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プロレスのルールがわからない人必見!勝敗の決め方と反則行為を紹介!

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昨今、プ女子(プロレス大好き女子)の増加など新規ファンが増えて盛り上がりを見せているプロレス。この記事では「プロレスに興味はあるけれど、ルールがよくわからない人」に向けて、わかりやすくルールを解説します。

プロレスのルールはシンプルで、一度観れば「意外と簡単だな」と思えるものばかりです。基本的には、抑え込み・ノックアウト・ギブアップのいずれかで勝敗が決まります。この記事を読んだ上で、動画やテレビでプロレスを観て頂ければ、その面白さを感じることができるでしょう。

ぜひ、この記事でプロレスのルールを知って、興味を持ってもらえれば幸いです。

プロレスのルール:知れば面白いルールの数々

プロレスは、なんでもありのスポーツだと思っている人が多いかもしれません。確かに、パイプ椅子を持ち出す選手もいるし、乱闘もあります。しかし、実際は「ルールを守らない選手(いわゆる悪役レスラー)」がいるだけです。

悪役レスラーにもファンが大勢います。なぜかというと、悪役レスラーならではのかっこいい雰囲気があるからです。反則スレスレの攻防にファンは盛り上がります。ルールを知っていると、この攻防を楽しむことができます。

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声援を送るのと同様に、反則をする選手にブーイングをするのも楽しみの一つです。

プロレスのルール:勝敗の決まり方

フォール

フォールとは、相手を抑え込んで3カウント(約3秒)経過で勝利となるルールのことです。投げ技からそのまま3カウントを奪ったり、打撃でダウンさせてから抑え込んだりします。プロレスの勝敗で一番多いのがフォールです。なお、試合に関係のない選手がレフェリーのカウントを妨害することもあります。

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これで試合が決まると思った観衆は、ワン!ツー!スリー!と大合唱します!

ギブアップ

ギブアップもフォールほどではないですがよく見られる勝ち方です。締め技や関節技ががっちりと決まって、耐えられなくなった選手がギブアップをします。

相手の技に懸命に耐える選手にファンが声援を送ります。何とか耐えて「ロープブレイク※」すると観客は耐えきった選手に拍手を送るのです。なお、レフェリーが危険だと判断し「レフェリーストップ」で決着することもあります。

※ロープブレイク:リングの四方に張られたロープを握ると相手は攻撃を止めなければいけないというルール

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関節技・締め技はアントニオ猪木の卍固めや蝶野正洋のSTFなどが代表的です。

ノックアウト

ダウンした選手は10カウント以内に立ち上がらなければなりません。10カウントでノックアウト負けとなります。この点はボクシングなどの格闘技と共通したルールです。二人とも倒れて両者ノックアウトで試合が終わることもあります。この場合は引き分けです。

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打撃の相打ちなどで両者ノックアウトとなることがあります。

反則勝ち

何らかの反則をくり返すと、反則負けとなります。チャンピオンベルトを賭けた試合では、反則で決着がついてもベルトは移動しないというルールが設けられることが多いです。そのため、反則決着になった場合、観客が反則を犯した選手に向けて大ブーイングします。

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悪役レスラーの試合ではよく見られる結末です。

リングアウト

リング外に出た場合は、20カウント以内にリング上に戻らないとリングアウト負けです。場外乱闘になった場合、またはリング外に逃げた場合などにカウントされます。ノックアウト同様、どちらもリングに戻れず両者リングアウト引き分けで試合が終わることもあります。

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相手を場外でダウンさせて、自分だけリングに戻るというのも戦略の1つです。

時間切れ

プロレスの試合は、制限時間が決められている場合がほとんどです。30分や60分といった制限時間内に試合が決着しない場合は、引き分けになります。過去には、60分時間切れまで互いに死力を尽くして戦い続けた名試合が沢山あります。

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90年代の全日本プロレスの”四天王プロレス”が60分時間切れの代名詞です。

プロレスのルール:反則行為

ナックル攻撃

プロレスでは、握りこぶしで相手の顔面を殴ることは反則です。レフェリーから注意を受ける行為です。しかし、アントニオ猪木や柴田勝頼など、一部の選手はここぞというところでナックル攻撃を繰り出します。また、選手の間に遺恨のある試合でも使われることがあります。

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北斗晶が神取忍を試合開始直後に殴り倒したシーンは有名です。

ロープブレイク

相手がロープにつかまっている状態では、攻撃を加えることができません。5カウント以内に攻撃を止めなかった場合は反則負けです。

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一度攻撃を止めたふりをして、また攻撃するしつこい選手もいます。

コーナーポストに登る

リングの四すみにあるコーナーポスト(トップロープ)に登るのは反則行為です。レフェリーが5カウントをとる間に降りなければ反則負けです。しかし、コーナーポストを利用した攻撃が数多くあるため、現在ではほとんど形骸化したルールとなっています。

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筆者はこの反則で決着した試合を観たことはありません。

凶器攻撃

ルールで認められている場合を除いて、武器になる凶器を持ち込むことは許されません。凶器で攻撃した場合は即反則負けです。そのため、凶器を持ったレスラーは巧妙にレフェリーの目を盗んで攻撃します。

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凶器には、パイプ椅子・ベルト・ゴングなどいろいろなものが使われます。

乱入

試合には関係ない第三者が試合に乱入して試合に関与すると、関与した側が反則負けになります。どちらにも味方せず暴れまわる場合は、両者反則負けか没収試合(ノーコンテスト)になります。

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乱入には、レフェリーの目を盗んで味方の援護をする技術が必要です。

チョーク攻撃などの急所攻撃

相手ののどを締め付けたり打撃を加えたりする攻撃は、危険なため反則扱いとなります。そのほかにも以下の攻撃は禁止です。

  • 急所攻撃
  • 指折り
  • つま先でのキック
  • 目つぶし
  • 噛みつき

試合の中でレフェリーの目の届かないところで反則技を繰り出す選手がいて、会場はブーイングに包まれます。

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体の中でも鍛えられない部分への攻撃が反則です。

さいごに

プロレスのルールを覚えるには、実際に観戦するのがおすすめです。また、テレビ中継などでは解説・実況がついているので、解説を聴きながら試合を楽しむのもルールが分かって楽しめます。難しそうだな、という先入観を捨てて観てみましょう。きっと、楽しい体験になります。

日本のプロレスは世界でも人気のあるコンテンツです。サブスクリプションで試合が観られるプロレス団体もあるので、ぜひご覧になってください。

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はち
趣味は音楽鑑賞、新聞に掲載されているパズルを解くこと。身近なものから専門的な雑学まで幅広く執筆。