あなたは、ストレスをため込む方ですか?それとも、すぐに解消させる方ですか?この記事では、ストレスをため込んで頑固なものにしてしまう前に、簡単に解消できる方法を紹介します。
ストレスに悩んでいる方は、ストレスケアの時間もとれないのではないでしょうか?「手軽にストレス解消できる方法があればいいのに」と考えているのではないでしょうか?
あなたの周りのストレスをすぐに解消できる人は、意識的にも無意識的にも、早めにストレスを解消することができる人です。ストレスは早めに解消させることが悩まされないコツです。
ぜひ、この記事で紹介する簡単ストレス解消法を実践してみてください。簡単ストレス解消法は、効き目が早いものばかりです。簡単ストレス解消法を習慣化すれば、ストレスを抱え込まない生活が送れます。
目次
自覚症状があると危険信号!ストレスたまっていませんか?

ストレスは放置しても解消しない
ストレスは、時間で解決することはほとんどありません。逆に、何度も思い出すことで記憶に定着してしまい、悩まされ続けるのです。ストレス解消に一番よいのは、問題を解決してしまうことです。自分では解決できないことは、解決できる人に相談して託します。
ストレスがたまると恐ろしい事態になる
小さなストレスは、時間がたつとドンドン大きくなっていきます。この状態を放置していると、自分で対処できるキャパシティを超えてしまい、対処できなくなってしまうのです。
誰かの力を借りられれば、大きくなったストレスも1つずつ解消できるでしょう。しかし、ストレスがキャパシティを超えている状態では、混乱状態か思考停止状態で、誰かを頼るという判断ができないかもしれません。
ストレスでいっぱいいっぱいになり、苦しい気持ちのままだと、心が疲れ切ってしまい、メンタルケアが必要な状態になることもあります。小さなストレスは放置せず、すぐに解消するのがおすすめです!
毎日できる簡単な方法でストレスを和らげよう
小さなストレスを溜め込み、大きなストレスを抱えてしまわないためには、早め早めの対処が有効です。とにかく、小さなストレスのうちに、解消してしまい、溜め込まないようにします。ストレス解消を毎日の習慣にしておけば、少々のストレスはその場で解消できるようになります。
ストレスは考え続けると重苦しくなるので、早く解消したいです
日記を書く

なぜ日記がストレス解消に良いのか?
日記をストレス解消におすすめする理由は、ストレスと自分の感情に折り合いをつけられるからです。ストレスには、いろいろ種類があります。たとえば「自分でどうにかできること」「自分でどうにもできないこと」などです。
ストレスを受けた瞬間は、このような分析、判断ができないことがあります。ですので、日記で振り返ることで、どう行動するのかを決めるのです。
おすすめの日記の書き方
まず、毎日継続するために、書きやすいノートとお気に入りのペンを用意しましょう。日記帳よりは、一般的なノートの方が開きやすく書きやすいです。書く量は特に指定はありませんが、はじめは3つ~5つくらいがよいかと思います。
ノートに、その日の「感情が動いた」出来事をドンドン書いていきます。書いた日記を読むと、自分はどんな時に感情が動くのかわかります。ストレスに感じやすい傾向も分かります。傾向が分かれば、対策を立てることができます。
また、書いて読み返すと、ストレスのもとになった出来事を客観視でき、ストレスのレベルを下げ、解消できます。
日記で振り返ると、ストレスだったことが、何でもないことだと思えることがあります
アンガーログ(怒りの記録)をつける

なぜアンガーログがストレス解消に良いのか?
アンガーログとはアンガーマネジメントで使用する手法の一つです。アンガーマネジメントは、怒りをコントロール手法として幅広く普及しています。怒りは、ストレスととても近い感情です。小さな怒りがストレスになっていつまでも心の底に残る場合があります。
アンガーログは、怒りを感じた瞬間に怒りの大きさや感情を記録する手法です。記録に意識を向けると、ストレスや怒りの衝動を避けられます。
おすすめのアンガーログ利用法
ストレスを受けた瞬間の感情を忘れないよう、すぐに記録しましょう。そのため、スマートフォンのアンガーログアプリやメモ帳アプリがおすすめです。記録する項目は以下です。項目は追加しても構いません。
- 日時
- 場所
- 何があったか
- 思ったこと
慣れてくると、記録をつけるだけでストレスを冷静に見ることができ、ストレスが頭からアンガーログに移っていくようになります。また、ストレスを受けやすい場面が分かるようになります。
注意点は、「すぐに読み返さないこと」です。思い出し怒りにつながるので、最低2週間は読み返さないことをおすすめします。
紙に感情を書き殴って、捨てる

なぜ紙に書いて捨てるのがストレス解消に良いのか?
紙に書くことには、メンタルの不調や大きなストレスに混ざりこんでいるストレスをピンポイントで頭に引っ張り出すという目的があります。紙を捨てるのは、1つは紙をくしゃくしゃに丸める爽快感でストレスが軽減すること。もう1つは、自分で処理できたという自己コントロール感を感じられることです。
おすすめのやり方
おすすめのやり方を紹介します。
- 黒色のサインペンとA4かA3の紙を用意する。(チラシの裏、ノートでもよいです)
- ストレスでどんな感情書きなぐる。
- 紙がいっぱいになったら次の紙に書きなぐる。
- 書くことが無くなったら、ペンを置く。
- 紙を全てくしゃくしゃにやぶり捨てる。
- ごみ箱に捨てる
紙を破り捨てるのは、ストレスを二度と思い出さないために、忘れ去るための儀式のようなものです。一度破り捨てたストレスは思い出さないようにしましょう。
さいごに
この記事では、ストレスをその日のうちに解消させてしまう方法を紹介しました。日記でストレスに気づき、アンガーログでストレスを記録し、紙に書いて捨てることでストレスを頭から消去するのです。この3種の方法は、まったく違うことをやっているようで、一連のストレス解消の流れになっています。
ストレスは、長く持っているとメンタルに悪い影響を与えます。さっさと追い出していくことが大切です。この記事で紹介した方法があなたのストレス解消に役立てば幸いです。