いきなりですが、質問です。みなさん「冬のソナタ」という韓国ドラマを知っていますか?「冬のソナタ」は2002年に韓国で放送されたドラマです。日本でも2003年に放送され、国内で「冬ソナブーム」と呼ばれるブームを引き起こしました。そんな冬のソナタから始まった韓国ドラマブームは約20年経った現在も続いています。
では、なぜ日本人が韓国ドラマにハマるのでしょうか?この記事では日本人が韓国ドラマにハマる理由を4つご紹介します。また、日本と韓国ドラマではどんな違いがあると思いますか?そちらの違いについても4つご紹介します。最後まで、ご覧いただけると嬉しいです。
目次
韓国ドラマとは

韓国ドラマとは韓国で製作・放送されたドラマの総称のことをさします。韓国国内で放送されたドラマの中で歴代最高視聴率は65.8%です。このドラマは1996年から1997年に放送された「初恋」というドラマで、主演は「冬のソナタ」に出演していたペ・ヨンジュン氏です。
日本での韓国ドラマブームの歴史
日本で韓国ドラマを引き起こしたのは、冒頭でもお話しした「冬のソナタ」です。現在の韓国ドラマブームや、K-POPブームもすべては「冬のソナタ」から始まった、といわれるくらい「冬のソナタ」は日本に大きな影響を与えた韓国ドラマなのです。
「冬のソナタ」のロケ地ツアーに韓国を訪れる日本人も多くいました。私も小学生の頃、祖母に連れられ「冬のソナタ」ロケ地ツアーに韓国に行きました!それが人生で初めての海外です。
日本人が韓国ドラマにハマる理由

日本人が韓国ドラマにハマる理由をご紹介します。
理由① 奇想天外なストーリー
1つ目は「奇想天外なストーリーが味わえる」ことです。韓国ドラマは奇想天外なストーリーが多く、ストーリー展開が早いため「見だしたら止まらない」と言われています。
理由② 非日常感が味わえる
2つ目は「非日常感が味わえる」ことです。韓国ドラマは現実世界とかけ離れた、ストーリーが多いことが特徴です。日本でも大ヒットした「愛の不時着」が分かりやすい例になります。
韓国の財閥令嬢の主人公がパラグライダーに乗っている最中に北朝鮮に着陸し、北朝鮮の兵士に助けてもらい恋に落ちる、というストーリーです。現実世界では考えられないようなストーリーが人気の理由になります。
「愛の不時着」は日本でも大人気の韓国ドラマです!
理由③ ドラマのスケールの大きさ
3つ目は「ドラマのスケールの大きさ」です。韓国ドラマは映画並みの製作費がかかっています。平均の製作費は「1億円」ともいわれています。莫大な製作費がかかっている分、スケールが大きく見応えがあるドラマとなっているのです。
理由④ 食欲を増進させる食事シーン
4つ目は「食欲を増進させる食事シーンが多い」ことです。韓国ドラマでは食事シーンが多く見られます。出演者が美味しそうな韓国料理を食べている姿をみると、視聴者も食欲を増進させられます。
韓国ドラマと日本のドラマの違い

韓国ドラマと日本のドラマの違いを4つご紹介します。
違い① CMの有無
1つ目の違いは「CMの有無」です。日本の民放テレビドラマはドラマの最中にスポンサー企業のCMが入るのが一般的です。しかし韓国ドラマにはCMがありません。ドラマにスポンサー企業の商品を使用しているため、CMを入れなくてもスポンサー企業の宣伝が可能となります。
違い② 演出の違い
2つ目の「演出の違い」です。韓国ドラマは先ほどもお話しした通り、非現実的なストーリーのドラマが多くあります。
それに対して日本のドラマは「純愛ドラマ」「ヒューマンドラマ」といった視聴者の涙を誘うドラマが多くあります。そのほかにも「刑事ドラマ」「医療ドラマ」といった、現実的なストーリーのドラマが多くあるのが違いです。
違い③ ストーリーの長さ
3つ目は「ストーリーの長さ」です。日本の民放ドラマは1話約1時間(CM含む)放送されています。それに対して韓国はCMがなく1話が1時間以上あります。
そのほかにも日本は1つの作品が「1クール」と呼ばれる3か月で終了することが一般的です。韓国では「1クール」の概念がないため、視聴者の声でドラマ放送期間が延びることがあります。
違い④ 韓国ドラマは視聴者第一で製作
4つ目は「韓国ドラマは視聴者第一で製作」されていることです。韓国ではドラマの放送期間中でも視聴者の声が反映されることは珍しくありません。常識ともいえます。これは日本のドラマでは考えられない常識です。
まとめ
いかがでしたか?日本人が韓国ドラマにハマる理由が理解いただけましたか?韓国はドラマ大国と呼ばれています。作品もたくさんあり、作品がたくさんある分ジャンルも豊富です。
韓国ドラマ初心者の方でも見やすいドラマがいくつもあります。この記事を読んで韓国ドラマに興味を持っていただけたら嬉しいです。