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時計の回りかたの由来を解説!左回りじゃなくなぜ右回りなのか?

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みなさんが普段目にしている時計、時計には時間を示すための針があります。その針がなぜ右回りになっているのか、疑問に思ったことはありませんか?

本記事では時計の歴史の紹介を交え、右回りの由来を紹介していきます。時計が右回りであるのには、紀元前に生まれた日時計が元になっていました。本記事を読み終えれば、時計の歴史がより理解できることでしょう。

時計の右回り由来

エジプトの日時計がモチーフ

右回りの由来は日時計が元と言われております。日時計の起源は紀元前3000年から4000年あたりまでさかのぼります。世界最古の時計と言われるのが、古代エジプトで生み出された日時計です。日時計は太陽の動きを利用した時計となっています。

日時計の原理は棒などをまっすぐに立て、太陽光でできた棒の影の位置を見て、時間を計る時計となっています。太陽は時間によって動き、東から出て、南へ移動し、西へ沈みます。それによってできた影は右周りに回転するため、右回り=時計回りとなりました。

逆に回る南半球では?

ただし南半球では太陽は東から出て、北へ移動し、西へ沈みます。北半球とは逆の方向に太陽が動いているように見えます。影も反対の左回り、反時計回りの回転になります。

その理由は1300年頃、イタリアで初めて機械式時計が発明、続き1656年に世界初の振り子時計をオランダの数学者、クリスチャン・ホイヘンス氏が発明します。この時代主に北半球側の国の人が右回りの時計を作りだしました。この時代は北半球側の文化が栄えていたため、自然と時計の針が右回りに進む文化が浸透していきました。

もう一人の理由右利きが多いため

残りの理由として右利きの人が多いことに由来します。ねじなどを回して取りつける際、右利きの人だと右回りの方が力をこめやすく、つけることができました。回して使用するものは右回りの方が都合がよいと考えられ、時計も右回りになったのです。

秒数まで計れる時計はいつできたのか?

紀元前1500年前の日時計は、太陽が出ている間の時間を12分割した、時間を計れる時計でした。

13世紀ごろに世界初の機械式時計が作られました。この時計には現在のような文字盤はなく、鐘の音で時刻を知らせていました。1時間、または15分おきに時計を鳴らし、時刻を知らせていました。

そして1656年にオランダのクリスチャン・ホイヘンスが振り子の原理を利用した、機械式の振り子時計を開発します。以前の機械式時計では50秒に1秒程度の誤差がありましたが、振り子式時計は精度が大幅に上昇し、誤差は5分に1秒、1日数分程度の誤差まで改善しました。

現在の時計の精度

現在の機械式時計は精度の良いものでも、1日に6秒から4秒の誤差があります。1900年の初頭にはクォーツ時計が生み出されました。このクォーツ時計は水晶に電気を流し、振動させ、その振動した数を元に秒数を計る時計です。このクォーツ時計は機械式時計よりも精度がよく、月に20秒の程度の誤差でした。

現在の時刻は数千万年に1秒しかズレがない、セシウム原子時計が決めています。原子時計は原子の振動した数をカウントし、その数を元に時間を測定する時計です。

現在、開発中ではありますが、光格子(ひかりこうし)時計というものがあります。光、もとい電磁波の振動の数を元に時間を計るという時計なのですが、この光格子時計は理論上300億年に1秒程度の誤差と、とてつもない精度の時計となっています。

アナログ時計で方角がわかる!

方角の探し方

実はアナログの時計と太陽、この二つがあれば山に遭難したときなどに方角がわかります。
やり方は時計を水平にし、時針を太陽の方に向けます。このとき、文字盤の12時の中間の位置が南となります。

このときに気をつけてほしいのが、午前と午後で中間をとる位置が違います。時計盤を正面から見て、午前の場合は文字盤の左側、午後の場合は文字盤の右側を参照します。

方角を探す際の注意点

この方法は12時の時、太陽が真南にくる前提で行っています。日本標準子午線が走っていないところでは多少の方角ズレが出てきます。この方法はおおよその方角を知る方法として覚えてください。

実際試してみても太陽がまぶしく、うまく合わせるのが難しいと思います。その時は太陽ではなく、自分の影を参照にします。やり方は自分の影を向いている方に時針を合わせます。このとき時針と文字盤12時の間が南の反対、北の方角になります。

まとめ

時計が右回りの由来、時計の起源、現在の時計の精度について紹介しました。時計が右回りである理由が紀元前4000年前までにさかのぼるとは驚きでしたね。

昔は日が出ている間しか時間を計測できなかったのが、現在では300億年に1秒の誤差しかでない時計が開発されていて、技術の進歩は凄まじいと感じます。

これから先にもし新しい時計が開発されるならどれほどの精度がある時計なのか楽しみです。

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オガ
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