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お刺身とお造りの違いとは?お造りの由来もご紹介!わさびを付ける時のマナーとは?

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みなさん、お刺身は好きですか?お魚のお刺身だけでなく、貝やエビなどのお刺身もおいしいですよね。魚介類はお刺身だと甘みが感じられて、おいしく食べられます。プリプリで甘いエビやホタテ、あっさり食べられるタイなどもおいしいです。

今日はお刺身にまつわる雑学をご紹介しています。お刺身をお造りと呼ぶ理由や、お刺身とお造りの違い。お刺身の盛り合わせの正しい食べ方までご紹介しています。

そして、わさびを付ける時にやってはいけないマナーというものがあります。みなさんはわさびを上手に付けていますか?今日はお刺身にまつわる雑学だけでなく、お刺身のキレイな食べ方もご紹介していますのでぜひ最後まで読んでみてくださいね。

お刺身とお造りの違いとは?

現在ではお刺身は魚を切り身にしたもの。お造りは魚の切り身を盛り付けたもののことを意味することが多いです。しかし、基本的にはお刺身もお造りも同じものです。地域によってお刺身のことを「お造り」と呼ぶ地域があります。

江戸時代のころは刺身のことを「切り身」と呼んでいました。ところが「切る」という言葉は縁起が悪いとされ、「刺す」を使うようになったのです。

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お刺身もお造りも同じものを指しますが、魚の切り身を盛り付けたものを「お造り」と呼ぶことが多いです!

お造りの由来とは?

お刺身のことを「お造り」と呼ぶようになったのは関西です。関西では切り身のことを昔から「つくる」や「造る」と表現していました。そのため、お刺身のことを「お造り」と呼ぶようになったのです。

また「切り身」も縁起が悪いとされていましたが、関西では「刺身」も縁起が悪いとされ「お造り」を使うようになったというお話もあります。

1人前は何切れ?

マグロでいうと1人前は90~100gであることが多いです。切り身の数でいうと5切れ~7切れが1人前です。

なぜお刺身は3切れ、5切れ、7切れと奇数で盛り付けられているの?

和食界では昔から奇数が縁起の良い数とされてきました。これは陰陽道(おんみょうどう)でも通じているお話で、奇数は「陽」偶数は「陰」とされています。また、切り身の数だけでなく盛り付けるお刺身の種類も3種類、5種類、7種類など奇数であることがほとんどです。

お刺身の盛り付け方とは?

大皿にお刺身を盛り付ける時は、高い場所と低い場所を作るのがポイントです。お皿の奥に高くツマを盛り、切り身を立てるように並べます。ツマを盛った隣はツマではなく、大葉を2~3枚置いて切り身を盛り付けます。

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ツマも大葉も刺身の色を引き立ててくれますよね。

「ツマ」とは?

ツマとは大根の千切りのことです。ツマは刺身の水分を吸収してくれたり、鮮度を保ってくれたりします。また、大根の辛みは抗菌作用があり、消化を助けてくれるのです。ところで、なぜ大根の千切りのことを「ツマ」と言うのでしょう?ツマは「妻」が由来です。

妻の役目といえば昔は夫を支えるということが大事でした。主役の夫を妻が支える。その様子から主役である刺身を夫、刺身を支える大根を妻に例えたのが始まりだといわれています。

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今は夫も妻もお互いが支えるのが当たり前ですが、昔は夫を立てるのが妻の役目だったのですね。

なぜお刺身に大葉?

大葉=青じそのことです。大葉を盛り付けることで、お刺身の生臭さを取ってくれる作用があります。大葉に含まれるポリフェノールが生臭さを取ってくれる成分です。また、抗酸化作用があり、食中毒予防にもなるのです。

お刺身の正しい食べ方とは?

お刺身は同じ種類のお刺身を食べる時は「左→右」へと食べ進めます。何種類かお刺身が盛られている場合は、味があっさりしている白身魚から最後に赤身魚を食べるようにします。

白身魚であっさりしているものの例ではタイやヒラメなどがあります。最後に食べる赤身魚にはマグロ、トロ、カツオ、サンマ、サバ、イワシなどがあります。

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お刺身の食べ方は決まっているかもしれませんが、わたしは好きなお刺身で食べ終わりたいです。

わさびを付ける時のマナーとは?

絶対にしてはいけないのが、わさびをしょうゆに溶かしてしまうこと。上手なわさびの付け方は、はしでわさびを少し取って切り身の上に乗せます。そして、お刺身をしょうゆに付けて食べます。この時、しょうゆのお皿を手に持って食べましょう。

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エビを食べる時は尾を残します。尾はお刺身が乗っていたお皿のすみに置いておきましょう!

まとめ

お刺身とお造りの違いはいかがでしたか?お刺身とお造りは同じものを意味していますが、一般的にはお刺身を盛り付けたものを「お造り」と呼んでいました。また、関西でのお刺身の呼び方がお造りでした。

お刺身の食べ方や、わさびの付け方などもご紹介したので、これからはキレイな食べ方を心掛けたいですね!お刺身の食べ方は左から右へ。そして、白身魚から始まり赤身魚で食べ終わります。でも、わたしは好きなお刺身で始まり好きなお刺身で食べ終わりたいです!

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みき
趣味は毎週の競馬と月1の乗馬(外乗)。女性ならではの視点からユニークな雑学を多数執筆。