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代表的なプロレス用語を簡単に紹介!プロレス観戦が楽しくなります!

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あなたはプロレスを観戦したことがありますか?この記事では、プロレス観戦に役立つプロレス用語を紹介します。この記事を読むと、プロレス独特の言葉に対する知識が増えます。プロレスは、初心者には一見難しく見えるかもしれません。しかし、プロレス用語を知ることをきっかけに楽しみ方が見つかるでしょう。

この記事で紹介するプロレス用語は、以下の通りです。

・試合形式
・技・動き
・隠語

プロレス用語は多岐に渡るため、全て紹介するのは難しいです。試合形式や技・動きは必須用語なので、是非覚えることをお勧めします。隠語はプロレス界の独特の文化として紹介します。

プロレス用語:試合形式

カベジェラ・コントラ・カベジェラ

カベジェラ・コントラ・カベジェラは、メキシコのプロレスで行われる試合形式で「髪」対「髪」という意味です。この試合の敗者は強制的に丸坊主にされます。日本でも女子プロレスを中心に行われることがあります。

マスカラ・コントラ・マスカラ

マスカラ・コントラ・マスカラは「マスク」対「マスク」という意味で、覆面レスラーがマスクを賭けて戦う試合です。敗者は、リング上でマスクを取って素顔を晒すという屈辱を味わうことになります。

ランバージャックマッチ

リングの四方を、レスラーが取り囲みます。リング上で戦う選手がリング外に落ちた際には、リング外のレスラーがリング上に押し戻すのです。選手は休むことなく戦い続けなければなりません。四方を囲むのが敵対するレスラーだった場合は、リング外で攻撃を加えられるなど、さらに苦しめられます。

ランブルマッチ

ランブルマッチは、シングルマッチ(1対1)で始まり時間経過でどんどん新しい選手が試合に加わることで乱闘になる試合形式です。リング上の選手は、トップロープ(1番上のロープ)を超えてリング外に落ちると失格になります。最後までリング上に残った選手が勝利です。

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観客は「次は誰が出てくるのだろう」とワクワクしながら観戦します!

ノーDQマッチ

DQとは「disqualification(失格)」の略です。ノーDQマッチは「失格が無い試合」となります。つまり反則裁定が無い試合形式です。凶器の使用が認められるので、通常の試合より幅広い激しい試合を観ることができます。

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凶器を使用するため、激しく凄惨な試合になる場合があります。

プロレスの詳細なルールについて、こちらの記事で解説しています。

プロレスのルールがわからない人必見!勝敗の決め方と反則行為を紹介!

プロレス用語:技・動き

フェイバリット・ムーブ

フェイバリット・ムーブはレスラーの得意な動き、特徴的な動きのことです。特定の技を繋げて出すことを指す場合が多いです。フェイバリット・ムーブが繰り出されるとファンは盛り上がります。

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武藤敬司選手のドラゴンスクリューから足四の字固めなどが有名です!

フィニッシュ・ホールド(フィニッシュ・ムーブ)

レスラーの持つ試合を決める技のことです。必殺技ともいえます。 ホールドとは、固めることを意味しています。プロレスは相手の両肩をマットに固めることで勝利となることが由来です。

断崖式

リングの上でもロープの外側を「エプロン」と言います。断崖式は、エプロンで技を繰り出し相手をリング下の場外に叩きつける場合に名付けられます。高低差があるためとても危険です。

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断崖式の技は、90年代の全日本プロレスでよく見られました。

雪崩式

雪崩式はリングの四隅にあるコーナーポストに相手を登らせ、技を仕掛ける場合につけられる名称です。高さのあるところから叩きつけられるので、相手は大ダメージを受けます。

はち

コーナーポストの上での攻防も見ものです。

スワンダイブ式

トップロープに飛び乗り、ロープの反動で宙を舞って相手に攻撃を仕掛けます。白鳥が羽ばたくように見えることから名付けられました。飛び技の得意な選手や、体重100kg以下のジュニアヘビー級の選手が使うことが多いです。

こちらの記事では、プロレスのかっこいい技を紹介していますので是非ご覧ください。

かっこいいプロレス技をジャンル別に紹介!絶対に真似してはいけません!

プロレス用語:隠語

プロレス界には決して公言されない隠語が多くあります。隠語は内部関係者が使うものであって、ファンが使う言葉ではありません。ある意味、プロレスを純粋に楽しむためには、必要のない知識ともいえます。ただ、コアなファンは知っている言葉です。「こんな言葉があるのか」と興味を持ってもらえればと思います。

こちらの記事ではプロレスの歴史を動かしたおもしろ名言を紹介していますので、参考にしてください!

プロレスのおもしろ名言を特集!プロレス史に輝くレスラー達の叫び!

アングル、ブック、ブッカー

アングルはプロレスの大まかなストーリーを指します。試合の勝敗はブックで決められています。ブックを作る人物がブッカーです。

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レスラー間のわだかまりから、ブック破りが発生することもあります。

シュート、セメント、ガチンコ

シュート、セメント、ガチンコはブック破りの試合、つまり筋書きを無視して攻撃を仕掛ける勝負のことです。シュートは「仕掛ける」、セメントは「セメントマッチ」と言います 。過去に、何試合もセメントマッチが発生しています。凄惨な結果になるため、プロレスの歴史の中でも事件扱いになることが多いです。

ワーク

ブック通りに試合をこなすことをワークといいます。中でも、やられ役を担うレスラーが「ジョバー」です。いつもやられてばかりの選手は、ジョバーとしてブックに貢献しているのであって、決してレスラーとしての力量が低いわけではありません。むしろ、技術があるため上手にジョバーをこなせるといえます。

寝る

ブックに従い、負けを受け入れることを指します。中でも、格下の相手に負けることを指すことが多いです。結果として自発的に横になることから、寝ると言う表現になっています。「寝る」と挌が下がるかというと、必ずしも下がるとは限りません。例えば、激闘の末の敗北であれば格は下がりません。

ジュース

流血した血のことを指します。プロレスでは、たまに試合中に選手が流血することがあるのですが、流血自体が演出だと言う説があります。

さいごに

プロレスを楽しむための用語を紹介しました。プロレスをテレビ観戦すると実況・解説がついていますが、はじめは何を言っているのか分からないでしょう。プロレス用語を覚えていくと、自然と理解できるようになります。プロレスに興味を持った方は、プロレス用語に手を拡げてみてはいかがでしょうか?

基本的な用語を押えた上で、好きな選手を見つけて技の名前を覚えていくと観戦が楽しくなります。YouTubeで一部の試合が観られるので、一度観てみることをお勧めします。

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はち
趣味は音楽鑑賞、新聞に掲載されているパズルを解くこと。身近なものから専門的な雑学まで幅広く執筆。