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春キャベツと冬キャベツの違いをご紹介!春と冬のいいとこどり!夏キャベツもあった!

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今日は春キャベツと冬キャベツの違いをご紹介します。春キャベツと冬キャベツのどちらが好きですか?春キャベツも冬キャベツも、それぞれ違ったおいしさがありますよね。キャベツには、年に3回の収穫時期があります。みなさんは春キャベツと冬キャベツ以外に「夏キャベツ」というキャベツをご存じですか?

夏キャベツとは、春キャベツと冬キャベツのいいとこどりのキャベツです。その夏キャベツがどのように、いいとこどりなのか?もお話しています。それぞれのキャベツの特徴や、おいしいキャベツの見分け方や栄養価もご紹介していますよ!ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

春キャベツとは?

秋に種をまいて、2月下旬から5月中旬にかけて収穫できるのが春キャベツ。「新キャベツ」とも呼ばれることがあります。1枚1枚の葉はゆるく巻かれていて、葉はやわらかいのが特徴です。持った感じは冬キャベツより軽く感じますが、重たいものを選ぶと春キャベツの良さが感じにくいでしょう。

他の特徴としては、断面を見るとみどり~黄みどり~黄色ときれいなグラデーションになっています。春キャベツは寒さに弱いため、暖かい愛知県、千葉県、神奈川県などで栽培されます。おすすめの食べ方は「生」で食べるのがおすすめで、サラダにするのが良いでしょう。また、芯もやわらかいのでスープにするのもいいですね。

みき

春キャベツは色がキレイなので、どんな料理でも色があざやかになりますね。

冬キャベツとは?

6月から8月に種をまいて、11月から3月にかけて収穫できるのが冬キャベツ。「寒玉(かんだま)キャベツ」と呼ばれることもあります。葉はしっかりと巻かれて、ぎゅうぎゅうに詰まっているのが特徴です。葉が厚いので、食べ方としては熱を加える料理がおすすめ。熱を加えることで甘みが増します。

たとえば、野菜炒めにしたり、ロールキャベツなどの煮込み料理にしたりするのが良いでしょう。また生で食べるのであれば、千切りキャベツにして食べるのもおいしい食べ方です。冬キャベツは見た目が白に近い、薄いきみどり色をしています。

みき

シャキシャキとした食感がおいしいのが「冬キャベツ」です。みずみずしくておいしいですよね。

春キャベツと冬キャベツの違い

収穫時期が違います。2月下旬から5月中旬に収穫されるのが「春キャベツ」。11月から3月にかけて収穫されるのが「冬キャベツ」です。また、葉の巻き方がゆるく葉がやわらかいのが春キャベツ。葉がしっかり巻かれて、ぎゅっと詰まっているのが冬キャベツです。色の違いでいうと緑のものが春キャベツで、白に近い薄いきみどり色のものが冬キャベツです。

みき

春キャベツと冬キャベツのどちらが好きですか?どちらもおいしいですよね!

夏キャベツとは?

春キャベツが終わったあとに旬を迎えるのが「夏キャベツ」。夏キャベツは「高原キャベツ」とも呼ばれます。収穫時期は7月から10月。産地で有名なのは、群馬県や長野県、北海道や岩手県などです。品種は冬キャベツと同じです。

特徴としては春キャベツと冬キャベツのいいところを持っています。どういうことかというと、葉は冬キャベツのような厚さがありますが、春キャベツのようなやわらかさを持っているのです。もちろん生でも加熱をしてもおいしく食べられます。

みき

夏キャベツは、春キャベツと冬キャベツの両方のいいところを持っています。

おいしいキャベツの見分け方

春キャベツの場合は、葉の巻き方はゆるいものを選ぶと良いでしょう。葉の色はキレイなみどりで、全体的にツヤがあり、ハリのあるものがおいしい春キャベツです。また、持った感じはふわっと軽いものを選ぶと良いです。

冬キャベツの場合は春キャベツと逆で、葉の巻き方がぎゅっとしっかり詰まったものがおすすめです。ずっしりとした重たいもので、固いものがおいしい冬キャベツです。

キャベツの栄養価は?

ビタミンC

キャベツはビタミンCが豊富な野菜です。1番多くビタミンCが含まれているのが、なんと外側の葉。外側の葉は捨ててしまう方も多いかもしれませんが、捨てるのはもったいない場所なのです。ビタミンCはコラーゲンを作るのに必要な栄養素で、体にためておくことができません。そのため、毎日続けて摂りたい栄養素です。

ビタミンU

ビタミンUは厳密にいうとビタミンではありませんが、ビタミンに似た働きをする成分で「キャベジン」とも呼ばれています。ビタミンUは胃や腸の粘膜を丈夫にし、荒れた胃壁をととのえます。

カルシウム

少し意外かもしれませんが、キャベツにはカルシウムも含まれています。カルシウムの吸収率を上げるのには、ビタミンDが必要です。ビタミンDが多く含まれるシイタケやシラス干しを一緒に食べるのがおすすめです。

みき

カルシウムといえば牛乳が思い浮かびますが、キャベツからも摂ることができるのです。

カリウム

カリウムは体の中の塩分を外に出す働きがあります。外食が続いたときなどに摂りたい栄養素です。カリウムは水溶性で水に溶けだしてしまうため、加熱せず生のままキャベツを食べるのがおすすめです。

ビタミンK

食品から摂取する以外に腸内でも作られている栄養素。骨を丈夫にするためや、ケガをしたときなどに血を止める働きをしてくれます。

葉酸

妊娠中の女性は積極的に摂りたい栄養素で、お腹にいる赤ちゃんの発育に必要な栄養です。また、葉酸が不足すると心筋梗塞や脳梗塞のリスクが上がります。

みき

心筋梗塞や脳梗塞は怖いですね。進んで摂りたい栄養素です。

食物繊維

食物繊維には2種類あり、不溶性食物繊維と水溶性食物繊維があります。キャベツは不溶性食物繊維の方が多く含まれています。不溶性食物繊維は腸を刺激し、便秘解消に役立つのです。

まとめ

春キャベツと冬キャベツの違いはいかがでしたか?キャベツといっても収穫時期によってキャベツに違いが見られました。それぞれのおいしいキャベツの見分け方もご紹介しました。旬に合わせて、いろいろな食べ方を試してみたいですね。

また、キャベツはいろんな栄養素が摂れる野菜でした。美容にも期待できるビタミンCや胃の調子を良くしてくれるキャベジンなどがあります。みなさんも季節に合わせて、おいしくキャベツを食べてみませんか?

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みき
趣味は毎週の競馬と月1の乗馬(外乗)。女性ならではの視点からユニークな雑学を多数執筆。