みなさんコーラは飲まれるでしょうか?自分はお酒と組み合わせたり、そのまま飲んだりしています。世界で一番有名なコーラはコカコーラではないでしょうか。100年以上の歴史があり、世界中の人に愛されています。オリジナルの味、特徴的な瓶の形、炭酸飲料としても一番有名なのはコカコーラだと思います。
そんなコカコーラですがみなさんはなぜコカコーラという名前なのか疑問に思ったことはありますでしょうか?本記事ではコカコーラが生まれた理由や名前の由来について紹介していきます。コカコーラの歴史もあわせて紹介していきますので、これを知ったら自慢できるようになります。実はコカコーラの名前はとある植物の実が由来でした。
目次
コカコーラの名前の由来
1886年にコーラ飲料として初めて開発されたのがコカコーラです。コカとコーラそれぞれの名前の由来について紹介していきます。
コカコーラにはコカの実が使われていた。
コカコーラのコカというのは使用していた葉っぱ、コカの葉を使用していることから名付けられました。実はこのコカの葉はコカインの葉っぱを指します。コカコーラが開発された当初に使用されていましたが、1903年には取り除かれ、現在は使用されていません。
昔のコカコーラにはコーラの実が使われていた。
開発当初のコカコーラにはコーラの実という実が使われております。この実は別名コーラナッツと呼ばれています。カフェインが含まれており、噛んで楽しむ嗜好品として扱われていました。コカコーラの名前の由来のひとつにこの実があります。
コーラの実のエキスを抽出したものを入れていました。現在、ほとんどのコーラにはこのコーラの実は使用されていません。
名前の由来が植物だったなんて意外でしたね。
コカコーラは元々薬剤師が開発した薬だった。
コカコーラが生み出された当初は飲んで楽しむ炭酸飲料としてではなく、薬として開発されました。1886年に薬剤師であるペンバートン博士によってコカの実を使用した、アルコールを組み合わせた薬が販売されました。
飲んだら疲れがとれる強壮剤として売り出されました。ですが当時、禁酒運動が活発であり、禁酒の状況でも飲めるようコーラの原液に炭酸を混ぜたのがコカコーラの始まりになります。
試しに炭酸をいれたところおいしいと評判になったそうです。
コカコーラは特許を提出していない。
なんとコカコーラは製造方法の特許を取得しておりません。特許申請後はレシピを公開する必要があります。商品のレシピを公開し、知られたくないため、特許を提出していないのです。
コカコーラが開発された当初は製造方法が公開されていましたが、現在の製法は明らかになっていません。このコカコーラの配合がかかれたレシピは別名フォーミュラと呼ばれ、銀行の金庫に保管されています。
コカコーラの美味しさの秘密・・・知ってみたいですね。
瓶の形が特徴的な理由
コカコーラの瓶の形は特徴的な形をしていると思いませんか?あの形になったのは、ちゃんと理由があります。コカコーラの瓶の形はコンツアーボトルと呼ばれます。胴がくびれたボトルという意味です。
コカコーラが販売開始されてからさまざまな類似品が販売されました。1915年に他社の商品との差別化のため、暗闇でも触ってもコカコーラとわかるようボトルデザインの開発がおこなわれました。デザインはカカオ豆を参考にデザインされたそうです。
まさにコーラといえばこの形とイメージできるのはすごいですね。
サンタクロースが赤のイメージを広めたのはコカコーラだった。
サンタクロースのイメージカラーといえば、赤になります。この赤のイメージを世界中に広げたのがコカコーラといわれています。1931年に行ったクリスマスキャンペーンの広告に描かれたものが、赤い服を着たサンタクロースでした。
この広告は世界中で使用されたため、サンタ=赤というイメージが広がったと言われています。これ以前にも赤色のサンタは存在しましたが、国よって緑色の服、黒色の服などのサンタがいました。
これでサンタのイメージをコカコーラが決定づけました。
コーラのさまざまな味わい方
コーラはそのまま飲んでもおいしいですが、他の飲み物とあわせたりするとより味の幅が広がり、おいしくいただけます。
コーラはさまざまなお酒と相性がよく、ジンやビール、焼酎などと組み合わせてもおいしくいただけます。ウォッカをコーラで割り、少しだけレモンをかけたコークハイが有名です。
料理の隠し味にも使われたりしています。肉じゃがや角煮など肉の煮物に使用されていたりします。コーラの炭酸はお肉を柔らかくする効果があり、砂糖などの代用として使用できます。
そのまま飲んでもよいですが、料理に使用する方法もあるのですね。
まとめ
コカコーラの名前の由来、その他雑学について紹介していきました。コカコーラの始まりは薬だったとは驚きですね。コカコーラは広告や瓶の形にもこだわりをみせるなどさまざまな販売戦略をおこない、世界一のコーラメーカーの位置についたのだと実感しました。みなさんも色々な方法でコカコーラを楽しんでみてはいかがでしょうか?