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アイスクリーム、アイスミルク、ラクトアイス、氷菓の種類表記の違いの意味について紹介

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みなさんは好きなお菓子はありますか?私はお菓子全般好きですが、その中でもアイスクリームが大好きです。店で販売されている成分表記を見るとアイスによって種類名の部分がアイスミルク、ラクトアイスなど複数種類あります。これは何が違うのか疑問に思った方はいるのではないでしょうか?

そんなアイスの表記の違いを知りたい方のため、表記がわかれている意味について紹介いたします。本記事では各アイスの特徴や、該当する商品についても紹介いたしますので、違いが分かりやすく理解できる記事になっています。

この記事を読めば、それぞれがどんなアイスなのかがわかるようになります。他にもジェラート、シャーベットの特徴についても紹介いたします。

それぞれの種類の特徴を紹介

市販されているアイスですが、製品分類、種類別の部分を見ると4つの表記で書かれています。アイスクリーム、アイスミルク、ラクトアイス、氷菓の4種類です。この表記の違いですが、乳製品の含有量によって違ってきます。

乳固形分の割合、乳脂肪分の割合によってどの種類のアイスに該当するか、決められています。これは乳及び乳製品の成分の規格等に関する省令、通称乳等省令によって決められています。この省令は主に乳製品全般の衛生管理のための省令であり、製造方法、容器の規格などの基準を定めた法律です。

まず乳固形分の割合によってアイスクリーム類と氷菓類に分かれます。3.0%より上がアイスクリーム類、3.0%以下が氷菓類になります。アイスクリーム類の中で乳固形分、乳脂肪分の違いで、アイスクリーム、アイスミルク、ラクトアイスと表記が分かれます。

アイスクリーム

乳固形分の割合が15%、乳脂肪分8%を超えているものがアイスクリームと分類されます。一番乳成分が含まれているアイスです。一般的に牛乳の濃厚な味が特徴です。他のアイスと比べると価格が高めになっており、一般的にトップクラスに乳成分の割合が多いのがハーゲンダッツです。

アイスクリームの商品

ハーゲンダッツ
MOW
牧場しぼり
パルム

アイスミルク

乳固形分の割合が10%、乳脂肪分が3%を超えているものがアイスミルクに分類されます。乳成分の割合はアイスクリームより少なめ、乳成分の割合は牛乳とほぼ同等です。

アイスミルクの商品

雪見だいふく
ジャイアントコーン
チョコモナカジャンボ

ラクトアイス

乳固形分の割合が3%を超えるものがラクトアイスと分類されます。乳脂肪分について基準はありません。水分量が多く、脂肪分が少ないアイスです。上記のものに比べ、比較的あっさりとしたものになっております。

ラクトアイスの商品

スーパーカップ

クーリッシュ

氷菓

上記に該当しない商品が氷菓に分類されます。ほぼミルク感はありません。かき氷やアイスキャンディーなども氷菓に分類されます。

氷菓の商品

ガリガリ君
サクレ
アイスボックス
アイスの実

オガ

どの程度ミルク感があるのか、この表記を見ればイメージがしやすくなります。

その他アイスの特徴

上記の4つのアイスの分類とは違いますが、その他の種類のアイスについて紹介していきます。

ジェラート

ジェラートはイタリア発祥のお菓子です。果肉や果汁を多く使っているのが特徴です。乳脂肪分が8%未満のアイスです。空気含有量がアイスクリームと違い、通常は50%程度ですがジェラートは35%未満になります。商品分類としては一般的にアイスミルクに分けられます。名前の由来は「凍った」というイタリア語から来ています。

シャーベット

シャーベットはフルーツジュースやフルーツピューレに砂糖を加えて、凍らせた氷菓子になります。食感はシャリシャリとしたものになっており、商品の分類としては、氷菓、ラクトアイスに分類されます。

ソルベ

シャーベットと似たようなアイスがあります。それがソルベです。果汁、シロップなどを凍らせたものがソルベとなります。シャーベットと違い乳脂肪分が含まれていないのが特徴です。さっぱりとした味が特徴で、フランスでコース料理の口直しで提供されることが多いアイスです。

ソフトクリーム

アイスクリームとソフトクリームにも違いがあります。まずは温度管理が違います。アイスクリームはマイナス30度で冷やされますが、ソフトクリームはマイナス5度からマイナス7度で冷やされ作られています。ソフトクリームという名前は、和製英語でその名の通り柔らかいのが特徴になっています。

オガ

それぞれに僅かに違いがあります。

まとめ

アイスクリームの違いについて紹介していきました。表記についてはキチンと国の基準で決まっており、主に乳脂肪分の多さによって分かれていました。アイスを買う時にこの表記も参考にすれば、買った事のないアイスでもどの程度、濃厚なのかを把握できます。

トップクラスに濃厚なハーゲンダッツはさすが値が張るだけあるものだと感じました。皆さんもアイスを買う時に種類別の表記を意識してみてはいかがでしょうか?

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オガ
趣味は映画鑑賞。身近な悩みを元に、誰もが楽しむことができる雑学を執筆。