みなさん野球を球場やテレビで見たことはありますか?私は野球観戦が趣味でよく球場に足を運びます。しかし野球はルールや多く難しいと思われる方もいるのではないでしょうか?この記事では野球のルールや知識がない方でも分かりやすく、誰にでも話せる野球の雑学を8つご紹介します。
また、野球観戦が趣味の筆者がオススメする野球の本も3冊ご紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。野球の知識やルールを知らない方でも分かりやすく、誰かに話したい雑学があります。最後までお読みいただけたら嬉しいです。
目次
プロ野球の雑学

プロ野球の雑学を4つご紹介します。
エースナンバーは球団によって違う
プロ野球のエースナンバーといえば「18」です。多くの球団が「18」となっていますが、セ・リーグでは中日ドラゴンズが「20」。東京ヤクルトスワローズと横浜DeNAベイスターズが「17」となっています。
パ・リーグでは福岡ソフトバンクホークスが「21」。北海道日本ハムファイターズが「11」。それ以外の球団は「18」です。
理由
エースナンバーが中日ドラゴンズは「20」。東京ヤクルトスワローズと横浜DeNAベイスターズが「17」となっている理由はエースナンバーを付けている選手が偉大な選手ばかりだからです。パ・リーグの球団もセ・リーグと同じ理由になります。
北海道日本ハムファイターズでは、ダルビッシュ有投手と大谷翔平選手が背番号「11」を付けていました。
選手がガムを噛んでいる理由
野球選手が試合中ガムを噛んでいる姿を見かけます。ガムを噛んでいる理由は以下になります。
集中力の持続
ガムを噛んでいることで脳に血液を送ることができ集中力が持続できます。科学的にも証明されているのです。
平常心を取り戻す
野球では一つの小さいミスで得点されたり、相手チームのペースになったりします。野球選手に限らず、人は誰しもミスをすると焦りがでるものです。ガムを噛むことによって平常心を取り戻すことができるのです。
選手の目の下に付けている黒い「アイ・ブラック」は高校野球では使用禁止?
日本の野球選手やアメリカメジャーリーグの選手が目の下に付けている黒い物。「アイ・ブラック」と呼ばれている物で、太陽光や照明の眩しさを軽減してくれる効果があります。
しかし高校球児がアイ・ブラックを付けている姿は見かけません。高野連(正式名称 日本高等学校野球連盟)では明確な規則はなく、アイ・ブラックを使用しても規則上問題はありません。高校野球ではアイ・ブラックを使用している歴史がなく「暗黙の了解」で高校球児たちは使用をしていないのです。
ユニフォームのルール
野球選手が着用しているユニフォームは明確なルールがあります。まず大前提としてチーム内では同じユニフォームを着用しなければなりません。その他にも以下のようなルールがあります。
- チーム内では同じユニフォームを着用していない選手は試合に出られない。
- ユニフォームから見えるアンダーウエアは同一色でなければならない。
- ユニフォームの背番号の大きさは15.2cm(6インチ)以上。
- 野球ボールを連想させたり、かたどったりするような模様は禁止。
など「公認野球規則」という規則で定められています。
千葉ロッテマリーンズでは選手一人一人に合った「プロフェッショナルガム」が提供されています。
高校野球の雑学

高校野球の雑学を4つご紹介します。
甲子園のスタンドだけ「アルプススタンド」と呼ばれる理由
高校野球の聖地「甲子園」では「アルプススタンド」と呼ばれるスタンドがあります。他の球場ではそのように呼ばれません。アルプススタンドは甲子園の内野席と外野席の間に位置しています。
諸説ありますが漫画家の岡本一平氏が「ソノスタンドハマタ素敵ニ高ク見エル、アルプススタンドダ、上ノ方ニハ万年雪ガアリサウダ」という一文を漫画と共に朝日新聞社に送ったことが由来だとされています。その後、朝日新聞で「アルプススタンド」と表すようになり「アルプススタンド」が全国で定着しました。
プロ野球では適用されない「コールド・ゲーム」とは
「コールド・ゲーム」プロ野球では適用されていませんが、高校野球の地方大会などで適用されているルールです。「コールド・ゲーム」のルールは以下になります。
- 5回終了までに10点差
- 7回終了までに7点差
の試合が得点差によるコールド・ゲームになります。得点差によるコールド・ゲーム以外にも雨天によるコールド・ゲームなどもあります。
甲子園の土を持ち帰る理由
甲子園では負けた学校が甲子園球場の土を持ち帰るという伝統があります。甲子園の土を持ち帰る1番大きな理由は「記念」です。甲子園は高校球児が誰でも憧れる夢の舞台です。土を持ち帰ることによって「その場所でプレーができた」という記念の証となり、将来への自信にも繋がります。
「0-122」の試合があった
高校野球では「0-122」という100点差以上がついた試合があります。1998年の高校野球夏の青森大会の試合です。深浦高-東奥義塾高の試合です。大敗した深浦高校は歴史的大敗として大きくメディアでも取り上げられました。
この点差が付いても、試合終了まで諦めなかった選手たちは素晴らしいです!
野球女子オススメの野球本

冒頭でもお話ししたように、わたしの趣味は野球観戦です。そんな筆者(女性)がオススメする野球本をご紹介します。
世界一のベンチで起きたこと – 2023WBCで奔走したコーチの話
この本はWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)で優勝した侍ジャパンの選手の話でもなく、監督の話でもなくコーチの話です。メディアで取り上げられているのは監督や選手です。選手や監督とは違った目線から書いた本はとても面白いです。
公認野球規則 2023 Official Baseball Rules
日本プロフェッショナル野球組織・全日本野球協会が編集した公式のルールブックになります。2023年の最新版なので、今から野球を始める方にも分かりやすい本です。
撓まず 屈せず 挫折を力に変える方程式 (扶桑社新書)
広島東洋カープの現監督・新井貴裕氏が執筆した本です。野球ファンだけではなく、誰でも勇気づけられる本です。
まとめ
いかがでしたか?みなさんが面白いと思うような雑学はありましたか?この記事を読んで、野球に興味を持ったり、話の小ネタにしたいと思ったりして頂けたら嬉しいです。最後までお読みいただきありがとうございました