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たこ焼きと明石焼きの違い!どちらが先に誕生したの?なぜ中身はタコ?

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今日はたこ焼きと明石焼きの違いをご紹介します。それぞれに違ったおいしさがありますが、材料にはどのような違いがあるのでしょう?

そして、気になるのは「たこ焼きと明石焼きのどちらが先に誕生したのか?」ということ。それぞれに、どのような歴史があるのでしょうね。みなさんは、どちらが先に誕生したかご存じですか?また、たこ焼きも明石焼きも中身はタコですよね。これはなぜだと思いますか?

今日はたこ焼きと明石焼きの特徴だけでなく、それぞれの良いところや豆知識もご紹介していますよ!みなさんはどちらが好きですか?ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

たこ焼きと明石焼きのどちらが先に誕生したの?

意外!と驚く方も多いかもしれませんが、先に誕生したのは「明石焼き」!!明石焼きの始まりは江戸時代末期から明治時代といわれています。たこ焼きはいつ誕生したのかというと、昭和に入ってからです。これも意外だと思った方は多いのではないでしょうか?

みき

福岡県飯塚市には具の無いたこ焼き「味覚焼」というものがあります。昭和40年から販売していて、きっかけは歯を傷めたお客さんにタコ無しのたこ焼きを提供したのが始まりです。

明石焼きとは?

明石焼きとは兵庫県の名物です。地元では明石焼きのことを「玉子焼き」と呼びます。全国的に玉子焼きというと「卵焼き」が思い浮かぶため、明石焼きとも呼ばれるようになったのです。

たこ焼きと違うところは具がタコのみで、だし汁を付けて食べます。また、作る際には鉄板や串を使いません。代わりに銅板と菜箸を使って焼いていきます。焼いたあとは「上げ板」と呼ばれる、傾いた板に盛り付けるのです。

粉にもたこ焼きとの違いがあり、明石焼きはたまごをたくさん使います。そして、小麦粉、じん粉と呼ばれる小麦粉のでんぷんを精製した粉を使用します。

明石焼きの良いところ

しっかりとたまごの味がして、ふわふわでとろとろなのが魅力。また、タコがぷりぷりとした食感で食べていて楽しいです。ソースで食べるのではなく、だし汁に付けて食べるのも明石焼きの特徴です。あっさりとしただし汁で食べることによって、たまごの風味をジャマしません。

明石焼きは誰が作った?

江戸時代の明石ではサンゴの代わりに作られた装飾品の「明石玉」というものがありました。これを作るにはたまごの白身が必要だったのですが、残った黄身を使って作ったのが「明石焼き」だといわれています。

明石焼きが屋台で販売されるようになったのは大正8年のことで、向井清太郎さんが販売を始めました。当時はたまごが高かったので、気軽に買えるものではありません。そして、今のように10個や20個という単位ではなく、数個で販売されていました。

たこ焼きとは?

たこ焼きとは大阪の名物。小麦粉をふんだんに使用し、具はタコ以外に紅ショウガ、ネギ、天かすなどが入っています。深いくぼみのある鉄板で、千枚通しを使って焼いていきます。生地がしっかりしているため形はキレイな球形です。

食べ方はしょうゆなどで食べることもありますが、ソースやマヨネーズ、かつお節、青のりがかかっているのが一般的。関東の生地はカリカリ派が多く、関西ではふわとろ派が多いようです。主食なのか?ごはんのおかずなのか?おやつなのか?と論争が起きることもあります。

たこ焼きの良いところ

中がとろっとした生地に甘辛いソースの相性が最大の魅力でしょう!タコのぷりぷりとした食感も楽しめますよね。数個が1つの皿に盛られていて、ちょっとおやつやごはんのおかずにと手軽に食べられるのも良いところです。おうちで家族やお友達とみんなでわいわい作って食べるのも楽しいですよね。

みき

あなたは明石焼きとたこ焼きのどちらが好きですか?

たこ焼きは誰が作った?

たこ焼きの始まりは昭和8年ごろに誕生した「ラジオ焼き」と呼ばれるものでした。ラジオ焼きの中身はタコではなく、牛すじとこんにゃく。なぜ「ラジオ」だったのかというと、当時はまだ珍しかったラジオを名前に入れたのです。今のようなたこ焼きを作り始めたのは、会津屋の創業者である遠藤留吉で昭和10年のことでした。

みき

牛すじやこんにゃくからタコに変わったのは、かなりの変化ですよね。

なぜ中身はタコなの?

明石焼きやたこ焼きはなぜ中身が「タコ」なのでしょうか?イカでも良かった気がしますよね。

明石ではタコが良く獲れ、日ごろから良く食べられていました。だから明石玉を作る際に、余ったたまごの黄身とタコを組み合わせたものが明石焼きになったのです。また、たこ焼きの始まりは具が牛すじやこんにゃくだった「ラジオ焼き」でしたが、お客さんの「明石焼きにはタコが入っているよ」という言葉で、今のたこ焼きができました。

みき

中身がタコである理由が分かりましたね。

まとめ

明石焼きとたこ焼きの違いはいかがでしたか?それぞれの違い、魅力、歴史などをご紹介しました。なぜ中身がタコなのだろう?と不思議に思っていた方は、この記事を読んですっきりしたのではないでしょうか?

あなたは明石焼きとたこ焼きのどちらが好きですか?それぞれに違った良さがありますよね。次のお休みは本場の明石焼きやたこ焼きを食べに、お出かけしてみませんか?ステキな休日をお過ごしくださいね。

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みき
趣味は毎週の競馬と月1の乗馬(外乗)。女性ならではの視点からユニークな雑学を多数執筆。