2024年、スタジオジブリの宮崎駿監督がアメリカ・タイム誌の「世界で最も影響力のある100人」に選出され、ニュースになりました。では「世界で最も影響力のある100人」にどんなジャンルの日本人が過去に、選出されたのでしょうか?この記事では、世界の100人に選ばれた歴代の日本人をご紹介します。
また「世界で最も影響力のある100人」を掲載しているアメリカ・タイム誌とはどんな雑誌なのでしょうか?そちらについても詳しく説明します。日本人で最も選ばれた回数が多いのは、あのテニス選手です。答えは本文の中にあります。ぜひ、最後までご覧ください。
目次
世界で最も影響力のある100人とは?
世界で最も影響力のある100人とは、アメリカ・タイム誌が毎年掲載している企画のことです。1999年に始めて企画・掲載されました。当時は「20世紀の最も影響力のある100人を選考し、掲載しています。
世界で最も影響力のある100人の歴代、日本人選出者
世界で最も影響力のある100人の歴代、日本人選出者をご紹介します。記事内で紹介するのは2004年から2024年までの20年間の歴代、日本人選出者です。
2004年
- 福井俊彦(ふくい としひこ) 第29代日本銀行総裁
- 奥田碩(おくだ ひろし) トヨタ自動車元会長
- 張富士夫(ちょう ふじお) トヨタ自動車元社長
- 久夛良木健(くたらぎ けん)ソニー・インタラクティブエンタテインメント元社長
- 中田秀夫(なかた ひでお) 映画監督
久夛良木健氏は、人気ゲーム機「プレイステーション」の生みの親として知られています。
2005年
- 渡辺捷昭(わたなべ かつあき) トヨタ自動車社長元社長・元副会長
- 宮崎駿監督(みやざき はやお) 映画監督
2006年
- 小泉純一郎(こいずみ じゅんいちろう) 第87・88・89代内閣総理大臣
2007年
- 渡辺捷昭(わたなべ かつあき) トヨタ自動社長・副会長
- 宮本茂(みやもと しげる) 任天堂 代表取締役フェロー
トヨタ自動車元社長の渡辺捷昭氏は、二度目の選出です。
2008年
- 山中伸弥(やまなか しんや) 医師
- 村上隆(むらかみ たかし) 現代美術家
医師の山中伸弥氏は2012年にノーベル生理学・医学賞をイギリスの生理学者、ジョン・ガードン氏と共同受賞しています!
2009年
- 南部陽一郎(なんぶ よういちろう) 生物物理学者
南部陽一郎氏は2008年にノーベル物理学賞を受賞しています!
2010年
- 鳩山由紀夫(はとやま ゆきお) 第93代内閣総理大臣
2011年
- 桜井勝延(さくらい かつのぶ) 福島県南相馬市元市長
2012年
この年の、日本人選出者はいませんでした。
2013年
- 柳井正(やない ただし)株式会社ファーストリテイリング代表取締役会長兼社長
- 高知エリカ(こうち えりか) 人道活動家
柳井正氏は、日本を代表するアパレルブランド「ユニクロ」「ジーユー」の生みの親です!
2014年
- 安倍晋三(あべ しんぞう) 第90・96・97・98代内閣総理大臣
2015年
- 近藤麻理恵(こんどう まりえ) 片付けコンサルタント
- 村上春樹(むらかみ はるき) 作家
2016年
- 草間彌生(くさま やよい) 芸術家
2017年
- 小池百合子(こいけ ゆりこ) 第20・21代東京都知事
2018年
- 安倍晋三(あべ しんぞう) 第90・96・97・98代内閣総理大臣
- 孫正義(そん まさよし) ソフトバンクグループ株式会社表取締役
2019年
- 大坂なおみ(おおさか なおみ) テニス選手
2020年
- 大坂なおみ(おおさか なおみ) テニス選手
- 伊藤詩織(いとう しおり) ジャーナリスト
2021年
- 大坂なおみ(おおさか なおみ) テニス選手
- 大谷翔平(おおたに しょうへい) 野球選手
- 隈研吾(くま けんご) 一級建築士
日本人、最多選出者はテニス選手の大坂なおみ選手です。大坂選手は最多選出以外に、日本人で初めて、3年連続選出された人物です。
2022年
2022年は2012年同様に、日本人の選出者はいませんでした。
2023年
- 岸田文雄(きしだ ふみお)第100・101代内閣総理大臣
- 宮崎英高(みやざき ひでたか)ゲームクリエイター
2024年
- 宮崎駿(みやざき はやお)映画監督
- 上野千鶴子(うえの ちづこ)社会学者
- 林克彦(はやし かつひこ)経済学者
- 岩崎明子(いわさき あきこ)免疫学者
タイム誌とは
「世界で最も影響力のある100人」を掲載するアメリカ・タイム誌とは、アメリカのニュース雑誌のことです。タイム誌は世界初のニュース雑誌と知られ創刊は1923年で、とても歴史があります。現在はアメリカのみならず、ヨーロッパ版・アジア版など世界中で発行されている雑誌です。
まとめ
世界で影響力のある100人の歴代の日本人は、映画監督からスポーツ選手、学者まで様々なジャンルの方が選出されています。日本人として筆者は誇りに思います。
また、筆者は特に2005年と2024年に選出された、スタジオジブリの宮崎駿監督の作品が大好きです。ジブリ作品については下記の記事でも紹介しています。ぜひ、そちらの記事もご覧ください。