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実は日本発祥じゃない食べ物をご紹介!日本食を代表するお寿司は東南アジア発祥の食べ物だった!

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みなさんは日本食で何が好きですか?お寿司や天ぷら、ラーメンなど日本を代表するおいしい食べ物はたくさんありますよね。その日本食だと思っていた食べ物が、実は日本発祥じゃないと知ったら驚くことでしょう。今日は実は日本発祥じゃない意外な食べ物をご紹介します。

今では日本食を代表する「お寿司」や「天ぷら」「ラーメン」も実は日本発祥の食べ物ではありません!一体どこの国から、どのようにして日本に伝わったのでしょう?また、豆腐も日本では昔から存在する食べ物ですが、実は外国からやってきました。知れば誰かに教えたくなる記事になっています!ぜひ、最後まで読んでみてくださいね。

お寿司

お寿司の起源は東南アジアの熟鮓(なれずし)だといわれています。熟鮓は今のようなお寿司ではなく、米粒がどろどろになるまで発酵させた発酵食品でした。当時、山の近くに住んでいた人たちが、貴重だった魚を長期保存できるように考えたものです。

日本で熟鮓は奈良時代のころに伝わりました。この当時のお寿司は甘酢で味付けをしたごはんに川魚を乗せ、一晩寝かせて作られていました。また、貴族しか食べられない食べ物でもありました。

今現在のような握り寿司が登場したのは、江戸時代の末期のこと。東京湾でとれた魚介類などを使ってお寿司を握ったことから「江戸前寿司」と呼ばれるようになりました。

天ぷら

日本に天ぷらがやってきたのは室町時代のことでポルトガルからやってきました。当時の日本では油がとても貴重なものであったため、油を大量に使う天ぷらは高級品でした。庶民でも食べられるようになったのは、江戸時代のことです。

このころになると菜種油の製造が盛んになり、屋台でも天ぷらを食べられるようになりました。当時の屋台の天ぷらは串に刺さって提供されていて、手が汚れないように工夫をされていました。

みき

「天ぷら」という名前が付いたのはポルトガル語で「四季の斎日」と言う意味を持つ「テンポラ」。料理、調味料を意味するポルトガル語の「テンペロ」。スペイン語で寺を意味する「テンプロ」という説があります。

ハンバーグ

子供から大人まで大好きなハンバーグも日本食ではありません。元々は18世紀のドイツ・ハンブルグで作られた料理です。生肉をみじん切りにして焼いたものがレストランでの人気の料理でした。

これがドイツ系の移民によって「ハンブルグ風ステーキ」とアメリカへ伝わります。日本では明治時代にはすでにレストランで提供されていたという記録が残っており「ジャーマンボール」や「ミンチボール」という名前で提供されていました。

コロッケ

コロッケの起源は「クロケット」で、明治時代の中ごろにフランスからやってきました。クロケットはホワイトソースのコロッケなのですが、日本人に合うようにじゃがいもに変えたことで人気になりました。

豆腐

豆腐は中国発祥の食べ物です。日本には奈良時代に伝わりました。それまでは高級品とされ、庶民が食べられるようになったのは江戸時代のころでした。

みき

豆腐に「腐」という字が付くのは、中国語で「ぶよぶよした」という意味があるからです。

ラーメン

ラーメンが嫌いな人はいないのではないでしょうか?みんなが大好きなラーメンは中国が発祥の食べ物です。今では日本食を代表する食べ物でもあり、英語でも「ramen」と書きます。日本では江戸時代にラーメンが紹介され、初めてラーメンを食べたのは徳川光圀(みつくに)といわれています。

餃子(ぎょうざ)

日本に餃子がやってきたのは1945年以降のことだといわれています。戦争で中国の満州に渡っていた日本兵が帰国し、満州で食べた餃子を日本でも作って食べるようになったのが始まりとされています。ところが餃子に似た食べ物は中国以外にもあるのです。

紀元前3000年ごろのメソポタミア文明の遺跡からも餃子に似た食べ物が見つかっています。また、日本で餃子といえば焼き餃子が一般的ですが、中国で餃子というと水餃子が一般的です。

肉じゃが

肉じゃがの起源はイギリスにありました。イギリスから伝わったというわけではないのですが、東郷平八郎がイギリス留学をした際に食べた「ビーフシチュー」が起源です。「ビーフシチューが食べたい」と当時の海軍の調理員に伝えるのですが、調理員はビーフシチューを知りません。

ワインなども貴重なものだったためビーフシチューを再現するのに使用できませんでした。「牛肉・じゃがいも・にんじん・たまねぎ」というヒントを頼りに作ったものが「肉じゃが」だったのです。

みき

肉じゃがは間違いからできた食べ物だったのですね。

ポン酢

オランダ語の「ポンス(pons)」が由来のポン酢。元々は特定のアルコールのことや、柑橘類(かんきつ)を意味する言葉です。オランダからやってきたポンスは食前酒でしたが、そのうちにポンスに入っている柑橘類の果汁のことを指すようになります。

「酢」という漢字が使われているのは、お酢のような酸味があったからだといわれています。ポンスはインドのサンスクリット語で「5」を意味する「パンチャ」が由来です。パンチャは紅茶、砂糖、レモン汁などの5種類の材料で作られた胃腸薬でした。

まとめ

日本発祥じゃない食べ物についてはいかがでしたか?意外なものがたくさんあったのではないでしょうか?日本食を代表するお寿司や天ぷらが外国からやってきたのは驚きますよね。日本の食文化は今も外国から入ってきて、日本のアレンジをして進化しています。

これからも日本食文化は変わっていくのでしょう!みなさんはどんな日本食が好きですか?でも、その日本食は実は外国からやってきた食べ物かもしれません。ぜひ、あなたの好きな日本食について調べてみてくださいね。

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みき
趣味は毎週の競馬と月1の乗馬(外乗)。女性ならではの視点からユニークな雑学を多数執筆。