あなたは挙式を挙げたいですか?それとも挙げましたか?女性だけでなく男性も結婚や挙式に憧れがあることでしょう!挙式を挙げた方はやって良かったと思っている方も多いのではないでしょうか?一生に一度のステキな思い出、新たな人生のスタートですよね。今日は世界の挙式の風習やしきたりをご紹介します。
世界から見ると、日本の挙式も変わっているかもしれませんね。余興が取り入れられた日本の挙式は海外から見ると不思議に思われることもあります。今日は海外の挙式をご紹介します。良いと思ったものは挙式に取り入れるのもいいかもしれません。ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
中国の挙式
昔は爆竹や花火を上げるという風習がありましたが、今は中国全土で禁止されています。縁起が良いとされる数字の「8」にこだわるのが中国流。スケジュールが10:18、12:18など「8」を意識した式になっています。
挙式の当日は花で飾った高級車で新郎が新婦をお迎えに行きます。新郎の親族たちも高級車に乗って後に続きます。これがパレードのように行列になり、中国では挙式の風物詩になっているのです。新婦の家の前では新婦を連れて行かないように新婦の友人たちが立ちはだかります。
ここで新郎が新婦への愛の言葉を誓ったり、その友人にお菓子やお小遣いを配ったりします。こうして新婦のところまでたどり着くと、一緒に式場へと向かうのです。そして驚くのがゲストの服装。Tシャツにデニムという服装で参加し、好きな時間に参加して、好きな時間に帰るといいます。
ベルギーの挙式
ベルギーでは挙式を挙げる前に入籍しておくことが条件となっています。また、教会で挙式を挙げるのであれば新郎新婦の2人ともクリスチャンであることが必須です。変わった風習としては花嫁の親族が、花嫁の前で刺しゅう入りのハンカチを落とすこと。
このハンカチは祖母から母へ、母から娘へと代々受け継がれている幸せのハンカチなのです。また、新郎新婦のファーストダンスから始まり、夜中までゲストと一緒に踊り明かします。
インドの挙式
挙式を迎える新婦は挙式前にヘナタトゥーを手足にいれます。ヘナタトゥーとは時間が経つと消える、ヘナで描いたタトゥーです。濃く染まれば染まるほど、新郎に愛される、嫁いだ先で大切にされる…といわれています。
インドでは挙式をする時期があり、11月~3月ごろに式を挙げる方が多いです。挙式と披露宴が別々の日に行われ、7日間続くことも…。また、インドではおめでたい場でお金を撒くことがあるのですが、挙式でも新郎がお金を撒きます。
11月~3月以外だと暑いため、あまり挙式をしません。
タイの挙式
死を意味する「黒」と血を連想させる「赤」は、新郎新婦もゲストも着てはいけない色です。そして、タイの挙式では新郎に向けたイベントがあります。それは「No」といってはいけないイベント。お題は「新婦の好きなところ10個いう」「もう1度プロポーズをする」などがあり、挙式がとても盛り上がります。
これは日本でも取り入れるといいかもしれませんね。きっと盛り上がることでしょう。
ドイツの挙式
初めての共同作業といえば「ケーキカット」。ところがドイツでの共同作業はのこぎりで丸太を切るのが定番!丸太を切ることで「どんな苦難も乗り越えられる」という願いが込められています。
また披露宴が終わると新郎の友人が新婦をさらって、居酒屋に逃げ込みます。新郎は新婦がどこの居酒屋に逃げ込んだか探し当てるのです。そして、新婦を見つけ出すと居酒屋にいる友人たちのお酒をごちそうします。
イギリスの挙式
イギリスでは結婚式を終えた後に婚姻届けを出すことができます。イギリスには日本のような結婚式場がありません。ドレスなども自分で用意するのが一般的。キリスト教を信仰しているカップルは教会で式を挙げますが、それ以外のカップルはなんと区役所で式を挙げます。
この区役所には挙式を挙げるための「戸籍登録所」という部屋が用意されているところがあるのです。内装は高級なホテルのようになっています。
日本でも、区役所で挙式できるようになれば費用がおさえられそうですね。
フランスの挙式
新婦のドレス選びは母が一緒に同行してドレスを決めます。挙式当日まで新郎はどんなドレスなのか知りません。フランスでは結婚前に同棲するのが一般的ですが、式の前日はそれぞれの実家に戻って過ごします。
また、挙式は新郎新婦がゲストをおもてなしするという考えがあります。そのため、新郎新婦は家族や友人と同じテーブルで過ごします。そして披露宴のパーティーでは、深夜から翌朝にかけて歌い踊りながら過ごすのです。
フランスでも区役所で挙式を挙げるのですが、変わっているのが誓いの言葉を新郎新婦が用意すること。
2人で悩みながら決めた誓いの言葉は、きっとステキな思い出になるでしょうね。
アメリカの挙式
アメリカの挙式はテーマを決めて行うのが定番。たとえば読書が趣味なら「本」、夏の挙式なら「ビーチ」など。日本と違うのはゲストのドレスコードを新郎新婦が決めてしまうこと。招待状に「テーマは○○です」と書かれているのです。
また、ご祝儀も贈らないことがほとんど。贈ったとしても日本のように高額ではありません。ご祝儀の代わりにほしいものリストがあり、そこから1品選んでプレゼントするのが一般的です。
モーリタニアの挙式
一般的に日本では、ウエディングドレスが似合うように挙式前にダイエットしたり、エステに通ったりする方は多いです。しかし、モーリタニアの女性たちは挙式前にたくさん食事を摂って太る努力をします。モーリタニアでは、ふくよかな女性が美しいとされているためなのです。
まとめ
世界の挙式についてはいかがでしたか?自分たちの結婚式に取り入れたいイベントはありましたか?タイの挙式では新郎が「No」といえないイベントがありました。新婦の好きなところ10個言うなど、きっと日本の挙式に取り入れても盛り上がること間違いなしです!
また挙式場が無かったり、ご祝儀が必要なかったりする国もありました。今では会費制の挙式も増えましたが、ご祝儀の代わりにほしいものリストを作ってみてもいいかもしれませんね。あなたの挙式もみんなの思い出に残る、ステキな式になりますように!