みなさんマスク生活もそろそろ終わります。厚生省より令和5年3月13日からマスクの着脱を個人の判断が尊重されるようになるのです。これからもマスクが継続的に必要な場所もあります。感染予防対策としてマスクは必需品となりました。マスクはどこへ行く時も必ず一つは所持していないと不安ですよね?
マスクとひとえにいってもその種類は豊富にあります。 今回はそんな生活必需品のマスクについてご紹介致します。マスクの豆知識やマスクの種類、選び方などもご紹介します。おわりにおすすめのマスクを厳選してご紹介しますのでぜひ、最後まで読んでいただけると嬉しいです。
目次
マスクについて

ここ数年でマスクの需要が格段に増えました。それとともにメリット・デメリットは各々にあるかと思います。そして、マスクの機能も研究と開発がされて、現代では多種多様なマスクが存在します。
マスクの歴史は古く語源は幽霊からきていることはご存知でしょうか?諸説ありますが、英語で「mask」には「覆面」「隠す」「見せかけ」という意味があります。そして、ラテン語で幽霊を意味する「mascus」からきたことが由来といわれています。ハロウィンの仮装で人の顔が見えないと幽霊のように感じたのでしょう。日本語では「仮面」となります。
また、日本と海外ではマスクについての認識が違います。例えば海外の人達は目と目を合わせて会話します。これは口元などの表情を重視しているからです。それに対し日本は細かいニュアンスや同じ単語でも別の意味などがあり、相手の表情や文脈などを深く読み取ることを重視している違いです。なので、日本でマスクをつけていても気にならないのです。
日本は春頃には花粉症など古くからマスクをつける習慣がありますよね。
マスクの種類

日本のマスクには種類が豊富にあります。その性能の良さから海外からの注文も多くあるのです。そして、マスクの種類は大きく三つに分類されます。
家庭用マスク
布タイプ
おもに布の生地で作られているものです。さまざまな柄があり、洗って使い回せる所が特徴的です。
不織布タイプ
織っていない布のことをいいます。高い補修力と通気性に優れていますが、目安として一日での交換が必要です。
医療用マスク
N95マスク
おもに微生物を含む外気から人を守るために使用さるのです。顔面に密着されるように設計されています。
サージカルマスク
おもにサージカルマスクを装着する人から排出される微生物を広がることを防ぎます。
産業用マスク
防塵マスク
おもに建築現場作業などで起こるホコリやチリ、を防ぐときに使用されるのです。
防毒マスク
おもに工場などで有毒ガスなどが発生する場合に、安全な呼吸が行えるよう使用されます。
マスクはその用途ごとに種類が豊富にあります。適した用途での使用が必要です。
マスクの効果

そんな、種類が豊富にあるマスクは適材適所でさまざまな効果があります。「豊橋技術大学」で、スーパーコンピュータ「富岳」を用いた飛沫感染におけるシミュレーションが行われました。マスクをしていない人の吐き出しと吸い込みが100%とします。以下が実験結果となります。
吐き出し飛沫量
- 布マスク 18%~34%
- 不織布マスク 20%
- ウレタンマスク 50%
吸い込み飛沫量
- 布マスク 55%~65%
- 不織布マスク 30%
- ウレタンマスク 60%~70%
と、不織布マスクが一番効果のある検証結果が明らかになりました。しかし、不織布は一日で使い捨ての使用が推奨されています。また、ウレタンや布は使い回しができるので一長一短があるのです。
テレビなどでよく見かけるフェイスシールドやマウスシールドはほとんど効果がないのです。
マスクの選び方

とはいえ、種類が豊富なマスクはどうやって選んだほうがいいのでしょうか?
COVID-19が流行る前までは日本のマスクに対する公的な規格・基準は整備されていませんでした。そこで、「JIS(日本産業規格)」や「JHPIA(全国マスク工業会)」など製品に一定の水準を満たしたマスクが製造・販売されることになったのです。
JHPIAとは厚生労働省より2005年に発足した業界団体です。おもに家庭用・医療用のマスクを販売・輸入を行う企業で構成されています。厳密な審査により、安全性を認められた企業のみが入会できる団体なのです。
- 試験方法と評価は適切かどうか
- 商品表示は適切か
- 化学物質の含有量は基準値であるか
- 製造工場は安全な環境か
などの項目をすべて満たした企業だけが表示できるマークなのです。マスクを購入する前にJISマークとJHPIAマークがついている物をおすすめします。
デザインや安さを重視してマークを見ていないこともありますよね。
おすすめのマスク

現代では、規定基準の物からデザイン重視の物が多くあります。マスクはファッションアイテムとしても需要があるのです。では、おすすめのマスクを厳選してご紹介致します。
「J-95マスク」
JIS規格のマスクです。3D 立体型なので息もしやすいです。
「ノーズマスクピット ネオ」
N95マスク 花粉症 黄砂 ハウスダスト感染予防にもおすすめです。
「CICI BELLA」
豊富な種類から選べる所が特徴的です。
「MASCODE 3D」
ファッション性と機能性が両立しています。
「アンダーアーマースポーツマスクフェザーウエイトマスク」
スポーツやジムに行く方にはおすすめです。
マスクは一つのファッションアイテムになりましたね。
おわりに
いかがでしたでしょうか?マスクの種類と効果についてご紹介しました。マスクの語源が幽霊からきていることは驚いたのでは?マスクにもJISマークやJHPIAマークといった日本の基準があり、一目で安全性が分かるのはとても良いことですね。
また、マスクは個人の判断での着脱が可能になりました。日本ではマスクは古くからつけている方が多いのでそれほど大きな違和感はないかと思います。そして、マスクはファッションアイテムの一つになりました。自身に合ったマスクを一度チェックしてみてはいかがでしょうか?ぜひ、ご参考になれば幸いです。