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どっちがいいの?HDDとSSDの違いは何?それぞれの特徴とメリット、デメリットも紹介!

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みなさんは、作業をするためにPCを使うことはありますか?例えば、文書、表計算ソフトで書類を作る時にPCは必要ですよね。そのほかにも、編集ソフトでイラストや写真の加工をしたり、動画や音楽を作ったりする時にもPCを使うことがあると思います。

編集、提出、納品などのために、PCのソフトで作成したものを保存するには、ストレージが必要です。PCのストレージには、HDDとSSDという種類があり、この二つのストレージはどちらも使用感が違います。

では、HDDとSSDのどちらを選ぶのが良いのでしょうか?今回は、HDDとSSDの違いと特徴、それぞれのメリットとデメリットについて解説します

ストレージって何?

HDDとSSDの違いについて知るために、まずはストレージとは何かを抑えておきましょう。ストレージとは、PCやスマホなどで使用するデータを保存できる場所のことです。

ストレージが無くては、PCでデータを扱えませんし、スマホでは写真を撮ることもできません。作った文書や、撮影した写真などのデータを保存できる場所は、大きく分けて3種類あります。それぞれの特徴は、以下の通りです。

内部ストレージ

PCやスマホの本体に内蔵されているストレージを「内部ストレージ」と言います。スマホを購入するときに、64GB、128GB…などの数字を選択したことはありませんか?

数字は内部ストレージの容量を表していて、大きいほどたくさんのデータを保存できるということになります。PCの場合は、512GB、1TBなどの大容量のストレージが内蔵されているものが多いです。

外部ストレージ

外部ストレージは、SDカードやUSBメモリなどの、デバイス本体に取り付けて利用できるストレージのことです。PCやスマホに取り付けることで、ストレージを増やすことができます。

外部ストレージは、容量を増やすだけではなく、データを持ち運ぶ時にも便利です。家のPCで作成した文書を、USBメモリなどに保存しておきます。それを会社のPCに差し込むと、家で作った文書を会社で開くことができるのです。

オンラインストレージ

オンラインストレージは、インターネットを通じてサーバーにデータを預けることができます。設定をすることで、インンターネット上で他者とのデータの共有も簡単にできることが特徴です。

オンラインストレージサービスの中には、ユーザー登録をすると無料で使えるものもあります。

かとう

ストレージは、デバイスにデータを保存するのに必ず必要です。今回は主に、PCの外部ストレージと内部ストレージについて解説します!

それぞれの特徴

PCにデータを保存するには、「外部記憶装置」というパーツが必要です。現在、多くのPCには「HDD(ハードディスクドライブ)」「SSD(ソリッドステートドライブ)」という外部記憶装置が搭載されています。

PCを購入する際は、HDDとSSDのどちらかが搭載されているものを選択するのが一般的です。では、それぞれの違いは一体何なのでしょうか?HDDとSSDの特徴と、メリット、デメリットをそれぞれ紹介します。

HDDの特徴

HDDは、正式にはハードディスクドライブ(Hard Disk Drive)といい、磁気ディスクにデータを読み書きするタイプのストレージです。PCに内蔵しているHDDと、接続して使用するタイプの外付けHDDがあり、外付けHDDには据え置き型とポータブル型があります。

「SATA方式」という接続規格のものが主流です。HDDの大きさには種類があり、現在は1.8インチ、2.5インチ、3.5インチの大きさの物がメインで、それぞれのサイズに合ったPCに使われます。

HDDのメリット、デメリット

HDDのメリットは、SSDと比較して低価格であることです。保存できる容量も多く、10TB以上の物販売されています。破損した時も比較的データの復旧が簡単であることもHDDのメリットです。大容量のストレージを安く使いたいという方におすすめできます。

ディスクが高速で回転するので、回転音がうるさいことがデメリットです。また、 高速回転によって発熱が起こり、故障の原因になることもあります。衝撃に弱く、落下や振動はデータが破損してしまう原因にもなるため注意が必要です。

かとう

最近、ポータブルHDDが欲しくていろいろ探しています。SSDも視野に入れていましたが、やはり価格が安いHDDに惹かれました…。もちろん、SSDを選ぶことにもメリットはあります。次に、SSDの特徴を紹介します!

SSDの特徴

SSDは、正式にはソリッドステートドライブ(Solid State Drive)といい、内蔵しているメモリーチップにデータを読み書きする、USBメモリのような仕組みになっています。SSDの容量は128GB、265GB、512GB、それ以上が多いです。

サイズは、1.8インチと2.5インチのみで、HDDとは違い3.5インチがありません。また、HDDと同じで内臓タイプと外付けタイプがあり、外付けタイプには据え置き型とポータブル型があります。

SSDのメリット、デメリット

SSDのメリットは消費電力が小さく、発する熱の量も少ないことです。また、HDDよりもデータの読み書きが早いこともメリットと言えます。これは、SSDの仕組みによるもので、HDDよりもSSDの方が読み書きの手間が少ないためです。

一方でSSDには、HDDと比較して高価であるというデメリットもあるので、コストパフォーマンスを重視したい人には向きません。SSDはデータの復旧をするのに専門知識が必要なので、HDDと比べてデータが戻らない可能性が高いこともデメリットの一つです。

かとう

どちらにも魅力的なメリットがあり、気になるデメリットもありますね!データの損失が心配な場合は、もう一か所余分にバックアップを取るなど対策をしていくのが良いですね!

どっちを選ぶといいの?

どちらを選ぶかは、好みによって決まるのではないでしょうか?コストパフォーマンスを重視したいならHDD読み書きの速さを重視したいのであればSSDを選ぶのがベターです。しかし近年のPCには、どちらも搭載されている機種もあります。

長所を活かして使用できるので、こうしたモデルを購入することも選択肢の一つです。HDDを主にデータの保存先として使用すれば、長所である容量の多さを活かすことができ、SSDにはアプリケーションを保存しておくと素早く起動できるようになります。

かとう

自分が何を重視するかで選ぶと良いと思います。SSD搭載のPCを使用していますが、HDDを組み合わせて使ってみようかなと思っています!

さいごに

以上、HDDとSSDの違いや特徴について解説しました。HDDとSSDは、どちらもデータを記録する時の仕組みが違い、この違いによって消費電力や使用感も違ってきます。どちらを選んでも、データを失う可能性がないということはありません。

データが消えてしまうことがないように、バックアップは予備で取っておくことが大切です。PCに限らず、外付けのストレージなどを購入する際は、ぜひ参考にしてみてください。

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かとう
趣味はガジェット集め。ガジェットを中心とした読者のお役に立てる記事を日々執筆。当サイトのイラスト全般も担当している。