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世界にある面白い国の名前10選!知られざる国名に込められた意味を解説

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今はネットで世界中の国を知ることが簡単です。あまり知らない国も簡単に見つけることが可能なので、訪れてみたい国もあるかと思います。歴史や地形が由来の国も多く、国名の意味を調べると面白い意味になる国も多いです。

多くの国は歴史や地形が名前の由来になります。特殊な例として、歴史や地形と関係ない国があることご存じでしょうか?それが日本です。一度も他国の植民地になったことがない日本は自分たちが言い出したのが由来だと言われます。

銀が採掘できる国や大河など歴史や地形が関係する国名もあれば、何もない地など意味不明の国名もあります。

国名の由来は歴史や地形など決まりますが、日本のように意味不明の国があるのも事実。この記事では、世界にある面白い国の名前について10選紹介します。

南米

南米大陸は過去にスペインやポルトガルといったヨーロッパ諸国の植民地だった国が多く存在します。スペイン語やポルトガル語が国名のルーツという国が多いのが特徴です。ここではアルゼンチンとブラジル2か国について説明します。

アルゼンチン共和国

アルゼンチン共和国はラテン語で「銀共和国」という意味。銀共和国と呼ばれた由来は、当時この地を侵略してきたスペイン人が「この地には銀脈がある」と信じていたからです。

ブラジル

ブラジルはポルトガル語で「※スオウの木」という意味。16世紀から17世紀にブラジル到着したポルトガル人が、スオウの木を盛んに伐採したのが理由だと言われます。

※スオウの木とは、マメ科ジャケツイバラの小高木。木の中心から赤色の染料が取れ、衣類の染料として使われます。

アフリカ

アフリカは地形が由来の国が多いのが特徴です。中には歴史がルーツの国名もあります。ここではマリ共和国とナイビア共和国について説明します。

マリ共和国

マリ共和国はバンハラ語で「カバ」という意味。直訳するとカバ共和国です。これだけだとカバの国ですが、由来はかつてこの地で繁栄した「マソ帝国」にあやかって名付けたと言われます。

ナミビア共和国

ナミビア共和国はコイナン語で「何もない土地」という意味。直訳すると何もない土地の共和国になります。何もない土地と言われるナミビア共和国ですが鉱業が盛んな国です。

あきら

何もない土地という意味のナミビアですが、中心鉱業はダイヤモンドとウランです。

アジア

アジアの場合、地形とかつて繁栄した文明が名前の由来にしている国が多い地域と言えます。面積が広いアジアなので全てを紹介できませんが、ここではインド共和国とイラクについて説明します。

インド共和国

インド共和国はサンスクリット語で「大河」という意味。インドに流れる大河といえばインダス川です。直訳すると大河共和国になります。インドは世界人口NO1の国。今後の経済発展が期待できる国ですが、インダス川と共に存在するのは変わりません。

イラク共和国

イラク共和国の由来は「湿地」。かつてこの地には、メソポタミア文明が発展し、チグリス川とユーフラテス川に育まれてきた歴史があります。イラクは原油埋蔵国で世界NO3の国。この地下資源を巡って近隣諸国と争いが絶えないのもイラクです。

あきら

イラクといえばサッカーが強い国として有名。何度も日本代表を苦しめた国です。

北中米カリブ海

北中米カリブ海の国々も南米と同じく、かつてヨーロッパ各国の植民地だった歴史があります。名前もスペイン語など宗主国が由来の国もあれば、地形が由来の国もあるのが特徴です。ここではホンジュラスとドミニカについて説明します。

 ホンジュラス

ホンジュラスはスペイン語で「深い」という意味。この地を発見したコロンブスが、この地に初めて碇を下ろそうといたが、海底まで届かなかったのが由来です。深いとは海底までの距離のことを指しているようですが、なぜ国名として残っているのかが不明だと言えます。

ドミニカ共和国

ドミニカ共和国はスペイン語で「安息日」という意味。由来はスペインがこの地を入植した日がカトリック暦の「聖なる安息日」だったからです。偶然なのかは不明ですが、違う日だったらドミニカ共和国ではなく、違う国名になっていた可能性があります。

あきら

ドミニカ共和国は野球が強い国として有名。何人ものメジャーリーガーが誕生している国です。

番外編

歴史的背景や地形が名前の由来とする国が多い一方、どれにも当てはまらない国もあります。こうした国は国名が決まる経緯こそ名前の由来です。該当する国として、オーストラリアと日本が挙げられます。

時代背景の影響を受けたオーストラリア

オーストリアはラテン語で「南の大陸」という意味。現在も南半球に位置するオーストラリアですが、発見当時は南極を中心に南半球を占めると信じられていた時代です。当時のヨーロッパ諸国は、南半球は未知の領域。そこに未知の巨大な大陸を発見したときの人々は何を思ったのかが想像できます。

自分で主張した日本

日本の由来は、自分たちが名乗ったからです。日本は世界でも有数の植民地になった歴史をもたない国。その影響もあり、自分たちで名乗っても国際問題に発展しなかった特殊な事例だと言えます。

あきら

日本は歴史上、一度も植民地になっていないからこそ、自分たちで国名を決めることが出来た特殊な国です。

さいごに

国の名前には歴史的な意味植民地時代の呼ばれ方など経緯は違います。例外として、日本のように自分が呼んでいたのがそのまま国名になったケースも。国名の意味は面白くても、由来には深い意味があるので、気になる国名を見つけたなら、由来も調べてみるのはいかがでしょう。

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あきら
趣味:ギター演奏や自身の演奏動画を編集すること。休日はカフェでゆっくり本などを読んで過ごす。だれもが親しみやすい雑学をお届けします。