冬でもアイスを食べたいという人が98%以上もいることをご存知でしょうか?アイスといえば夏のイメージが強いですが、実は冬もアイスの人気が高いです。しかし、寒い冬にこれだけアイスが売れる理由はどこにあるのでしょうか?そこでこの記事では、
- 冬にアイスが売れる理由って何?
- 寒い時期に食べたくなるアイスってどんなアイス?
- 冬に食べるアイスの魅力
について、フードコーディネーターの私が徹底解説します。この記事を読めば、冬にアイスが売れる理由が分かりますし、寒い冬のアイスの魅力がよく分かると思います。とても簡単な理由で分かりやすくまとめたので、ぜひ最後まで読んでみてください。
目次
冬にアイスを食べる人は98%以上!冬にアイスが売れる理由は温度!
大手アイスメーカーが20代~60代の男女を対象に、「冬でもアイスが食べたいですか」という質問に98%以上の人が「はい」と答えました。冬でもアイスが売れる理由は、冬だからこその生活環境にあります。まずは、冬にアイスが売れる理由についてみていきましょう。
部屋が暖房によって暖かいから
まず1つ目の理由は、部屋が暖房によって暖かいからです。寒い冬は暖房をつけて部屋を暖かくしますよね。そうすることで、寒い日でも暖かい部屋でゆっくりアイスを楽しめます。また、冬の寒い時期にこたつに入って食べるアイスが格別という意見も。こういった理由は夏のアイスには無い最大の魅力ともいえますね。
こたつに入って食べるアイスは最高の贅沢です!
溶けにくいから
2つ目の理由はアイスが溶けにくいからです。単純に冬は気温も低いので、アイスが溶けにくいです。夏にアイスを食べると、溶けたアイスが指に着いたり服を汚したりした経験はありませんか?これが冬だと溶けるスピードも違うので、最後まで美味しく食べられます。
とはいえ、アイスが溶けだす時間は常温で10分くらいです。夏は10分以内、冬は15分以上といわれているので、なるべく早めに食べましょう。また、アイスは溶けると成分が分離して再冷凍すると美味しさが半減します。さらには細菌も繁殖するので、やはり早めに食べるのがおすすめです。
熱いお風呂の後に食べたいから
3つ目の理由は、熱いお風呂に入った後に食べたいからです。冬はお風呂の温度を高くする人もいると思います。そんな暖まった体に冷たいアイスを食べるのが至福という意見もありました。アイスを食べるタイミングで最も多いのが、食後のデザート。それに次いでお風呂上りに食べたい人も多くいます。
ただ、冬はお風呂上りにアイスを食べると急激に体が冷えます。なるべく暖かい恰好で、暖房やこたつを使って食べましょう。また、寝る前にアイスを食べると急激に血糖値が上昇し、肥満の原因にもなります。アイスの食べすぎには十分注意しましょう。
どうしてもカロリーなどが気になる方は、1日の中で最も脂肪燃焼が行われる15時くらいに食べるのがおすすめです。
冬にアイスが売れる理由は味にも関係がある
冬にアイスが売れる理由は、冬ならではの生活環境と温度が関係していました。しかしそれだけではありません。冬に食べたくなるアイスの味にも関係しています。夏とは違うアイスの味とは、どんな魅力があるのでしょうか。ここからは、冬にアイスが売れる理由の味について解説していきます。
濃厚なアイスが人気
冬に食べたくなるアイスは、濃厚なアイスが人気です。アイスには濃厚な順に「アイスクリーム」「アイスミルク」「ラクトアイス」「氷菓」という4種類に分類されます。その中でアイスクリームとアイスミルクはミルク感が強く、濃厚でしっとりとしているのが特徴。ハーゲンダッツやパルム、雪見だいふくが該当します。
一方でスーパーカップやクーリッシュ、ガリガリ君などはラクトアイス、氷菓に分類されて、夏に人気です。シャリシャリした食感で爽快感が強く、ミルク感や濃厚さはありません。
分類してみるとよく分かりますが、冬はしっとりとなめらかで、濃厚なアイスが人気です。冬にアイスが売れるのは、暖かい部屋でコクのある濃厚なアイスを食べる人が多いから、というのが良く分かると思います。
ミルク系のアイスが人気
濃厚でコクのあるアイスといえば、やはりミルク系のアイスです。冬に食べるアイスの味で最も人気があるのはバニラ味。ミルク感も強く、食後のデザートとしても人気です。夏場はソーダやヨーグルト味、マンゴーなどが人気ですが、冬はしっとりミルク系が好まれています。
ミルク系のアイスには、食べた後に気分がリフレッシュする効果や、疲労回復などの幸福度が高くなる傾向にあります。ぜひあなたも暖かい部屋で、濃厚なミルクアイスを食べてみてはどうでしょうか?
その他にも、チョコレートや抹茶のアイスも定番で人気です!
夜食にも最適
冬にアイスが売れる理由として夜食にも最適というのがあります。最近では、「21時にアイス」という、夜に食べるアイス専門店も流行っていますよね。夜ご飯を食べた後のデザートとして食べたり、ドラマを見ながら食べたりと、夜食としての人気も高いです。
実は、夜食にアイスを食べたいという人は70%以上いて、サッと手軽に食べられるのも人気の1つ。特に冬は暖かい鍋などを食べた後に、アイスが欲しくなる人も多くいます。
まとめ
この記事では、冬にアイスが売れる理由について解説してきました。具体的には、
- 暖房で部屋が暖かく、気温が低いので溶けにくいから
- 冬はミルク系のしっとり濃厚なアイスが好まれるから
- 夜食としても人気が高く、夜食べるアイス専門店もある
ということでした。寒い冬だからこそ、こたつに入って美味しいアイスを食べるのは最高の贅沢ですよね。この機会に、冬に食べるお好みのアイスを見つけてみましょう。
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