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世界のお正月文化は面白い!?世界各国の面白いお正月文化についてご紹介!

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お正月。新しい年を迎える大切な行事ですよね。日本では家族や親戚が集まって、おせち料理やお雑煮を食べる文化があります。わたしの家も親戚が集まって元旦の朝は家族でおせち料理やお雑煮を食べます。しかし世界には全く違ったその国ならでの文化もあります。

この記事では世界各国のお正月文化についてご紹介します。「アジア」「欧米」「その他」と見出しを分けて書いているので気になった国のお正月を知ってほしいと思います。年末年始の旅行で海外に行かれる方もいると思いますので、行かれる前にぜひチェックして見てください。

アジア

日本と同じアジア圏。同じアジア圏ですが、その国の独自文化があります。

中国 お正月に家族で餃子を食べる

中国のお正月は毎年1月1日ではありません。春節(旧正月)といって全世界の華人にとってはとても伝統的で大切な日になります。日にちは中国の旧暦に基づき定められているため、年によって日にちが違います。

中国では、めでたい席で「餃子」を食べることで、金運に恵まれる料理と言われています。そのため中国では春節の5日間家族揃って餃子を食べる風習があります。

韓国 「茶礼(チャレ)」というご先祖様を敬う儀式がある

韓国では日本のような年末年始の大型の休暇はありません。休日は1月1日の1日だけです。その代わりに「旧正月(ソルラル)」というお正月があります。「旧正月(ソルラル)」も陰暦のカレンダーに基づき定められているため中国と同様に年によって日にちが違います。

韓国では「茶礼(チャレ)」という儀式があります。「茶礼(チャレ)」とは約20種類の食べ物をお供えしてご先祖様を敬う儀式のことです。男性がメインでしたが近年では女性や、子ども参加することもあります。「茶礼(チャレ)」の儀式が終了したあとに日本の「お雑煮」のような「トックッ」という料理を食べます。

タイ お正月は4月

タイでは年に3回お正月がきます。新暦の1月1日・中国と同じ旧正月・タイの旧正月にあたる「ソンクラーン」です。特に「ソンクラーン」では毎年4月12日から15日まで新年を祝う「水かけ祭り」が行われます。

タイでは旧正月に水をかけるということは「敬意を払う」ことを意味します。タイは3月から5月が最も暑い時期にあたるので、水をかけることによって暑さをしのぐという意味もあります。

リク

タイの水かけ祭り参加してみたいです!

欧米

欧米ではアジアとは違った面白いお正月文化があるのでご紹介します。

アメリカ 一番盛り上がるのは大晦日

アメリカでは大晦日にニューヨークの「タイムズクエア」でカウントダウンが有名ですよね。しかし、元旦は日本と同じ様に祝日ですが一般的な祝日と変わりません。1月2日から通常の日常に戻ります。

その代わり「ホリデーシーズン」といってクリスマスから元旦にかけて長期休暇を取ります。近年日本でも行われている「ブラックフライデー」も「ホリデーシーズン」から来ています。

ドイツ 年が明けると花火をする

ドイツでは1年で最も盛り上がる時期は「クリスマス」です。11月末からドイツの各地で「クリスマス マーケット」が開催されます。大晦日は家族や友人が集まってパーティーをします。年があけて0時になると、ドイツ人は花火をします。

日本の夏祭りのような大きな打ち上げ花火もあれば、線香花火のような小さな花火がドイツの各地で明け方まで行われています。元旦はアメリカ同様に祝日で、1月2日からは通常の日常が戻ります。

デンマーク 古いお皿を割る

デンマークでは古いお皿を集めて、友人などの玄関に投げつけて割る文化がありました。現在は廃止されていますが、古いお皿を投げつけられたお家ほど幸運が訪れると言われていました。デンマークでは昔から現代まで変わらない文化があります。

それは大晦日の夕方6時になると女王・王妃様の挨拶がテレビで放送されます。大晦日の夕方6時といえば日本では夕ご飯の準備や新年の準備で忙しい時間帯ですが、デンマークの国民は皆さん手を止めて、テレビを見てスピーチを聞きます。

スペイン ぶどうが幸運を運ぶ

スペインでは、昔から続くスペインならではの年末年始の伝統文化があります。それは「ぶどうを12粒食べる」ことです。マドリードにある「プエルタデルソル」の鐘に合わせて食べることが一般的です。地方の方はテレビで見ます。ぶどうを鐘の音に合わせて12粒食べることで、毎月の幸運を祈る・訪れるという意味があります。

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その他にもアメリカでは年越しの瞬間にカップルや夫婦でキスをするという風習があります。

その他

お正月を祝わない国がある

お正月を祝わない国があります。それは「日本」です。日本では新しい年を迎えるとお祝いをしますが、これはアジアでは珍しいのです。アジアでのお正月は「旧正月」を祝う国が多いですが日本では「明治維新」の後に西暦に変わったため「旧正月」を祝わなくなりました。

江戸時代までは日本でも「旧正月」はありましたが、明治政府が太陽太陰暦を廃止して太陽暦の西暦に変えたため、日本は東アジアでは珍しい「旧正月」を祝わない国なのです。

まとめ

世界の面白いお正月文化についてご紹介しました。欧米などではキリスト教徒が多く「お正月」よりも、イエスキリストの誕生日でもある「クリスマス」を盛大に祝う国も多いです。日本は太陽の動きに沿った太陽暦に基づいていますが、アジア圏では月の満ち欠けに沿う太陽陰暦に基づいている国も多いです。

したがって国によってお正月も違います。それも面白いですよね。この記事を読んで、世界各国のお正月の文化に興味を持っていただけたら嬉しいです。

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リク
趣味はプロ野球観戦。愛犬家。生粋のアイドルオタク。見やすく、誰かに教えたくなるような雑学を執筆。