雑学のあしあと
『今すぐ誰かに教えたくなる豆知識』がコンセプトの雑学サイトです。
生き物 PR

足が速くてグルメ⁉かわいくて繊細なうさぎの雑学を紹介!

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

皆さんは、うさぎを飼ったことはありますか?うさぎは、毛がふわふわしていて、とてもかわいい見た目をした小動物です。人間と積極的にコミュニケーションを取ろうとする生き物ではありませんが、見ているだけで癒されます。

犬や猫とはまた、違った良さがあるペットですよね。そんな、可愛らしいうさぎは、実は優れた感覚と能力を持った生き物です。では、うさぎはなぜ繊細な感覚を持っているのでしょうか? 今回は、うさぎの繊細な感覚にまつわる雑学を紹介します。

うさぎを飼っている人も、飼ってみたいと考えている人も必見です。

うさぎってどんな動物?

ペットとして販売されていることが多いうさぎは、とても繊細な生き物です。もともと捕食される側の生き物であるうさぎは、自然界を生き抜くために感覚が繊細である必要がありました。うさぎは、以下のような優れた感覚を持っています。

うさぎの優れた感覚

うさぎの耳は地獄耳

うさぎは、優れた聴覚を持った生き物です。大きな耳は、音を集めやすい構造をしているので、360度の方向から音を聴き取ることができます。うさぎの耳がぴんと立つことがありますが、周りの音を聴いて危険を察知しているのです。

うさぎがストレスを感じないように、ケージがある部屋で大きな音を立てることは控えましょう。うさぎの耳は、音を聴くだけでなく、体温調節をすることができます。また、耳には動脈が通っているため、耳を風に当てて冷やすことで体温の調節をすることが可能です。

うさぎの視角は大体360度

うさぎの目は、私たち人間とは違い側面についています。そのため、両目でおよそ360度とかなり視野が広いです。また、うさぎは夜行性なので、暗いところでもよく見えるように、人間の8倍も光を感じることができます。

このように、うさぎは繊細な感覚の持ち主です。うさぎの耳や目は、私たち人間よりも多くの情報を読み取っています。

うさぎは人間よりもグルメ⁉

うさぎは、味を感じる器官である味蕾(みらい)の数が多いです。犬が2000個、猫が500個程であるのに対して、うさぎの味蕾の数は17000個もあります。人間の味蕾の数は10000個と言われているので、うさぎの味蕾はそれよりも多いです。

そのため、うさぎは好き嫌いが多い生き物としても知られています。(もちろん個体差はあります)うさぎを飼っている人は、食事の栄養バランスが偏らないように注意してあげることが大切です。

かとう

昔飼っていたうさぎは、近寄ると高確率でこちらをじっと見ていました。足音などを聞き取っていたのかもしれません。これらの感覚は、自然界ではどのように役立っていたのでしょうか?次項では、自然界でのうさぎについて紹介します。

自然界でのうさぎ

自然界では捕食される立場だった

うさぎは、自然界では肉食動物に捕食される生き物でした。うさぎの聴覚は、天敵が近寄ってきても即座に気づくことができるように発達しています。自然界では、いつ天敵が襲い掛かってくるかわかりません。

視野が広いうさぎは、背後から天敵に襲われそうになっても逃げだすことができます。また、うさぎは足が速く、一般的に時速40㎞以上のスピードが出る俊足です。自然の中で生きる野うさぎであれば、さらにスピードが出ます。

自然界を生き抜くには、危険を察知する能力だけではなく、回避するための瞬発力も必要です。私たち人間にとっては、かわいいペットであるうさぎですが、厳しい自然界を生き抜いた野生動物の遺伝子を持っています。

うさぎ(草食動物)の舌に味蕾が多い理由

先程、うさぎの舌には味蕾が多いという事について紹介しました。実はうさぎに限らず、草食動物の味蕾は、肉食動物や人間よりも多いのです。これは、草食動物がさまざまな草の中から、食べられない危険な草を判断するためと言われています。

しかし味蕾が多いからと言って、うさぎが必ず危険な草を食べてしまうことを回避できるわけではありません。うさぎはこの優れた味覚を、好き嫌いの判断には使っていますが、食べられない草の判別には使っていないのです。

うさぎを飼っている人は、うさぎを放す部屋に観葉植物を置かない…などの工夫が必要になります。ここは、人間がコントロールしてあげる必要がある部分ですね。

かとう

捕食される立場だったうさぎは、危険を察知したり、逃げたりするために繊細な感覚を持っています。優れた感覚の理由を知ることで、かわいいうさぎがさらに魅力的な生き物に思えますね!

さいごに

以上、うさぎの優れた能力にまつわる雑学を紹介しました。うさぎは、過酷な自然の世界で生き抜くために、神経が発達したということがわかります。もし、うさぎを飼ってみたいと考えている場合は、繊細な感覚の持ち主であることを理解することが大切です。

うさぎにとってのストレスを、出来る限り取り除いて、快適に過ごせるようにしてあげましょう。大切に育ててあげることで、うさぎは私たちに多くの癒しをもたらしてくれます。

ABOUT ME
アバター画像
かとう
趣味はガジェット集め。ガジェットを中心とした読者のお役に立てる記事を日々執筆。当サイトのイラスト全般も担当している。