あなたは、車いすテニスの小田凱人(おだときと)選手を知っていますか?弱冠18歳(2024年5月時点)ながら、プロとして世界で活躍している車いすテニスプレーヤーです。2024年はパリパラリンピックが行われます。小田選手は、金メダル候補として有力視される存在です。
この記事では、小田選手の経歴や家族構成を紹介します。また、小田選手は以前テレビ番組に出演した際に、イケメンと話題になりました。小田選手のどんなところがイケメンと称されたのかも記事で紹介します。記事を読むと、小田選手の来歴や人気の秘密を知ることができます。
パリパラリンピックで活躍が期待される小田選手のプロフィールに興味のある方はぜひお読みください。
目次
小田凱人選手の経歴
サッカー選手を目指した小学生時代
小田選手は2006年生まれで愛知県一宮市出身です。小学生の頃は、少年サッカーに打ち込んでいました。「プロ選手」と聞いて思い浮かべるのは、サッカーの本田圭佑とリオネル・メッシだとのことです。特に本田圭佑のメンタリティを参考にしていると語っています。
病気の発症~車いすテニスを始めるまで
小田選手はサッカー選手を目指す最中の9歳の時に骨肉腫(骨の癌)を患います。左足の股関節と大腿骨の一部を切り取り、人工関節に変える手術を受けました。この手術により、小田選手のサッカー選手への道は閉ざされたのです。
その後、小田選手はある選手のプレーを映像で見たことで、車いすテニスプレーヤーを目指すことになります。その選手が、長らく世界の車いすテニス界を牽引したレジェンド国枝慎吾さんです。小田選手曰く「一番びびっときた」のがテニスだったとのことです。
パラスポーツを始めたのは、主治医の勧めもありました。
車いすテニスでの躍進
地元で指導を受けた小田選手は、競技を始めてわずか6年後に史上最年少14歳11ヶ月でジュニア世界1位になります。そして15歳の時には国内史上最年少で岐阜インターナショナルテニスクラブ所属のプロ選手となりました。
16歳になった小田選手はさらなる躍進を遂げます。2022年10月から開催された年間上位者8人で行われるツアー最終戦を、なんと史上最年少で優勝したのです。続く2023年にはグランドスラムのうち全仏オープン、ウィンブルドンで初優勝します。同年に史上最年少で世界ランキング1位になりました。
車いすテニスの代表選手へ
小田選手は、2023年のグランドスラム連覇の後、続く全米オープンでは何と1回戦で敗退してしまいます。しかし、その翌月に中国で開催されたアジアパラ大会で優勝し、パリパラリンピックの出場権を手にしました。2024年はグランドスラムの初戦である全豪オープンで優勝しています。
小田選手の持っている実力を発揮して、パリパラリンピックで活躍することが期待されます。
逆境をものともしないメンタリティの強さが分かりますね。
小田選手の家族構成
小田選手は5人家族
小田選手はご両親とお姉さん、弟さんの5人家族です。そのうち、小田選手のインタビューや取材で登場したことのあるお父さんと弟さんについて、エピソードを紹介します。小田選手の躍進にはご家族の存在が欠かせなかったと感じさせられます。
両親との関係
小田選手は、お父さんのギターを借りて、コロナ渦の間に何曲か弾けるようになったとインタビューで答えています。また、小田選手はテニスの試合が終わるとラケットをギターに見立ててギターを弾くポーズを見せることがあります。パリパラリンピックでもギターをかき鳴らす小田選手が見られることを期待せずにはいられません。
お母さんについては、どんな方なのか情報はありませんでした。
パリパラリンピックでどんな言葉を残すのかも注目です。
姉弟との関係
弟さんはお兄さんと同じくサッカー少年で、お兄さんと同時に表彰されたことがあります。
所属チームが全国優勝したことによる表彰です。弟さんもアスリートとして大成するのでしょうか?
お姉さんについては、どんな方なのか情報はありませんでした。
弟さんにとって小田選手は自慢の兄だそうです。
小田選手はイケメンで人気?
スポーツニュースで話題に
小田選手が世界で活躍するにつれ、テレビで取材を受ける機会が増えました。そこで、自信に満ち溢れたインタビューが流れ、「あのイケメンは誰だ?」と世間から注目を得るようになります。小田選手の自信に満ちた受け答えは、プロ選手として意識していた本田圭佑さんの姿になぞらえているそうです。
「2023年は僕にとってはただの予兆であって、勝負は2024年だと思っているので頑張りたい。」という小田選手の言葉に、パリパラリンピックでの活躍の期待が膨らみます。
爽やかな笑顔
小田選手は、感情豊かで勝利を勝ち取ったときの笑顔がとても印象的です。年相応にも大人びた姿にも見えるのが魅力的と言えます。サイドを刈り上げた短髪でさわやかなルックスと、はにかんだ笑顔は見た人をファンにさせてしまう魅力があります。小田選手はまだ18歳で、これからさらに成長し大人になっていきます。
今後どのような青年になっていくのでしょうか?とても楽しみですね。日本を牽引するアスリートの一人として笑顔満開で活躍することを期待せずにはいられません。
パラリンピックでも歓喜の笑顔が見たいですね。
懸命にプレーする姿
小田選手は、車いすテニスをパラスポーツの一つではなく、スポーツとしての魅力があると言います。かっこいいスポーツだと言い切ります。小田選手が、病床で「一番かっこいいから」と選んだ車いすテニス。人気スポーツとして普及させたいと思いを込めてプレーする姿は観客の胸を打ちます。
車いすテニスは、国民栄誉賞を受賞した國枝慎吾さんが長年牽引してきました。國枝さんが引退した今、小田選手の活躍に期待が寄せられています。
小田選手の自信にあふれた姿とパワフルなプレースタイルがかっこいいです。
さいごに
この記事では車いすテニスのプロ選手である小田凱人選手を紹介しました。小学生で大病を患い車いす生活になった小田選手は、車いすテニスに出会い、懸命に練習を積み重ねて世界のトップに立ちました。その道のりには家族の支えがありました。2024年はパリでパラリンピックが開催されます。小田選手の活躍を期待しましょう。
小田選手はさわやかなルックスと明るい性格でイケメンと称されています。今後ますます人気に火がついていくのではないでしょうか?