みなさんが使っているその英語…。実は和製英語で、外国では通じないかもしれません。今日は「外国人に通じない和製英語」をご紹介しています。車に乗っている方は「ガソリン入れてくる!」といっていると思いますが、ガソリンも英語ではなく和製英語です。
英語ではどうやっていうのが正しいのでしょう?外国人と話す機会は少ないかもしれませんが、知っておくと便利なものばかりです。また「私はマンションに住んでいます」というとビックリされてしまうかもしれません!
なぜ驚かれるのでしょう?英語では何というのが正しいのか解説しています。これから英語を勉強しようと思っている方にも楽しめる内容となっています。ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
目次
- アパート(apartment house)
- アフターサービス(aftersales service)
- エアコン(an air-conditioner)
- エンゲージリング(engagement ring)
- O.B=オービー(an alumnus)、O.G=オージー(an alumna)
- O.L=オフィスレディー(an office worker)
- カステラ(sponge cake)
- ガソリンスタンド(a gas station)
- ガードマン(a guard)
- キャンピングカー(camper)
- クレーム(complaint)
- コインランドリー(a coin-operated laundry)
- コンセント(a wall outlet)
- サラリーマン(a salaried worker)
- シャープペンシル(mechanical pencil)
- スーパー(supermarket)
- センチ(centimeter)
- チャック(zipper、zip-fastener)
- デーゲーム(daylight game)
- デパート(department store)
- デマ(demagogy)
- バイク(motorcycle、motorbike)
- バージンロード(down the aisle)
- ハーフ(African-Asianなど)
- ピンセット(tweezers)
- ファックス(facsimile)
- フリーター(a person doing part-time job)
- フリーマーケット(flea market)
- ペーパードライバー
- ペンション(cottage)
- ポスト(a mail box)
- ホチキス(stapler)
- ホットケーキ(pancake)
- ホームシック(homesickness)
- マンション(condominium)
- ミス(mistake)
- ランドセル(school knapsack)
- まとめ
アパート(apartment house)

apartment houseを短縮してアパートとよんでいますが、apartmentでも通じません。正しくは「apartment house」です。
アフターサービス(aftersales service)
正しい英語は「aftersales service」。アフターサービスだけでは何のあとのアフターサービスか分かりません。aftersales serviceといいましょう。
エアコン(an air-conditioner)
日本語では短縮してエアコンと呼んでいますが、正しくは「an air-conditioner」。
エンゲージリング(engagement ring)

日本語で婚約指輪を意味するエンゲージリング。英語では「engagement ring」が正しい英語です。
O.B=オービー(an alumnus)、O.G=オージー(an alumna)
卒業生を意味するO.B、O.Gですが英語ではありません。卒業生の男性を「an alumnus」、女性のことを「an alumna」といいます。男女合わせた卒業生のことは「a graduate」です。
O.L=オフィスレディー(an office worker)
正しい英語は「an office worker」。この言葉は女性だけでなく、男性にも使えます。office ladyでは通じないので、気を付けましょう。
カステラ(sponge cake)

カステラはポルトガル語の「castella」が由来です。カステラの由来は中世スペインのカスティーリャ王国で食べられていたパンの名前でした。正しい英語は「sponge cake」です。
ガソリンスタンド(a gas station)
そもそもガソリンは英語ではありません。同じ英語でもアメリカとイギリスでガソリンスタンドを意味する言葉が違います。アメリカでは「a gas station」イギリスでは「a petrol station」といいます。
ヨーロッパでもガソリンのことを「petrol」と呼びます。
ガードマン(a guard)
日本語でガードマンというと警備員を指しますが、英語では「a guard」で通じます。
キャンピングカー(camper)

キャンピングカーのことを英語では「camper」といいます。
日本だとキャンパーはキャンプをする人を指しますよね。
クレーム(complaint)
苦情のことをクレームといいますが、英語では「complaint」が使われます。
コインランドリー(a coin-operated laundry)
コインランドリーは英語で「a coin-operated laundry」といいます。ちなみに「laundry」は水を使う洗濯を意味します。
コンセント(a wall outlet)

英語ではコンセントのことを「a wall outlet」「a wall socket」「an outlet」と表現します。
サラリーマン(a salaried worker)
サラリーマンは「a salaried worker」といいます。もしくはa salesman、a computer programmerなど具体的な言葉を使うのも良いでしょう。
シャープペンシル(mechanical pencil)
シャープペンシルの正しい英語は「mechanical pencil」。ちなみにボールペンは「ballpoint pen」です。
スーパー(supermarket)

