あなたは「段クリエイター」というYouTuberをご存じでしょうか？段ボールでなんでも作ってしまうクリエイターです。コミックやアニメのカルチャーを扱うイベント「東京コミコン2023」にも出展している人気クリエイターになります。
今回は素性を非公開で活動している「謎の段クリエイター」についてご紹介します。なぜ非公開で活動しているのでしょうか？どのような作品があるのでしょうか？ぜひ、最後まで読んで頂けると嬉しいです。
目次
“謎の段ボールクリエイター”
段クリエイターとは何者？
「段クリエイター/DanCreator」はYouTuberです。段ボールで作った作品を主にYouTubeチャンネルで公開しております。
本業は別の仕事をしています。2021年コロナ禍の最中に、趣味であった段ボール工作をYouTubeに投稿しました。チャンネル公開から、わずか半年ほどで登録者が7万人を超え一躍有名YouTuberの中に入りました。
素性は公表しておらず、プロフィールは非公開で活動しております。基本的には作業着に帽子、マスク姿で制作します。段ボールの工作過程や完成イメージ・設計図をもとにさまざまな作品を制作しているのです。
段クリエイターは何人いるの？
何人いるかは公表しておりません。しかし、段クリエイターさんは最低でも４人います。それは、制作する段ボール作品によって人が変わっているからです。
また、段クリエイターさんが作り出す作品は、専門的な道具と電工技術が見受けられます。制作する作品によっては設計図面を引いていますので、機械設計に関する専門の技術者なのでしょう。このことから、複数人が集まり「謎の段ボールクリエイター」として名が広まったのです。
では実際にどのような作品を作っているのでしょうか？
段クリエイターさんの動画は発案から工作過程、完成とつい最後まで見入ってしまいます。
段ボールで多彩に再現
段クリエイターさんの作品の魅力はクオリティーの高さです。どの作品も巧妙な設計図と専門的な技術によって作り出されています。
ゲームやアニメに出てくるアイテムを段ボールで再現し、はんだごてを用いて電子工作も行っています。動画の内容も細部にまでこだわりのつまった作品に人気が集まっているのです。
『ナイトホーク』
漫画「ファブル」に登場する銃です。
この動画の再生回数は3200万回を超える大作となりました。この作品はストーリー仕立てに作られた動画で、段クリエイターさんの代表作となっています。
『腕時計型麻酔銃』
こちらはアニメ「名探偵コナン」に出てくるアイテムです。
アニメに登場する腕時計型麻酔銃を段ボールで制作しました。針には爪楊枝を使い、実際にボタンを押して飛ばすことができます。
『自動販売機』
日清カップヌードルの自動販売機です。
本物同様、お湯が出る仕様になっています。500円玉のみ感知するように電子工作された作品です。500円を入れると100秒間ランプが点灯し、お湯が出るように制作されています。
『ガンダムSEEDシリーズ』
ハロとトリィというキャラクターです。
こちらの作品は設計図面を公開しております。作ってみたい方は一度お試しください。
趣味であった段ボール工作が100万人以上のチャンネル登録者数までになりました。制作にはどのくらい時間が掛かるのでしょうか？
海外からのコメントも数多くあるので、世界的に認知度のある段ボールクリエイターなのです。
段クリエイターの制作秘話
制作はどのくらい掛かる？
制作は2週間を目処に作っています。発案から検証に1週間掛け、制作に１週間で作りあげます。しかし、さまざまな物を作っているので、作品によっては1ヵ月掛かる場合もあるのです。
特にゲームに出てくるアイテムの場合、機構の検証に時間が掛かります。例えば、弾がしっかりと発射されるよう設計と検証に時間が掛かるのです。
作品のアイデアはどうしているの？
アイデアは車の運転中が多いです。車の運転中には脳が活性化される効果があります。風景を眺めることで気分転換や快適と感じとることができ、脳のリフレッシュに繋がるのです。
また、自身のYouTubeチャンネルでは解析ツールを使って何が伸びているかをチェックしています。動画のつくり込みと自分がつくりたいものを優先して制作に取り組んでいます。
段クリエイターの作品は販売している？
作品の販売はしておりません。段クリエイターさんの作品は展示会などで多く出展していますが、販売はしていないのです。
現状、サイト販売や店頭販売はしていません。しかし、段クリエイターさんに依頼をして制作してもらう場合は、購入ができる可能性があります。
段クリエイターさんの作品は専門的な技術が多く見受けられます。どこかの企業が制作しているのでしょうか？
おわりに
いかがでしたか？今回は段クリエイターさんについてご紹介しました。どの作品を見てもクオリティーが高く、素人が真似しても再現することが難しいことでしょう。動画も言語があまりなく、世界中の人が見やすい作りとなっています。
段クリエイターさんは今後「段ボールで家を作りたい」と雑誌取材にて答えています。これからの活動に期待ですね！この記事を最後まで読んで頂きありがとうございます。ぜひ、ご参考になれば幸いです。
