みなさんの好きな給食のメニューは何ですか?給食って美味しくて、メニューや献立が豊富で楽しいですよね。みなさんの出身地やお住まいの地域ではどんな給食のメニューがありますか?
給食のメニューは地域によってさまざまです。たとえば海に面している地域では海の幸が給食のメニューに入っていたり、海に面していない内陸の地域では地元の名物が使われていたりします。
この記事では日本全国のご当地の給食20選をご紹介します。日本各地のご当地給食が知れて面白いと思います。その地域の飲食店でも食べることができるようなメニューもあります。よろしければ最後までご覧ください。
目次
北海道 スープカレー

北海道のスープカレー。スープカレーは主に札幌市で食べられています。広大な土地がある北海道ではスープカレーにも地元の野菜が、ふんだんに使われています。
岩手県 盛岡冷麺

岩手県の盛岡冷麺。岩手県では冷麺をアレンジした冷麺サラダや冷麺をアレンジしたスープなどが提供されています。
青森県 けの汁

青森県のけの汁。けの汁とは青森県津軽地方の郷土料理のことです。にんじん・ごぼう・大根・高野豆腐と発酵食材の味噌が使われているため、栄養がたくさん摂取できます。
山形県 どんがら汁
山形県のとんがら汁。漢字では「寒鱈汁(どんがら/かんだら)」と書きます。その漢字の通りタラを使います。タラを頭から尻尾まで無駄なく使い、最後に岩のりを添えて食べるのが特徴です。
毎年、冬に寒鱈祭りというお祭りが山形県では開催されます。
栃木県 しもつかれ

栃木県のしもつかれ。しもつかれとは栃木県の郷土料理のことで、鮭の頭を使ったり、酒粕で煮込んだりする料理のことです。給食では子供が食べやすいように、鮭の頭を切り身に変えたり、酒粕の量を少なくしたりするなどの工夫をして提供されています。
埼玉県 ゼリーフライ

埼玉県のゼリーフライ。埼玉県行田市のソウルフードのことです。デザートのゼリーとは全くの別物で、にんじんやネギを混ぜたコロッケのような物です。ゼリーフライの語源は「小判の形に似ているフライ」から「銭フライ」と呼ばれ、それが変化し現在のゼリーフライとなりました。
東京都 練馬スパゲティ

東京都の練馬スパゲティ。練馬スパゲティとは東京都練馬区の給食メニューのことです。練馬スパゲティは練馬区のオリジナル給食メニューで、練馬区の代表的な食材「練馬大根」を使用した和風のスパゲティとなっています。
神奈川県 三崎マグロのタレカツ丼
神奈川県の三崎マグロのタレカツ丼。三浦半島で水揚げされたマグロを揚げ、甘辛い醤油だれをかけて食べられるのが特徴です。子どもでも食べやすいようにと工夫されました。
山梨県 ほうとう

山梨県の名物郷土料理ほうとう。山梨県の名物料理ですが、近年作られる機会が減り、子どもに故郷の味を知る機会が減少しました。そこで子どもたちにも故郷の味に親しみを持ってもらうために給食で提供されるようになりました。
山梨県に旅行に行った際にほうとうの美味しさに感動しました。給食で提供されるなんて、うらやましいです。
富山県 ベニズワイガニ

富山県の紅ズワイガニ。富山県射水市で提供されます。全学年に提供されるわけではなく、小学校6年生の子どもにカニ1匹ずつ提供されます。
長野県 キムタクご飯

長野県塩尻市のキムタクご飯。キムタクと聞いたら芸能人の木村拓哉さんをイメージすると思いますが、全くの無関係です。キム=キムチ・タク=たくあんのことです。キムチとたくあんの他にベーコンが入っています。キムチの辛さを和らげるために、甘いたくあんが入れられました。
愛知県 イカフライのレモン煮

愛知県西尾市のイカフライのレモン煮。西尾市では給食の人気メニューです。子どもだけではなく、大人にも人気です。給食の人気メニューから地元のソウルフードになりました。
三重県 津ぎょうざ

三重県津市の名物料理津ぎょうざ。津ぎょうざは給食メニューが地元名物となったほど地元に愛されている給食メニューです。
京都府 茶汁
京都府宇治田原町での茶汁。茶汁とは味噌に青菜やニシン、タラなどを入れ、ほうじ茶を注いだ郷土料理のことです。こちらも子どもが食べやすいように、味噌とほうじ茶だけではなく、かつおだしを加えるなどの工夫がされています。
広島県 うずみ
広島県のうずみ。うずみとは海老・タイや野菜などの上にご飯が乗せられている福山市周辺の郷土料理のことです。ご飯の下に具材が入っているということで、宝探しのように、楽しみながら食べることができます。
ご飯の下に具材ってありそうで意外とないですよね。
高知県 ぐる煮
高知県のぐる煮。ぐる煮とは根菜類・こんにゃく、厚揚げなどの煮物のことです。ぐるとは高知県の方言で仲間・一緒などを表し、高知県の野菜を集めて一緒に煮込むことから、この名前が名づけられました。
愛媛県 みかんご飯

愛媛県のみかんご飯。みかんご飯とは愛媛県の郷土料理のことです。一般的な炊き込みご飯は、だし汁を使って炊くのにたいして、この料理はみかんジュースを使ってご飯を炊きます。
鹿児島県 さつま汁
鹿児島県のさつま汁。さつま汁とは味噌汁に鶏肉が入っている鹿児島県の郷土料理のことです。手軽に作れることから、家庭でも作られています。
大分県 黄飯とかやく
大分県の黄飯とかやく。黄飯とかやくとは黄色く色付けしたご飯に、魚や野菜を具材にした大分県の郷土料理のことです。黄飯の黄色はくちなしの実を使用して色付けしています。
沖縄県 ソーキ汁

沖縄県のソーキ汁。ソーキ汁とは豚肉の骨付きあばら肉を使った沖縄県の郷土料理のことです。沖縄県ではポピュラーな料理です。観光客には同じソーキを使ったソーキそばが人気ですが、沖縄県民にはこちらの方が親しまれています。
まとめ
いかがだったでしょうか?みなさんの思い出の給食メニューはありましたか?日本の給食は海外でも注目されるほど、栄養が考えられています。さらに、日本では「食育」という言葉があるように給食で食の知識・マナー・食習慣を学ぶことができます。
また、行事・季節に合わせたメニューやその土地の郷土料理を提供されていて、これは日本ならではです。大人になった今給食を食べる機会はありません。しかし、この記事を読んで給食の時間や、メニューを思い出してみてください。最後までお読みいただきありがとうございました。