みなさん「うまい棒」はお好きですか?まさに国民的お菓子ですよね。うまい棒を知っている方は多いかと思いますが、そっくりな名前で「うまか棒」という物があります。その違いは何でしょうか?
うまか棒は2019年の秋に製造を終了しているので、今の若い方はご存知ない方もいらっしゃると思います。
この記事では「うまか棒」「うまい棒」それぞれの人気の理由・違い・歴史について徹底解説していきます。国民的お菓子うまい棒の商品名はうまか棒が深く関係していました。その理由について詳しく後ほどお話ししていきます。この記事の最後には「うまい棒」に関する豆知識もご紹介しています。
目次
うまか棒とは

うまか棒とは1979年(昭和54年)年に明治乳業(現 明治)から九州地方限定で販売が開始されたラクトアイスのことです。
アイスについては過去にこちらの記事で詳しく説明しています。
歴史
うまか棒は上記でお話ししたように、1979年(昭和54年)年に明治乳業(現 明治)から九州地方限定で販売が始まりました。販売当時の値段は1本50円で当たりくじ付きとして販売され、九州地方だけではなく日本全国で大人気の商品となります。
現在
うまか棒は2019年の秋に製造・販売が終了し約40年の歴史に幕を閉じました。2023年春に大手コンビニチェーン、ファミリーマートにて数量限定で復刻を果たしています。現在は数量限定ということで販売はされていません。
2018年にセブンイレブンが【2万店達成記念】として限定商品を販売しています。
うまい棒とは


うまい棒とは1979年(昭和54年)に販売が開始された棒の形をしたスナック菓子のことです。
歴史
1979年7月に販売が開始された、うまい棒の当時の販売価格は1本10円でした。1本10円は2022年の値上げ前の約42年間維持してきた価格です。
しかし、2022年春の出荷分から12円に値上げされました。うまい棒は味の種類も豊富としられ、販売から現在まで60以上の種類の味を販売しています。
現在
現在のうまい棒の値段は12円です。味の種類は定番商品で15種類にものぼります。詳しくは販売元企業「やおきん」の公式HPをご覧ください。定番商品以外にも地域限定商品や、大容量パックなども販売しています。
みなさんの好きなうまい棒の味は何ですか?わたしは関西限定の「関西お好み焼きソース味」が好きです。
うまか棒とうまい棒が人気の理由


うまか棒とうまい棒の人気の理由をご紹介します。
うまか棒
うまか棒の一番に人気の理由は「王道な味」ということです。バニラアイスをナッツが含まれているチョコレートでコーティングしているシンプルで王道な味だからこそ、年齢や性別問わず好まれていました。
うまい棒
うまい棒人気の理由は「味の種類」が豊富だということです。味の種類が豊富で、飽きないからこそ年齢や世代問わず愛されているのです。また物価高の現代でも企業努力から1本12円という価格で販売されていることから、小さいお子様でも手に取りやすく人気を維持しています。
うまか棒とうまい棒の違い


うまか棒とうまい棒の違いをご紹介します。
うまか棒はアイス・うまい棒は駄菓子
上記でも説明しましたが、うまか棒はアイス・うまい棒はスナック菓子になります。大きな違いはそこが1番ですがその他にも細かい違いもあるのでそちらもご紹介します。
製造・販売会社
うまか棒は大手メーカー「明治」が販売していました。うまい棒は「やおきん」という会社が製造・販売しています。
「やおきん」はうまい棒の他にも「キャベツ太郎」や「蒲焼さん」など誰でも1度は耳にしたことや、口にしたことがある駄菓子を製造・販売している会社です。
やおきんは定番の駄菓子だけではなく、新商品の駄菓子の開発・販売も行っています。
販売当初の値段
うまか棒の販売当初の値段は1本50円です。それに対して、うまい棒は1本10円で販売されていました。
うまい棒の商品名はうまか棒が深く関係している


冒頭でお話しした「うまい棒の商品名はうまか棒が深く関係」というのは、先に販売を開始したうまか棒の商品名にうまい棒が便乗して付けられたことです。
販売を開始した年は同じですが、うまか棒は春に対してうまい棒は夏と、うまか棒の方が少し販売時期が早いことからこのようにいわれています。
今お話ししたのは、諸説ある中の一説に過ぎないため、真相は不明です。
まとめ
いかがでしたか?最後に1つうまい棒に関する豆知識をご紹介します。みなさん、うまい棒のパッケージに描かれているキャラクターの名前をご存知ですか?キャラクターの名前は「うまえもん」といいます。ほかにも「うまえもん」には妹の「うまみ」や謎の部員「ウマイケル」というキャラクターもいます。
うまい棒を食べたくなりますよね。うまか棒の復刻も筆者は願っています。最後までお読みいただきありがとうございました。