この記事では、女子レスリングの須崎優衣選手を紹介します。須崎優衣選手は、2024年6月現在24歳で、千葉県松戸市の出身です。早くからレスリングで頭角を現した選手で、東京オリンピック2020にも出場し、金メダルを獲得しました。オリンピック後も国内外の大会で優勝を積み重ねています。
須崎優衣選手は2024パリオリンピックの代表に内定しています。須崎優衣選手には様々なエピソードがあります。中でも、須崎優衣選手は、美人で明るい性格だと言われています。なぜ美人と呼ばれるのでしょうか？明るい性格を表すエピソードはないのでしょうか？
また、家族とのエピソードも紹介しますので、須崎優衣選手を詳しく知ることができます。
目次
須崎優衣選手の経歴
幼少期から早稲田大学在学中まで
レスリングをやっていた父親の影響で、松戸市立六実第三小学校1年時に松戸ジュニアレスリングクラブでレスリングを始めます。2年後には全国少年少女選手権で優勝し、卒業までに計3回優勝しました。松戸市立六実中学に入ると、様々な全国大会で優勝を続け、東京オリンピックの強化選手に中学生で唯一選ばれます。
2015年には安部学院高校に入学し、ジュニア、シニア双方の試合に出場するようになりました。高校1年次には7歳年上の入江ゆき選手に敗れ全日本選手権で2位。入江ゆき選手とはこの先もライバルとして争うことになります。高校2年時には全日本選手権を制します。
高校3年時には、世界選手権で優勝し、世界チャンピオンとなった須崎優衣選手。世界最強の称号を得ますが、全日本選手権ではまたしても入江ゆき選手に敗れてしまいます。
早稲田大学スポーツ科学部に入学すると、入江ゆき選手やリオデジャネイロオリンピック金メダリストの登坂絵莉(とうさかえり)選手と熾烈な国内でのライバル争いが繰り広げられます。世界大会に出場するためにまずは国内の強豪を倒さなければなりません。
日本女子レスリングは層が厚く、国内選考が実質の世界選手権とも言われます。
東京オリンピック2020
東京オリンピック2020の代表争いは、過酷でした。
一度国内大会を制した入江ゆき選手が代表争いでリードします。しかし、勝てば代表に決まる世界大会で敗退してしまったのです。そこで、再度国内での大会で代表を決めることになります。後が無くなった須崎優衣選手は、国内選考会で登坂絵梨選手、入江ゆき選手を破ります。そして出場した東京五輪アジア予選で1位となりました。
長い道のりを経て、須崎優衣選手は東京オリンピック2020代表の座を手にします。
東京オリンピック2020での須崎優衣選手は、まさに圧巻の強さでした。緒戦から決勝まで全てテクニカルフォール勝ちを収めます。(*1)また、全試合を通じて相手に1ポイントも与えない圧勝です。
*1 10ポイント差がついた時点でフォール勝ち(*2)と同様の勝利となる。
*2 相手を組み伏せ、相手の両肩がマットに1秒間ついた時点で勝利となる。
こうして須崎優衣選手は見事金メダルを手にします。
オリンピックにかける気持ちが試合に出ていました。
パリオリンピック
東京オリンピック2020後も、須崎優衣選手は躍進を続けています。2022年、2023年の世界選手権を連覇し、規定により2024年パリオリンピックの代表に内定しました。また、2024年4月のアジア選手権で優勝し、須崎優衣選手の対外国人選手の戦歴は、負けなしの94連勝となっています。
外国人選手に強い須崎優衣選手のオリンピックでの活躍に期待します。
須崎優衣選手の性格
負けず嫌い
須崎優衣選手負けず嫌いだというエピソードがあります。過去の大会で準優勝に終わった際、表彰状を天井に張って、いつも見ていました。寝るときには悔しさを思い出し、起きたときには「今日も頑張ろう」と自分を奮い立たせました。
負けず嫌いはレスリングに留まらず、子供のころのかけっこも1番じゃないと嫌だったと語っています。「勝つまで頑張る」のをモットーに努力できるのが、須崎優衣選手が世界チャンピオンになった所以です。
負けず嫌いだからこそ厳しいトレーニングに耐えられるのでしょうね。
明るい
須崎優衣選手は、友人曰く、とても明るい性格です。ピンナップの写真は、いずれもはじけるような笑顔で写っています。勝利後に、心の底からにじみ出る喜びの感情を素直に表現できる選手です。感情を素直に表現できると、ありのままの自分を保つことができます。明るく素直であることも須崎優衣選手の大きな武器の１つです。
嬉しいときは思いっきり喜ぶことが大事です。
天然エピソード
須崎優衣選手は、出かけるときに、携帯電話と間違えて、テレビのリモコンを持って行ったことがあります。慌てていたのかもしれませんが、なかなかインパクトのあるエピソードです。試合では集中して無類の闘争心をむき出しにする須崎優衣選手にも、おっちょこちょいなところがあるのですね。
後日「自分でもびっくりした」と語っています。
須崎優衣選手の家族
両親、姉との4人家族
須崎優衣選手の家族構成は、お父さん、お母さん、お姉さん、須崎優衣選手の4人家族です。須崎優衣選手のInstagramに家族が登場することがあります。家族写真が投稿されていることから、家族は仲が良いですね。
須崎優衣選手の名前の由来
須崎優衣選手の「優衣」という名前は「優しい子に育ってほしい」という願いを込めて名付けられました。
須崎選手とお姉さんは似ている？
須崎優衣選手の姉の麻衣さんは、須崎優衣選手のInstagramで2ショットが披露されたことがあります。その際二人が「そっくりすぎる！」「まるで双子！」と話題になりました。実際の写真を見ると、双子と言うほどではないものの、確かにそっくりでした。
須崎優衣選手は美人
東京オリンピックの旗手
須崎優衣選手は、東京オリンピック2020で開会式の日本選手団の旗手を務めました。これまで須崎優衣選手を知らなかった視聴者の間で「あの美人は誰だ？」と話題を呼びます。共に旗手を務めた男子バスケットボールの八村塁選手との身長差50cmコンビというのも話題になりました。
身長差があり、旗を同時に持つことはできず、交互に持つことになりました。
東京オリンピックの金メダル獲得で美貌が話題に
須崎優衣選手は、東京オリンピック2020女子フリースタイル50kg級で見事優勝しました。
試合前後に視聴者が「須崎優衣選手って美人だな」「強くて美人って最強」とSNSで話題になります。圧倒的な強さを見せつけたことで、より話題に拍車がかかりました。
さいごに
須崎優衣選手は、性格は負けず嫌いで明るい人です。おっちょこちょいな一面を見せることもあります。家族写真やお姉さんとの２ショット写真を披露するなど、家族の仲の良さが分かります。東京オリンピック2020で旗手を務め、試合で活躍した際には、美人アスリートとして注目を集めました。
須崎優衣選手が出場する女子フリースタイル50kg級は、8月6日から8月8日まで実施されます。ぜひ、テレビ放送で須崎優衣選手の活躍を応援しましょう。
