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そっくり?似ているようで違う!ゴールデンレトリバーとラブラドールレトリバーの違い

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ゴールデンレトリバー、ラブラドールレトリバーを飼っていたことはありますか?または、現在飼っていますか?筆者は飼ったことがありませんが、非常に魅力的な犬種だと感じています。優しそうな顔をしていてとても可愛らしいですよね。

介助犬や警察犬としても活躍していることで有名な2種類の犬種ですが、姿が似ています。「毛の長さは違うよね…?」「同じ犬種のタイプ違いじゃないの?」と思っている方もいるのではないでしょうか?

今回は、そっくりなゴールデンレトリバーとラブラドールレトリバーの特徴や違いを紹介します。

レトリバーとは?

ゴールデンレトリバー、ラブラドールレトリバーのどちらの名前にも共通する「レトリバー」の意味を知っていますか?レトリバーの語源は「Retrieve(レトリーブ)」という言葉で、「取り戻す」「回収する」という意味を持ちます。

彼らはもともと獲物を回収する犬、つまり猟犬でした。レトリバーと付く名前を持つ犬は泳ぎが得意なため、鳥猟犬の仕事が適しています。レトリバーが付く名前は、ゴールデンレトリバーとラブラドールレトリバーだけではありません。

そのほかに名前にレトリバーが付く犬種

  • フラットコーテッドレトリバー
  • カーリーコーテッドレトリバー
  • チェサピークベイレトリバー
  • ノヴァスコシアダックトーリングレトリバー
かとう

レトリバーという名前が付く犬種がこんなにもいるとは驚きですよね!

それぞれの特徴

ゴールデンレトリバー

ゴールデンレトリバーは長いウェーブのかかった毛、垂れた耳が特徴の大型犬です。原産国はイギリスで、ニューファンドランド犬とツウィード・ウォーター・スパニエルという犬種を交配させることで生まれました。

性格は、社交的で人と仲良くなりやすいです。穏やかで頭が良いので、盲導犬、介助犬、警察犬などの仕事を持つゴールデンレトリバーもいます。運動が好きなので散歩はもちろんのこと、体を動かすために外に連れて行くことが大切です。

かとう

昔家の近くに住んでいたゴールデンレトリバーは、人懐っこく飼い主さんに従順でした。すごくやきもちやきで、飼い主さんがほかの犬を構っていると怒って吠えていたことも印象的です。そんなところもとても可愛らしかったですよ!

ラブラドールレトリバー

ラブラドールレトリバーはカナダで生まれた犬種で、ゴールデンレトリバーに似た大きな体と短い毛が特徴です。ゴールデンレトリバーと同じで温厚かつ頭が良いので、介助犬や危険を知らせるアラート犬などとして様々な現場で活躍しています。

ラブラドールレトリバーにはよく食べる個体が多いです。毛が短いため脂肪で寒さをしのぐ必要があり、本能的に食欲旺盛であると言えます。飼い主がフードの量を計算してコントロールしてあげることが大切です。

かとう

こうしてみると、ゴールデンレトリバーと性格はかなり似ていますね!子供のころに放送されていた、男性とラブラドールレトリバーが旅をするコーナーがある番組は毎週楽しみに見ていました。

それぞれの違い

ゴールデンレトリバーとラブラドールレトリバーは似ていますが、そもそも出身地が異なり親戚関係にはない犬種なので違いも見られます。ゴールデンレトリバーの多くはクリーム色やゴールドの毛色ですが、ラブラドールレトリバーは黒や茶色の個体も多いです。

ゴールデンレトリバーとラブラドールレトリバーには、毛の長さだけではなくカラーの種類にも違いがあることがわかります。

かとう

カラーの種類について知ったときは言われてみれば…という感じですよね。名前と姿が似ているので元々は同じなのではないか…と考えますよね。次項では、ゴールデンレトリバーとラブラドールレトリバーの細かい種類を紹介します!

血統タイプの特徴

ゴールデンレトリバーとラブラドールレトリバーには、アメリカンタイプとイングリッシュタイプの2種類の血統タイプがあります。それぞれの特徴は、以下の通りです。

アメリカンゴールデンレトリバー

イングリッシュゴールデンレトリバーよりも全体的に細身な体格をしています。毛は柔らかく、イングリッシュタイプよりも長くストレートに近いです。運動神経が良く、能力を重視した活動に適しています。

性格は明るく活発で興奮しやすい一面もありますが、人の役に立ちたいと思っている優しい個体が多いです。多少神経質な面がありますが、その点も彼らが仕事をするのに非常に役立つ個性と言えます。

イングリッシュゴールデンレトリバー

イングリッシュゴールデンレトリバーは骨太な体格が特徴で、毛質は硬めでウェーブのかかり方が強めです。アメリカンタイプよりも全体的にずんぐりしていて少し太めです。毛色にはゴールドやクリーム色だけでなく、ホワイトカラーが存在します。

イングリッシュゴールデンレトリバーは、温厚な性格で落ち着いています。まじめで、いたずらやつまみ食いなどが少なく、飼い主には従順です。日本ではアメリカンゴールデンレトリバーが人気で、イングリッシュタイプは希少なため高価な血統です。

アメリカンラブラドールレトリバー

こちらも、アメリカンゴールデンレトリバーと同じく手足が長く細めの体格です。性格は活発でやんちゃな個体も多く、神経質な一面があります。

イングリッシュラブラドールレトリバー

イングリッシュゴールデンレトリバーと似ていて、アメリカンタイプよりも太めです。運動能力はアメリカ系と比較すると低いですが、こちらは見た目を重視したタイプと言われています。

ゴールデンレトリバーとラブラドールレトリバーは、血統にも特徴に大きな差がないように思えますね。

かとう

どちらのタイプもそれぞれの魅力がありますね!しかし実際には大体の個体が混血で、絶対にどちらかということはありません。家族として迎え入れる際は、種類よりも1匹の個性を見るのが良いかもしれないですね。

さいごに

ゴールデンレトリバーとラブラドールレトリバーは、そっくりですが全く別の犬種です。どちらも泳ぎや運動を好むので、私たち人間と一緒に遊ぶこともできます。一方で訓練をすれば人を助ける仕事もできる頼もしい犬種だということがわかりました。

どちらもそれぞれいいところがあり、可愛らしい犬種ですよね。しつけをするには、個性を知って受け入れることや、環境を整えることも大切です。長所を活かすためにも、しっかりと愛情を注いであげましょう。

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かとう
趣味はガジェット集め。ガジェットを中心とした読者のお役に立てる記事を日々執筆。当サイトのイラスト全般も担当している。