることですよね。
私が小学校時代、知らないテレビ番組の話をしている同級生に馬鹿にされたことがあります。これも現在ではハラスメントですよね。
また、私の小4の甥が学校で「プリキュア面白いから(妹と)観てる」といったら引かれたとも言っていました。「プリキュアは女の子が観るものだ」という考え方が同級生にもあるのでしょうか?甥はLGBTではないですが、これは違った意味でもハラスメントですよね。

ちなみに性の不一致等に対するハラスメントを「SOGI(ソギ)ハラスメント」といいます。SOGIとはSexual Orientation(性的指向) とGender Identity(性自認)を略した言葉です。

ヌードルハラスメント(ヌーハラ)

この「ヌードルハラスメント」は言葉を知らなくても知っている方が多いと思います。麺類を音を立てて食べることをいいます。

日本人はラーメンや蕎麦などの麺類を食べる時、音を立ててすすりますよね。でもこの音を立てて食べる行為は海外の方、特に西洋の方々にとっては不快に感じるのです。

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ヌードルハラスメントは日本食の特色にあります。日本食は出汁などの香りも味わいますよね。ズルズルすする時に空気(蒸気)も一緒にすすり、香りも一緒に味わうからなのです。

クリスマスハラスメント(クリハラ)

「クリスマスって楽しい日じゃん」って思っている方は知らず知らずの内にクリスマスハラスメントをしているかもしれません。

クリスマス、どう過ごすの?」と人に尋ねることがこのハラスメントなのです。また、クリスマスに向けての街の賑わいや、テレビやラジオから流れてくるクリスマスソングにも「ハラスメント」を感じる方もいます。

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クリスマスソングと言うと山下達郎の「クリスマスイヴ」をよく耳にしますよね?
♪「きっと君は来ない 一人きりのクリスマスイヴ・・・」
寂しい曲ですよね。
また、WAMの「Last Christmas」も「去年のクリスマス、振られたから今年はどうしようか」といった歌詞です。
クリスマスソングって(意外と思うかもしれませんが)悲しい曲がありますよね。

年末年始ハラスメント

お正月休みにどっか行くの?」と尋ねられる。また、旦那の実家に行き、親せきと付き合ったりすることが煩わしい人にとって年末年始はハラスメントですよね。さらに、正月に親類が集まってくる「おもてなしをする家」にも苦痛を感じる方もいらっしゃいます。

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大学時代の教授の地元では「正月三が日、女性陣は働かず男性陣のみですべての家事を行う」といった風習があったと言っていました。この地域の男性陣の中には正月が来るのを苦痛に感じていた方もいたかもしれませんね。

給食ハラスメント(給ハラ)

学校で「給食を残さないように!」という意味で昼休みも完食するまで自分の席にいせることを「給食ハラスメント」と言います。私の頃は普通に行われていたことですが、今ではハラスメントに当たるのです。

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皆さんは給食で苦手なものはありましたか?私はソフト麺が苦手でした。「えーおいしいのに」や「大好きだった」と言う方も多いかと思いますが、麺をスープに混ぜると吐き気がしてきて苦手でした。そこで私があみ出したのが「麺とスープを別々に食べる」といった方法です。なぜかこうすると吐き気が出ませんでした。苦い思い出です。
でも給食ハラスメント、実際のところ本人の栄養のためにもいいことに思うのは私だけでしょうか?また、フードロス対策にもつながりますし。

花粉症ハラスメント

春先や秋口、花粉症に悩んでいる方も多いかと思います。そんな方に対するハラスメントです。例えば
花粉症なんか気のせいだよ」「気の持ちようだ」と言う。
「服の花粉を払ってから入ってきて」と言っているのにそのまま部屋に入ってくる。
などが花粉症ハラスメントに当たります。

最後に

今回は一風変わったハラスメントを10種類お話ししました。冒頭にもお伝えしましたが「ハラスメント」と名前がつくものは100を超えるともいわれています。どれも「どれだけ相手のことを考えられるか」だと思います。

また、どこまでがハラスメントなのか?もしかしたら「ハラスメント」という名の下でも「相手に対する甘えなのかもしれない」ものもあるのかもしれません。「ハラスメント」という言葉の使い方、乱用にも気を付けなければとも思っています。

私はまだパワハラが世の中に出始めのころ、当時していた習い事の先生がちょっかいを出してきたので「パワハラだ!」と冗談ぽく言ったことがあります。

その先生はまだ「パワハラ」を知らなかったようで「セクハラ?そんなことするわけがないじゃん」と聞き間違えていました。後日「パワハラ」を調べたらしく、会った時に「誰がパワハラだって!」と言われてしまいました。

ハラスメントを受けた、してしまったという方はかなり多いのではないでしょうか?

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