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お寺と神社の違いを知っていますか?今さら聞けない違いをご紹介

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みなさんは、お寺と神社の違いは知っていますか?なんとなく、今さら聞けないですよね。聞いたことはあるけど、忘れてしまったという方もいるのではないでしょうか?意外と私の周りも、お寺と神社の違いを知らない人が多いです。

観光地化されているから、有名だからと、なんとなくこのお寺、この神社に行くという方も多いのではないでしょうか?初詣やお祭りも、お寺や神社に行くきっかけの1つですね。

お寺と神社の違いを知れば、正しい参拝ができますし、目的に合ったお寺、神社を選べます。せっかく行くなら、知識を持ってから行きたいですよね。ぜひ、この記事を読んで、お寺と神社の違いを知ってから、足を運びましょう!

そもそもお寺とは?

お寺は仏教で、仏像があります。お坊さんと呼ばれる人が住んでいるのがお寺です。他の特徴としては、お墓があるのがお寺です。死に関すること、お葬式はお寺で行います。〇〇寺以外に、〇〇院、〇〇庵、〇〇大師などの名前がついています。

そもそも神社とは?

神社ではほとんどのところで、鳥居があるのが大きな特徴です。神社は、神様が住んでいるところとされます。宗教は神道で、おめでたいことは神社で行います。例えば結婚式などです。大きな神社は〇〇神宮や、〇〇大社などと呼ばれます。

つまり、お寺と神社の違いは仏教と神道

信仰する宗教はお寺が仏教で、神社では神道です。お寺は仏像がありますが、神社では神様の姿を見ることができません。お墓があるのがお寺、鳥居があるのが神社です。初詣や七五三は、お寺と神社のどちらでも行っています。そして、お葬式はお寺で、結婚式は神社です。

お寺が信仰しているのは仏教

お寺と呼ばれる施設が信仰しているのは、仏教です。お寺にはお坊さんや尼さんと呼ばれる修行者が住んでいます。仏様の種類は〇〇如来、〇〇菩薩とたくさんの種類がいます。1番偉いとされる仏様は阿弥陀如来(あみだにょらい)です。

お寺では死後の極楽浄土という苦しみのない世界、あるいは今現在の幸せを願います。参拝するお寺によって現世を願うのか、死後の世界を願うのか変わってきます。願うというよりは、仏様に「誓い」を立てるという意味での願いをしましょう。

仏教とは?

仏教は、世界三大宗教の1つです。仏教はインド・中国からやってきました。世界三大宗教の1つと呼ばれ、キリスト教、イスラム教に並びます。仏教徒は日本以外に、中国、台湾、アジアに多く、世界で見ると5億人の人が信仰しています。始まりはインドとされていて、お釈迦様が開いた宗教が仏教です。今ではたくさんの解釈があり、宗派もとても多いです。

お寺にいるのがお坊さん

お坊さんと言われるのは、正しくは「僧」。仕事内容は、説教をしたり、お経を読んだり、寺やお墓の管理をしています。そして、お経の教えを説く僧が「和尚(おしょう)」さん。寺院に住み込みしているのが「住職」です。他に、「尼(あま)」と呼ばれる、女性の修行僧がいます。尼さんも男性と同じ仕事をしています。

神社が信仰しているのは神道

神社が信仰しているのは神道です。八百万(やおよろず)の神と言って、山や森や、石にまで神様がいます。天照大御神(あまてらすおおみかみ)が最も偉い神だとされています。神道は日本発祥の宗教で、縄文時代のころからある宗教です。

儀式に使っていた場所を、神社としているところが多いです。儀式の準備は神主さん、巫女さんが行います。鳥居は神様の住むところと、人が住んでいるところを仕切るためにあります。そして、神社では現世の幸せを願います。

神道とは?

神道には教祖はいないですし、経典と呼ばれる教科書のようなものもありません。八百万の神と言って、この世に存在するすべてのものに神様がいるという教えです。そして、天皇は天照大神の末裔(まつえい)と考えられています。皇室の儀式が神宮などで行われているのには、こういった理由があるのです。

神社にいるのが神主さん

一般的に「神主(かんぬし)」と呼ばれていますが、正しくは「神職(しんしょく)」です。神職の仕事は祭事(さいじ)、祈祷(きとう)、社務(しゃむ)と呼ばれる事務をしています。神道には仏教と違って、明確な教えがないので説教はありません。

お参りの仕方

お寺ではお賽銭を入れた後、胸の前で両手を合わせます。お寺では、拍手はしません。神社では、お賽銭を入れた後に2回礼をして、2回拍手、最後に1礼の「二礼二拍手一礼」をします。

お寺や神社で参拝する時間と服装

お参りする時間はお寺も神社も午前中が良いと言われています。理由は諸説ありますが、清々しく参拝できるから、陰陽道(おんみょうどう)の考え方などから午前中が良いとされています。他に、へとへとに疲れているのに参拝するのは、仏様や神様に失礼だという説もありました。

参拝する時の服装にこれといった決まりはありません。ですが、露出の多い服装はやめるべきです。元旦に伊勢神宮に行ったことがあるのですが、フォーマルな服装の方も良く見かけました。時期によっても変えた方がいいかもしれませんね。

お守りは複数持っていると神様、仏様が喧嘩する?

複数持っていても神様や仏様は喧嘩しません。神様、仏様にも得意分野があるからです。そのため、様々な目的に合ったお守りを持ちましょう。複数持っている場合も、きちんと持ち歩くことが大事です。そして、常に新しいお守りを持ち歩きましょう。お守りは基本的に、1年間有効とのこと。お守りは捨てずに神社、お寺にそれぞれ返しましょう。

最後に

お寺と神社の違いについてはいかがでしたか?神様、仏様の区別がついて、お参りの仕方もお分かりいただけたと思います。余談ですが、私は伊勢神宮が好きです。伊勢神宮に行くと体が軽くなる気がします。

大きな木がたくさんあって、みんな手を当てて木からパワーをもらっていました。そして、今までお土産感覚でお守りを買っていた方は、注意する必要があるなぁと思いました。みなさんも服装やお参りの仕方に気を付けて参拝してくださいね。

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みき
趣味は毎週の競馬と月1の乗馬(外乗)。女性ならではの視点からユニークな雑学を多数執筆。