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かっこいいプロレス技をジャンル別に紹介!絶対に真似してはいけません!

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あなたはプロレスの試合を観たことがありますか?会場はもちろんのこと、BS放送やAbemaTVなどで観ることができます。では、プロレスの見どころとは何でしょう?一つは、かっこいいプロレス技の応酬です。プロレスラーはそれぞれ自分の得意技・必殺技を持っています。

この記事では、プロレスファン歴30年の筆者が、新旧織り交ぜてかっこいいプロレス技を紹介します。記事を読むことで、プロレスに興味を持ってもらえれば幸いです。しかし、プロレス技は心身を鍛え抜いたレスラーだからこそ使えるものですし、受けられるものです。間違っても、家で真似をしないようにしましょう。

かっこいいプロレス技:投げ技

ジャーマンスープレックスホールド:初代タイガーマスク

相手の背後に回り、胴を抱えて後方にブリッジして投げる技です。ジャーマンスープレックスを使う選手は数多くいます。しかし、初代タイガーマスクが繰り出すジャーマンスープレックスホールドは、美しさが群を抜いていました。相手を高く持ち上げ、マットに叩きつけた時のブリッジがとてもしなやかで見栄え抜群でした。

はち

デビュー戦でダイナマイト・キッドを破った時の映像は衝撃的でした。

ノーザンライトボム:北斗晶

全日本女子プロレスで活躍した北斗晶が編み出した技です。相手を逆さまに抱きかかえて飛び上がり、相手の頭をマットに脳天から叩きつけます。首を抱えられているため、相手は受け身が取れず大ダメージを受けます。デンジャラスクイーンの異名を持つ北斗晶を象徴する技です。

北斗は東京ドームでの引退試合で、巨漢のアジャ・コング相手にノーザンライトボム三連発で勝利しました。

はち

北斗はとてもオーラがある選手で、細い体にも関わらず大きなレスラーを倒す姿が印象的でした。

デスティーノ:内藤哲也

新日本プロレスの人気選手である内藤哲也の必殺技です。相手の背後から頭に腕を回し、相手の腕を使って逆のぼりしながら脳天をマットに杭打ちにするというダイナミックな技です。横に回りながら繰り出す旋回式デスティーノなど、変形のデスティーノもあります。

はち

デスティーノとはスペイン語で「宿命、運命」という意味のスペイン語です。

シャットダウン・スープレックス・ホールド:宮原健斗

全日本プロレスの宮原健斗の必殺技です。ジャーマンスープレックスの要領で相手の背中に回り込みます。そして、相手の両腕と胴体を抱え込み、後方へ投げます。持ち上げたあと、一度動作を止めるのが特徴です。宮原はテクニックとパワーを駆使して、自分より大きい選手でも構わずに投げ切ります。

はち

見栄えのする技で、会場は大盛り上がりになります!

かっこいいプロレス技:打撃

袈裟斬りチョップ(けさぎりチョップ):橋本真也

新日本プロレスなどで活躍した“破壊王”橋本真也の得意技です。相手の肩口に手刀を叩きつけて大ダメージを与えます。橋本は”爆殺シューター”という異名も持ち、キックが得意でした。しかし、袈裟斬りチョップは試合の要所で繰り出され破壊力が抜群なため印象的な技です。

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橋本は巨漢レスラーですが、動きが素早いため相手は技を避けられませんでした。

ボマイェ(キンシャサ):中邑真輔(なかむらしんすけ)

新日本プロレス・WWE(アメリカのプロレス団体)で活躍する中邑真輔の必殺技です。助走をつけて相手の顔面に食らわせます。中邑は、リング上でクネクネした動きをするのが特徴の1つです。そして、ボマイェを放つ直前は”滾る(たぎる)”状態になりロープに手を掛けてエビ反りポーズを取ります。

新日本プロレス在籍時はボマイェという名称でしたが、WWE移籍後はキンシャサという名称になりました。

はち

独特のくねりと滾りからのボマイェはとても絵になり、これぞプロレスといえる技です。」

レインメーカー:オカダ・カズチカ

新日本プロレスの”レインメーカー”オカダ・カズチカの必殺技です。まず、相手の背後に回り込み片腕の手首をつかみます。掴んだ手首を引っ張り相手が自分の正面に来たタイミングで、のど元に自分の腕を叩きつけます。

この技を決められて立ち上がる選手はほとんどおらず、オカダの試合はレインメーカーを食らうか食らわないかの攻防が見ものとなります。

はち

まさしくオカダ・カズチカの代名詞と言える技です。

かっこいいプロレス技:飛び技

フランケンシュタイナー:スコット・スタイナー

アメリカ人プロレスラーのスコット・スタイナーが開発した技です。最初に、飛び上がり相手の首を両足で挟み、自分が後ろ周りに勢いよく回転します。相手は首を挟まれているので、そのまま頭をマットに叩きつけられ大ダメージを負います。フランケンシュタイナーは数々の選手に使われる人気技の1つです。

はち

武藤敬司や獣神サンダーライガーなどの名選手も使用する技です!

ハイフライフロー:棚橋弘至

新日本プロレスの”100年に1人の逸材”棚橋弘至の必殺技です。コーナーポストに上り、ダウンしている相手に向かって飛びます。空中で一度屈伸運動を加えるのが特徴です。仰向けに倒れている選手に使う場合には、そのままフォール(※)します。うつ伏せや立っている選手に放つこともあります。

※フォール:相手を抑え込むこと。3カウントで勝利となる。

はち

棚橋は一度落ち込んだプロレス人気を盛り返した立役者です!

ムーンサルトプレス:武藤敬司

新日本プロレス・全日本プロレスなど多くの団体で活躍し、本場アメリカでも人気のある武藤敬司の代名詞がムーンサルトプレスです。コーナーポストに後ろ向きに上り、ダウンしている選手に後方宙返りして体を叩きつけます。

現在では多くの選手がムーンサルトプレスを使いますが、武藤を超える使い手はなかなかいません。仕掛けるまでの動き・スピード・威力は武藤が1番です。

はち

日本を代表するプロレスラーの必殺技です。

さいごに

プロレス観戦の醍醐味の1つは、色々な技の応酬が見られることです。選手それぞれが特徴的な技を持っています。追い込まれた選手が必殺技を繰り出して一発逆転したり、技を食らわないように防いだり、試合は目まぐるしく展開します。選手の数だけ技があり、印象に残るプロレス技は数えきれないです。

プロレスは独特の緊張感、高揚感を得られる他に類を見ないエンターテイメントです。ぜひ、一度プロレスの試合を観てみてはいかがでしょうか?

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はち
趣味は音楽鑑賞、新聞に掲載されているパズルを解くこと。身近なものから専門的な雑学まで幅広く執筆。