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知らなかった…誰かに話したくなる海の雑学を8つ紹介!

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皆さんは、海と聞くと何が一番に思い浮かびますか?海水浴、ダイビング、海の生き物…その他にももっと色々なものを連想するのではないでしょうか。筆者は海のない県で生まれましたが、不思議なものがたくさんある海が大好きです。

遊びに行ったときに感じる疑問について、生き物について…など、海にはさまざまな雑学が存在します。海の雑学には、興味深く面白いものが多いです。今回は、誰かに話したくなる海の雑学を紹介します。

ちょっとした話題作りにもぴったりなので、ぜひ最後までご覧ください。

テトラポッドは商品名だった!

テトラポッドは、海岸などの水生のために配置されているコンクリートブロックです。4つの足が伸びた特徴的な形をしています。名前の「テトラポッド」は「四肢動物(ししどうぶつ)」という意味です。

テトラポッド(※歌詞ではテトラポット)という名前が出てくる曲がありますよね。そのため、このコンクリートブロックの名称がテトラポッドだと思っている人も多いのではないでしょうか。しかし、テトラポッドは株式会社不動テトラという会社の登録商標です。

テトラポッドは商品名で、「消波ブロック」「波消しブロック」などが一般的な名前になります。

かとう

筆者は「消波ブロック」と呼んでいる人にはまだ出会ったことがありません。

波を動かしているのは月

波は、風の動きと月の引力によって満ち引きします。月には少しの引力があり、その引力に引き付けられて海の水面がゆがむことで波が起こっているのです。一見関係なさそうな月も、海の動きに少なからず影響を与えていることになります。

かとう

月は地球の衛星であり、距離も近いので不思議なことではないのかもしれませんが面白いですよね!

タコの脳みそは9つある!?

タコは腕が8本あり、器用に動かすことができる生き物です。タコは、意外にも知能が高い生き物と言われています。それもそのはず、タコの脳みその数は9つあるのです。全体をつかさどる脳が頭に1つ、さらに8本の足にそれぞれ1つずつ脳があります。

タコの足一本一本が賢く、優れた感覚を持っているのです。

かとう

さらに、タコには心臓が3つあります。日本では食用としても身近なタコですが、実はなかなか特殊な生き物です!

サメは「魚類」

皆さんは、サメにどんなイメージを持っていますか?人を襲う獰猛(どうもう)な生き物というイメージを持っている人も少なくないと思います。形はイルカやシャチとよく似ていますよね。しかし、イルカやシャチと同じ哺乳類ではなくサメは魚類に分類されます。

サメの尾ひれのつき方を思い出してみてください。イルカやシャチは尾ひれが水平についていますが、サメは魚と同じで垂直についています。これは、魚類の特徴の1つです。しかし、それでもサメはほかの魚とは違った特徴を持ちます。

サメは体の骨すべてが軟骨でできている「軟骨魚類」で、マグロなどは硬い骨を持つ「硬骨魚類」です。そして、サメには浮袋がありません。その代わり大きな肝臓を持っていて、海水よりも軽い油(肝油)が蓄えてあります。

かとう

似ているように見えるイルカやシャチとは別の生き物です。サメは表面がザラザラしていますが、イルカはゴムみたいにツルツルしています。

海水浴場で見かける蝶は何をしているの?

海水浴場に出かけたとき、大きな蝶が砂浜にとまっているのを見たことがありますか?美しい青い模様が特徴的な「アオスジアゲハ」は、海水を吸水しています。砂浜から、土壌のミネラルや海水の塩分などの栄養素を補給しているのです。

蝶と言えば花の蜜を吸っているイメージがあると思いますが、このアオスジアゲハは海辺でもよく見られます。

かとう

夏に見かけたことがある人も多いのではないでしょうか?海に蝶がいるのって不思議な感じですよね。

海の家で食べるラーメンがおいしいのはなぜ?

海の家で食べるラーメンは、特別豪華なものでなくてもおいしい気がしませんか?実はこれには、いくつかの理由があります。まず、海で遊んで汗をかいたことにより、体が塩分を欲しているという理由です。

ラーメンのスープには塩分が多く含まれているため、塩分を欲している体にはうってつけのメニューであると言えます。

もう一つは、楽しい記憶や思い出と一緒に残るからという理由です。人の脳に残る記憶は、実際よりも少しだけきれいなものに変わっていきます。特別なものでなくても、楽しかった海での思い出の1つとして「海の家で食べたラーメンがおいしかった」と感じるのです。

そして、海、外で食べるというシチュエーションによるものという理由があります。遠足、運動会のお弁当などは、特別な感じがしておいしいものです。ラーメンに限らず、海の家や外で食べたものを思い出してみてください。

かとう

海の家でのラーメンは塩分補給になりそうですが、スープの飲みすぎには注意が必要です。個人差があるかもしれませんが、外で食べるご飯は多少質素なものでもおいしく感じますよね!

ラッコの主食はなぜ貝なの?

ラッコは貝を食べているイメージがあると思います。石を使って貝の殻をたたき割り、身を食べるというのは有名な話です。では、ラッコはなぜ貝を主食としているのでしょうか?実は、ラッコは泳ぎに適した体の形をしていません。

さらに、水の中に潜れる時間もおよそ1、2分と短いです。捕食できるのは魚などの動きが早い生き物ではなく、貝やウニなどの動きが遅い生き物に限られます。これが、ラッコが貝を主食としている理由です。

かとう

ラッコはほかの動物よりも長く潜水できませんが、石を器用に使うことができます。それぞれ得意なことはありますね!

チョウチンアンコウは自分で光っているわけではない

チョウチンアンコウは、頭に「エスカ」という提灯(ちょうちん)のようなものがついている深海魚です。実際に、エスカが光っている様子をテレビなどで見たことがあると思います。では、チョウチンアンコウには明かりを灯す力があるのでしょうか。

実は、チョウチンアンコウが自ら発光させているわけではないのです。チョウチンアンコウのエスカには、発光バクテリアが住み着いています。エスカは、発光バクテリアにとって住みよい場所です。

しかし、発光バクテリアにだけメリットがあるわけではありません。チョウチンアンコウは、光るエスカに近寄ってきた小さな魚を捕食します。つまり、チョウチンアンコウと発光バクテリアはお互いに助け合っていることになるのです。

ちなみに、エスカがあるのはチョウチンアンコウのメスだけであると言われています。では、オスはどのような姿をしているのでしょうか。チョウチンアンコウのオスはメスよりも小さく、10分の1程の体長であることが多いです。

オスは繁殖期にメスを探し、見つけて体に噛みつきます。そして、オスの体は口から徐々にメスの体に融合し、最終的にはメスの体の一部となるのです。チョウチンアンコウのオスは、メスの体では精子の貯蔵庫として活躍します。

メスは、産卵の時期に外部器官となったオスから精子を出すことによって、子孫を残していきます。

かとう

チョウチンアンコウと、発光バクテリアのどちらにもメリットがある仕組みですね。

さいごに

以上、海にまつわる雑学を紹介しました。海に遊びに行くと「アレは何かな?」「これはどうしてだろう?」という疑問が浮かんでくることがあります。普段は見かけることがない物だと、謎のまま終わることもありますよね。

海は広いため、その分多くの雑学やまだ解明されていない謎が存在します。海には、まだまだ多くの雑学が存在するので、ぜひ調べてみてはどうでしょうか。

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かとう
趣味はガジェット集め。ガジェットを中心とした読者のお役に立てる記事を日々執筆。当サイトのイラスト全般も担当している。