みなさんは、どこブランドのコーヒーがお好きですか?日本ではコンビニでも安くて美味しいコーヒーが購入できるようになりました。また、コンビニ以外にも海外からコーヒーのチェーン店が多く日本に進出しています。
中でもスタバ・ドトール・タリーズは人気のチェーン店です。その3社の違いは何でしょうか?この3社は日本で「3大コーヒーチェーン」とも呼ばれています。その違いは何でしょうか?
この記事ではスタバ・ドトール・タリーズ3社、それぞれの違いをご紹介します。また、ドトールは日本発祥のコーヒー店なのか?中部地方が発祥のコーヒー店「コメダ珈琲」はタリーズより人気なのか?その2点の真相についてもお話していきます。
目次
スタバとは
スタバとは1971年にアメリカ・シアトルで創業したコーヒーのお店のことです。「スターバックス」の略称で、由来は小説の「白鯨」から付けられました。
スタバの特徴
スタバの特徴は店舗数の多さと限定商品ではないでしょうか?これから詳しく解説していきます。
店舗数
スタバの1つ目の特徴は店舗の数です。スタバの店舗数は世界で約35,000店舗以上あります。(2022時点)日本でも約1,800店舗以上あり、カフェチェーンの店舗数は全国1位です。
限定商品
スタバの2つ目の特徴は限定商品が豊富なことです。季節限定はもちろんですが、その店舗でしか購入できない「店舗限定商品」なども販売されていることです。
私もスタバの「紅茶」に特化した「TEAVANA(ティバーナ)」を目当てに東京の六本木ヒルズまで行ったことがあります。
ドトールとは
ドトールとは東京都港区にコーヒーの焙煎会社として設立されたコーヒーのお店のことです。昭和37年にコーヒーの焙煎会社として設立され、その後1980年に東京・原宿に立ち飲みコーヒー店としてオープンしました。
ドトールの特徴
ドトールの1番の特徴は値段の安さです。ドトールは1杯250円から美味しいコーヒーを飲むことができます。スタバは350円から、タリーズは360円からと約100円の違いがあります。
タリーズとは
タリーズと1992年にアメリカ・シアトルで創業したコーヒーのお店のことです。同じシアトルで創業したスターバックスに対立することを目的として不動産業を営むトム・タリー・オキーフ氏が創業しました。
アメリカのタリーズは倒産している
タリーズはアメリカのシアトルで創業したお店ですが、2012年に倒産してしまいました。日本は2005年にタリーズ・ジャパンが※ライセンス権を買い取り、独立していたため倒産の影響を受けることなく存続できました。その後2006年に大手飲料メーカー「伊藤園」に買収され、現在の形態ができています。
※ライセンス権・・・使用できる権利のこと
タリーズの特徴
タリーズの1番の特徴は病院内や、テレビ局や新聞社、銀行などの特殊な場所に店舗があることです。そのほかにもマツダ本社のショールームや証券会社などにも店舗があります。
スタバ・ドトール・タリーズの違い
スタバ・ドトール・タリーズ違いを簡単ではありますがご紹介します。
店舗数
スタバ・ドトール・タリーズの店舗数は以下の通りです。
- スタバ 1,894店(2024年1月時点)
- ドトール 関連ショップを合わせ1,277店(2023年12月時点)
- タリーズ 777店(2024年1月時点)
価格帯
スタバ・ドトール・タリーズの価格帯は以下の通りです。
- スタバ ドリップコーヒーShortサイズ 350円~
- ドトール ブレンドコーヒーS 250円~
- タリーズ 本日のコーヒーShortサイズ 360円~
スタバ・タリーズはアメリカ・シアトルから生まれたお店ということで「シアトル系コーヒー」と呼ばれています。一方でドトールは東京の港区から生まれた日本発祥のコーヒー店です。
中部地方で人気の「コメダ珈琲」はタリーズより人気?
中部地方で発祥・人気の「コメダ珈琲」はタリーズの売上高を上回っています。スタバに次いで2位の場所も地域によってはあります。
コメダ珈琲の特徴は、メニューは豊富ということです。コメダ珈琲にはコーヒーだけではなく、ジュース系やデザート系までメニューが充実しています。コーヒーが飲めない小さなお子様まで利用できるのが、コメダ珈琲の特徴です。
中部地方在住の筆者オススメのコメダ珈琲のメニューは「アイスココア」です。長いソフトクリームが特徴で、小さいお子様も夢中になれます。
まとめ
いかがでしたか?スタバ・ドトール・タリーズ3社の違いをご理解いただけましたか?ご紹介した以外にも、メニューの違いなどもあります。
たとえばスタバは「フラペチーノ」のメニューが豊富です。ドトールはタピオカドリンクが定番メニューにあります。タリーズは「スワークル」と呼ばれるオリジナルドリンクがあります。みなさんが行きたいコーヒーチェーン店ありましたか?この記事を読んで、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?