みなさんは夏をどう過ごしていますか？地球温暖化でますます残暑が厳しくなり、真夏の暑い日が続くことがあります。アスファルトが照り付けるような暑い夏の日でも紫外線を避けるために、対策の一つとして羽織ものをすることがあります。また涼しい所で快適に暮らすにはクーラーを入れますね。そのクーラーの寒さ対策としても羽織ものって必要不可欠ですよね。
夏に着るならどんな羽織ものがいいですか？この記事では洋服の面から夏でも着られる羽織ものにはどんな種類があるのかを見ていきます。その羽織もの5種類の特徴、メリット、デメリットについて解説していきます。
目次
羽織もの(はおりもの)とは
羽織ものとは服の上から着る上着のことです。アウターとも呼ばれています。これから5種類の羽織ものを紹介します。
ウィンドブレーカー
ウィンドブレーカーとは風から身を守る防寒着のことです。その特徴、メリット、デメリットについて見ていきましょう。
特徴
英語で「Windbreaker」と表記されます。「ウィンド」は風、「ブレーカー」は除けの意味があり、風除けの防風着です。別名「ウインドシェル」「ライトシェル」とも呼ばれています。ウィンドブレーカーの構造は前をジッパーで開けるタイプで長袖です。動きやすいのでスポーツする際にとくに便利です。
綿・ナイロン・ポリエステルなどの素材を使っています。薄くて軽い生地で作られています。
メリット
ウィンドブレーカーは薄くて軽いため、小さく折りたたむことができ、持ち運びに便利です。スポーツする際に体温調節のために、ウィンドブレーカーを着ると良い効果があります。紫外線対策、虫刺され対策にも役立ちます。クーラーが効いている少し肌寒いと感じた時にもカバンの中にいれておくと良いでしょう。
デメリット
冬に薄手のウィンドブレーカーを着るには防寒着としては十分にならず、物足りなさを感じるので冬にはあまり向いていません。
ウィンドブレーカーはランニングやジョギングにも適しています。汗を吸い取る効果もあるのでスポーツする時に着るといいですね。
レインウェア
レインウェアとは雨や風を避ける防水着のことです。その特徴、メリット、デメリットについて見ていきましょう。
特徴
英語で「RAINWEAR」と表記されます。「レイン」は雨で「ウェア」は衣類の意味があり、雨から身を守る防水性の優れた羽織ものです。天候に左右されやすく雨が降りやすい登山
にもレインウェアが適しています。登山用のレインウェアは水蒸気を逃し、蒸れにくいという透湿性にも優れています。
メリット
レインウェアには防水性に特化したものや透湿性を重視したものなど様々な用途によって種類が豊富です。豪雨の時などにも防水性に強く、雨をしのげるタイプのレインウェアもあります。価格や重量によっても色々なタイプがあるので、用途に合ったレインウェアを探してみてください。
自転車乗りの雨の日に最適なレインポンチョがあります。首を通して着られるので子どもでも簡単に着ることができます。
デメリット
レインウェアは雨を防げますが多少は素材に水分が染み込むため、持ち帰りに注意が必要です。濡れたレインウェアを持ち帰る袋をあらかじめ持っていくと良いです。それから、レインウェアを乾かしましょう。
カーディガン
カーディガンとは一般的にニットや毛糸でできたボタンの付いた前開きの羽織もののことです。その特徴、メリット、デメリットについて見ていきましょう。
特徴
夏用のカーディガンの素材はニットや毛糸よりも涼しい素材のものを使っています。
メリット
ファッション性が高く、透明感のあるカーディガンは夏にぴったりです。クーラーの寒さ対策のほかに、日焼け対策にもなります。
デメリット
素材のものによっては夏に着ると暑苦しくみえることがあります。
ボレロ
ボレロとはウエストよりも丈が短く、前開きで留め具がない羽織もののことです。その特徴、メリット、デメリットについて見ていきましょう。
特徴
ボレロはスペインの闘牛士が着ていた衣装からの由来です。結婚式のドレスの羽織ものとしても使われています。ワンピースともよく合います。フェミニンなものからジャケット風まで様々なデザインがあるのが特徴です。
メリット
夏の暑い時期のクーラーの寒さ対策でボレロを着ることができます。前開きで留め具がないので、全体的なデザインが丸みを帯びたように見えてオシャレです。
デメリット
ボレロは生地の面積が少ないために、体型を隠すのには向いていません。
ブルゾン
ブルゾンとは丈の短い羽織もののことです。その特徴、メリット、デメリットについて見ていきましょう。
特徴
ブルゾンは袖口や裾が絞られているものといわれています。フランス語で「blouson」でその意味を指します。比較的生地が薄いので、夏用もあるのです。
メリット
ブルゾンのメリットは動きやすくてファッション性があるところです。今ではオールシーズンでその時々に合ったブルゾンが色々出てきています。
デメリット
ファッション性が高いので、機能面では劣っている部分があります。
さいごに
夏でも着られる羽織ものとして気になるものはありましたか？とくに夏のクーラーの寒さ対策として羽織ものは欠かせません。カーディガンは定番で、スポーツ系にはウィンドブレーカーやレインウェアが合います。ファッション性でいうとボレロやブルゾンですね。夏の羽織ものを持っていない方は、用途に適した気になる羽織ものを一つ買ってみるのも良いのではないでしょうか？
