国内に2万1327店舗もあるセブンイレブン。1度は利用したことがある方も多いと思います。そんなセブンイレブンですが、2024年5月15日に1号店がオープンして50年の節目を迎えます。馴染み深いコンビニの1つですが、セブンイレブンで売上が1位の店舗は、どこにあるのでしょうか?そこでこの記事では、
- セブンイレブンの売上が1位の店舗は非公開って本当?
- 日本で初めてオープンした1号店について知りたい
- 1号店の売上が1位って本当?
ということを解説していきます。この記事を読めば、セブンイレブンの売上に関して知ることが出来ます。また、今年は1号店オープンがして50周年の記念すべき年のため、セブンイレブンの歴史についても解説しています。ぜひ最後まで読んでみてください。
目次
セブンイレブンの売上1位の店舗は非公開?

結論から言うと、セブンイレブンの売上1位の店舗を公開されていません。その理由は、公開すると、その周辺にライバルが集結し、売上が下がるのを防ぐためです。とはいえ、売上が1位の店舗の情報はあるので、詳しく見ていきましょう。
都内にある店舗
セブンイレブンの売上が1位の店舗は、東京都内の駅前にある店舗だと言われています。セブンイレブンは、フランチャイズが多いのが特徴です。フランチャイズの売上には守秘義務があり、公表はされません。
しかし、その駅前の店舗は直営店で、年商は5億円といわれています。レジの稼働台数は8台、1日の来客数は5000人にも及びます。東京都内の駅前という立地上、電車が到着するタイミングで多くの人が来店。現在では、外国人の方も多く利用されているようです。
元々セブンイレブンは、朝7時から夜11時までの営業だったことから、「セブンイレブン」という名前がつけられました。
チェーン店として国内でトップの売上
1位の店舗名は具体的に公表されていませんが、セブンイレブンはチェーン店として全国1位の売上を誇ります。2000年度に全国店舗の売上が2兆466億円を突破。かつて「主婦の店」として売上1位を維持していた、スーパーのダイエーを抜きました。
さらに、2022年度には売上高5兆1487億円を突破します。売上に比例して店舗数も増やしていき、2024年度の店舗数は2万1402店舗。これは、コンビニ業界で日本一の店舗数です。
「セブンイレブンが好きな理由は」というアンケートでは、「お惣菜・お弁当がおいしいから」という結果が、全体の35%以上を占める結果となりました。
セブンイレブン豊洲店は売上が1位ではなく1号店

セブンイレブン豊洲店は、1号店としてオープンし、2024年で50周年を迎えます。そんな豊洲店ですが、よく売上が1位と間違われることがあります。ここからは、豊洲店が本当に売上1位なのか、詳しく見ていきましょう。
豊洲店はセブンイレブンの1号店
豊洲店は売上が1位ではなく、セブンイレブンの1号店として、1974年5月に誕生しました。当時のオーナーは山本憲司さんという方。山本さんは今も尚、オーナーとして豊洲エリアに8店舗を展開しています。
豊洲店は1日の売上が200万円を達成する繁盛店です。豊洲エリアは1990年代からタワーマンションや商業施設が建設され、急速に人口が増加した地域。山本さんは時代と共に変わりゆく豊洲に寄り添い、地域密着型の店づくりを徹底してきました。
時代と共に生活環境が変わり、「深夜でも開いてて良かった」という顧客からのニーズで24時間営業をスタートさせました。
1日の売上200万円のすごさ
大手コンビニチェーンであるセブンイレブン、ファミリーマート、ローソンで比較してみます。各コンビニの1日あたりの平均売上高は、
- セブンイレブン 約65万5683円
- ファミリーマート 約48万9452円
- ローソン 約43万6109円
となっています。地域差などもあるので、一概にこの金額でありませんが、平均的に見てもセブンイレブンは圧倒的に売上が高いです。平均で約65万円の売上に対し、豊洲店は1日で200万円を売り上げました。
通常の店舗の約3倍近く高い売上ですから、豊洲店の凄さは、数字で見ても圧巻です。全国で1位の売上を誇る店舗は、この豊洲店よりも高い売上。いかにセブンイレブンがコンビニ業界を牽引しているかが、よく分かります。
まとめ
この記事では、売上が1位のセブンイレブンがどこかについて解説してきました。具体的には、
- 売上が1位のセブンイレブンの店舗はライバルが密集するのを回避するために公開されていない
- セブンイレブンは大手コンビニチェーンで最も高い売上を出している
- セブンイレブン豊洲店は売上が1位ではなく、1号店である
ということでした。豊洲に1号店がオープンしてから、今年で50年を迎えます。誰もが知っている、まさに庶民の味方であるセブンイレブン。今後の発展はもちろん、これからも変わらず、私たちの生活に寄り添う存在でいて欲しいですね。
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