みなさんは日常的にはちみつを食べますか?甘くて、栄養もある素晴らしい食品です。健康目的で食べられる方も多いと思います。でもどうせ食べるならより効率よく栄養を取りたい、その考えの人も多いと思いでしょう。そんなのためによりはちみつを正しく摂取し、効率のよい摂取の仕方を紹介いたします。
本記事では効果効能やさまざまな食べ方も合わせて詳しく紹介していきます。はちみつにあまり詳しくない人でも理解できる内容になっています。はちみつを良く食べられる方、あまり食べていなくても興味がある方、健康を意識する方向けの記事になっています。
目次
はちみつに含まれている栄養分

まず、はちみつに含まれている栄養分を紹介いたします。はちみつの主成分は糖質です。砂糖とは違い、主に果糖とブドウ糖なので消化吸収がよく、エネルギー効率がよい成分になっています。次にミネラル、ビタミン、アミノ酸が豊富に含まれております。酵素も多く含まれております。
砂糖よりも甘く、カロリーは控えめです。
はちみつの効果効能一覧

肌荒れ改善
肌質の維持にはたんぱく質が必要であり、たんぱく質の維持にはアミノ酸が必要になります。アミノ酸には必須アミノ酸という人間が作り出すことができないアミノ酸があります。はちみつには何種類もの必須アミノ酸が含まれています。腸内環境も改善されることで腸内の毒素が排出され、吸収した栄養分が肌に伝わるため、肌質改善に効果的です。
疲労回復
疲労回復に大切な糖質も多く含まれており、はちみつは消化吸収もよくエネルギー効率もよいので疲れにくいのです。
風邪予防
ビタミンが豊富に含まれています。ビタミンは抗菌作用あり、免疫力が高くなります。
ダイエット効果
砂糖よりもカロリーが低く、果糖なので体内にゆるやかに吸収されていきます。肝臓に蓄えられるグリコーゲンが一定を超えると脂肪に変わります。
喉の痛みを抑える
はちみつ自身に強い殺菌消毒作用あり、喉の痛みを抑えてくれます。口内炎にも効果的です。はちみつの中の高濃度の糖分が細胞内の水分を吸収し、細菌の増殖を抑える効果があります。
便秘改善
はちみつの成分のグルコン酸はビフィズス菌を増やす効果があります。ビフィズス菌は腸の粘膜を保護し、腸内環境を整えてくれます。
そのほかにも睡眠改善効果などが期待できます。
はちみつの選び方

いいはちみつにはさまざまな特徴があります。以下2つの特徴を紹介します。
結晶化しないはちみつは選ばない
通常はちみつは気温が低くなるなどして、結晶化します。加熱や加工処理がしてあるはちみつは結晶化しません。
透き通っていないはちみつ
はちみつは中の酵素が発酵し続けています。酵素が発酵しているものは細かい気泡ができるため、透き通って見えづらくなっています。
良いはちみつは多少見栄えが悪くなってしまいます。
はちみつの種類

はちみつは1000種類と数が多くありますが、市販されているはちみつは大きくわけて純粋はちみつ、加糖はちみつ、精製はちみつの3種類に分かれます。
純粋はちみつ
天然成分100パーセントのはちみつです。水分の含有量が23%以下、果糖、ブドウ糖の含有量が60g/100g以上と厳しい品質基準をクリアしたはちみつです。
加糖はちみつ
販売価格は抑えめで果糖、砂糖などの糖類が加えられたはちみつになります。純粋はちみつと比べ、栄養価が劣ります。
精製はちみつ
はちみつから色、臭いを取り除いたものです。タンパク質、ミネラル、ビタミン等を除去されています。はちみつ独特の色、香りがなく、栄養素を少し失っています。
これらは商品ラベルを見れば、確認ができます。基本的に純粋はちみつは、精製や加糖より高価になります。
純粋はちみつだと栄養をたくさん取れます。
有名なはちみつ

アカシア
ニセアカシアという花からとれたはちみつ。はちみつの女王ともいわれています。コクがありあっさりとした甘さでクセがないのが特徴です。ブトウ糖の割合が少なくため、純粋はちみつでも結晶化しにくいはちみつです。特に便秘に効果的なはちみつです。
れんげ
れんげの花からとれたはちみつ。はちみつの王様と言われています。やさしい甘さと上品なコクが特徴のはちみつです。
アカシアは料理にも使いやすいはちみつです。
効率のよい摂取の仕方

1日の摂取量はスプーン1杯から3杯程度、そのまま摂取がおすすめです。料理するより効率よく摂取できます。加熱すると栄養分が飛んでしまうので加熱は控えましょう。はちみつは温度が低い方が甘味を感じられます。疲労回復効果が期待できるので、疲れたときにもオススメです。
血中のブトウ糖を安定させる効果もあるため寝る1時間前に摂取するとリラックスでき、ゆったりと寝ることができます。
摂取のしすぎは逆効果なので注意してください。
美味しい食べ方

はちみつヨーグルト
朝食のヨーグルトにはちみつを合わせます。砂糖の代わりにはちみつを入れるこの組み合わせは善玉菌がより増え、お腹によい組み合わせです。
レモンのはちみつ漬け
疲労回復におすすめの食べ方になります。レモンを輪切りにし、はちみつにつけて一晩置いて完成です。そのまま食べてもよいですが、紅茶やお菓子など使用しても楽しくいただけます。
はちみつ大根
喉が痛いときや咳がひどいときに効果的な食べ方です。一口大にきった大根にはちみつをかけ、一晩つけておきます。そしたら大根からでた水分で、シロップが完成します。そのまま飲んでもよいですし、水や炭酸水で割っても楽しめます。
はちみつ大根は昔から伝わる食べ方です。
まとめ
効果効能、効率のよい摂取の仕方を紹介していきました。はちみつは非常に便利な食品です。栄養素も豊富です。食べ方もいろいろな食べ方もあり、料理の調味料としても幅広く使えます。みなさんもぜひ、自分の生活にはちみつを取り入れてはいかがでしょうか?