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高級なバナナを一挙紹介!外国産と国内産では特徴が違います。

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みなさん、バナナはお好きですか?今回はいろいろな高級バナナをご紹介します

普段あなたはどのようなバナナを食べていますか?多くの人はスーパーなどで売っている1房(袋)4本くらい、150円前後の物(以下「普通のバナナ」)を食べている方が多いかと思います。今回はスーパーではなく、インターネットで購入するような高級バナナについて、ブランドごとに特徴をお伝えします。

海外で作られる普通のバナナは標高100mくらいの農園で、約半年で育てられます。これに対して、高級バナナは500~1000mで1年程度時間をかけて栽培されるのです。また国内産の高級バナナは無農薬で皮ごと食べられるものや、絶滅しかかった品種の物が多くあります。

これを読めばみなさんも高級バナナを食べたくなること間違いなし!です。

外国産高級バナナ

天晴れ農園 金の房(フィリピン産)

標高600m以上の高地にある農園で栽培されます。もっちりした触感をもち、果肉もぎっしり詰まっているバナナです。豊富なデンプン質があり、このデンプンが糖分へと変わります。その甘さや、その濃厚さは絶品です。

こだわリッチ(フィリピン産)

農園の環境に配慮しながら作られるバナナです。この農園は土を作るところから始め、水にもこだわり栽培をしています。また、そこに働く人の生活にも配慮したフェアトレードなバナナです。風味豊かな甘さしっかりとした食感を合わせ持っています。

最高峰バナナ(フィリピン・ミンダナオ島産)

農園はミンダナオ島の中でも標高1000m以上という高地にあります。そのため、昼と夜の寒暖差が大きい場所です。このような地域で育ったこのバナナは芳醇(ほうじゅん)で、もっちりした触感が特徴です。

ごほうびバナナ(フィリピン産)

こちらの農園も高原にあり、昼夜の寒暖差がある地域にあります。このような場所で約12か月以上、熟成栽培されるのです。時間をかけてゆっくり熟成させ、バナナが持つ甘みが引き出されます。

ペンギン印バナナ(フィリピン・ミンダナオ島産)

こちらの農園もまた、標高800m付近という高地にあります。低地と比べると日中気温が上がらないため、ゆっくり育ち、美味しいバナナが育ちます。

一般的にバナナは房の中央部の方が1本1本、大きく育ちますが、このペンギン印バナナは中央部の大きなところを厳選したものです。また、14ヶ月かけて育てます。そのためデンプンがゆっくり蓄えられ、濃厚な味になります。

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味は濃厚なのですが、しつこくなく、後味はさっぱりしています。

甘熟王 ゴールドプレミアム(フィリピン産)

みなさん、スーパーなどで「甘熟王」という少しお高めのバナナを目にしたことはありませんか?その甘熟王の中で、極上の美味しさを持ったものが「甘熟王 ゴールドプレミアム」です。

ゴールドエリアというミネラルバランスが良い土。このような、土壌を作るところからこだわった農園でできる最高傑作です。こちらもやはり標高800m以上の高地で、昼夜の寒暖差があるため、15ヶ月かけて育てます。甘さの素となるデンプンがゆっくり増え、美味しくなるのです。

Dole 極撰バナナ(フィリピン産)

こちらは少し低い、標高500m以上の高地で作られるバナナです。500mであっても低い地域と比べると昼夜に寒暖差があります。またこのバナナも1年以上かけて成長させます。そのためデンプンが多く生成され、甘いバナナとなるのです。

国産高級バナナ

森林の里 ひかりバナナ(山口県光市)

無農薬なので皮まで食べられるバナナです。形は(外国の物を「スリムなバナナ」とすると)「ずんぐりむっくり」しています。濃厚な香りを持ったもっちりしたバナナです。皮は苦みやえぐみなどがありません。それどころか食物繊維がたくさん摂れます。

きみさらずバナナ(千葉県木更津市)

こちらも皮ごと食べられます。「黄金の香りのバナナ」とも呼ばれる「グロスミッシェル」という種類のバナナです。この品種、世界の市場では「絶滅したのでは」と思われていましたが、最新の技術で復活、国産化に成功しました。

香りや甘みが強く、粘り気もっているのでねっとりしています。

さぬきドリームバナナ(香川県産)

こちらもグロスミッシェル種のバナナです。農薬や化学肥料を全く使わないのでやはり皮ごと食べられます。徹底した温度管理を行い、できる限り木の上で熟成させるため、皮は薄く、甘みも増えます。実はねっとり皮はサクサクです。

瀬戸内ばなな(岡山県笠岡市)

この瀬戸内ばななもグロスミッシェル種のバナナです。手間と時間はかかりますが、農薬や防腐剤を使っていません。そのため、こちらも皮ごと食べられます。甘みが多く、もっちりしています。

NEXT 716 (宮崎県川南町)

凍結解凍覚醒法」という特殊な農法を使って作られるバナナです。芳醇な香り糖度が高いのが特徴です。

銀バナナ(沖縄本島南部、八重瀬町[やえせちょう])

(ひかりバナナもずんぐりむっくりとお話ししましたが)こちらはさらに、ずんぐりむっくりして、短くて太いのが特徴です。熟す前の緑色をした時から、皮に粉が吹いたように白っぽさが現れます。甘さの中に適度な酸味があり、もっちりしているのが特徴です。

最後に

いかがでしたか?高級バナナを購入したくなりましたか?それほど頻繁には食べられないかもしれませんが、これを機にぜひ購入してみてください。

最後に、バナナについて少しお話しします。現在日本に流通しているほとんどが生食用、つまり果物としてのバナナです。しかし世界には果物としてではなく、調理用のバナナが27%くらい作られています。このバナナ、もちろん品種も違いますが、高地で甘く育てる果物用とは違い、甘味がありません。甘味どころか熟す前の緑色のバナナを調理することもあるのです。

油で揚げたり、煮物にしたりし、食感はお芋のようです。海外で見かけたらぜひ食べてみてください。

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