食料品を販売している大型のお店のことを日本語では「スーパー」と呼んでいますが、英語では「supermarket」といいます。
センチ(centimeter)
「centi」は100分の1という意味なので、うしろに「meter」をつけて「centimeter」と呼ぶのが正しいです。
チャック(zipper、zip-fastener)

日本語ではチャックといいますが、英語では「zipper」「zip-fastener」と呼びます。
デーゲーム(daylight game)
野球などの試合が昼間に行われることをデーゲームといいますが、英語では「daylight game」といいます。
ちなみに夜に試合が行われることはナイターではなく「night game」です。
デパート(department store)
「department store」が正しい英語です。Departmentだけだと会社での部門を意味します。
デマ(demagogy)
悪い意味でのうわさ話などを「デマ」といいますが、正しい英語は「demagogy」です。
バイク(motorcycle、motorbike)

英語で「バイク」というと自転車のことになってしまいます。バイクは英語で「motorcycle」「motorbike」を使います。
バージンロード(down the aisle)
結婚式でウエディングドレスを着た花嫁が歩く通路を日本語ではバージンロードといいますが、英語では「down the aisle」といいます。
ハーフ(African-Asianなど)
英語ではハーフではなく「African-Asian(アフリカ系アジア人)」「Part-English(英国人との混血)」などと表現します。「ハーフ」は差別用語にあたるので、使わないようにしましょう。
ピンセット(tweezers)
医療の現場などで使われるピンセットの由来はフランス語です。英語では「tweezers」。医学用語は英語のものは少なく、オランダ語やドイツ語が多いです。
ファックス(facsimile)

faxは英語圏で放送禁止用語に聞こえてしまうため、気を付けたい英語です。「facsimile」というのが正しいです。
フリーター(a person doing part-time job)
定職につかず、アルバイトをして生活している人のことを日本ではフリーターと呼びます。実はフリーターにあたる英語はありません。あえていうなら「a person doing part-time job」に当たるでしょう。
フリーマーケット(flea market)
「free」marketではなく「flea」marketというのが正しい英語です。fleaは蚤(ノミ)という意味があります。
ペーパードライバー
免許は持っているけど、運転していない人のことをペーパードライバーといいます。ペーパードライバーにあたる言葉は英語にはありません。
ペンション(cottage)

避暑地にある家や宿泊できる家などのことをペンションといいますが、これはフランス語が由来です。正しい英語は「cottage」。英語でペンションというと、定年した後に年金をもらうことを意味します。まったく別の意味になってしまうので、気を付けましょう!
ポスト(a mail box)
正しい英語は「a mail box」です。postは郵便物という意味があります。
ちなみに郵便局は「a post office」です。使い方が難しいですね。
ホチキス(stapler)
Hotchikissといってしまうとホチキスという人が作った機関銃を意味してしまいます。日本で言うホチキスを英語でいう場合は「stapler」が正しいです。
ホットケーキ(pancake)

温かいケーキなのでホットケーキと名付けられたのでしょう。英語でホットケーキは通じません。「pancake」を使いましょう!
ホームシック(homesickness)
家を離れて家が恋しくなる様子をホームシックと呼んでいますが、正しくは「homesickness」です。
マンション(condominium)
マンションに住んでいる方は多いと思いますが、英語で「mansion」は大豪邸の意味になります。うっかり「マンションに住んでいる」と言ってしまうと、とんでもない勘違いをまねくことに!condominiumを使いましょう。
他にも英語では「apartment」イギリスでは「flat」を使うのが良いです。
ミス(mistake)
間違い、失敗をミスといいますが、正しい英語は「mistake」です。missだと見逃すなどの意味になってしまいます。
ランドセル(school knapsack)

日本で小学生が登下校に使っているかばんといえばランドセル。これはオランダ語が由来の言葉です。英語では「school knapsack」といいます。
まとめ
外国人に通じない和製英語はいかがでしたか?日本語も難しいですが、英語も難しいですね…。これから英語を勉強しようと思っている方も、そうではない方も楽しめたのではないでしょうか?マンションに住んでいる方!あなたのお家はマンションですか?コンドミニアムですか?間違えないように気を付けましょう!