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AIの歴史を解説!人々の未来と生活に大きな影響を与える!?

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皆さんは、スマホの音声アシスタント機能を利用したことがありますか?質問すると検索して教えてくれたり、通販で代わりに注文してくれたり、なんだかちょっとかわいいような気もしますよね。愛着がわいてしまっているという人もいるかもしれません。

音声アシスタントは、AI(人工知能)というシステムを使った機能です。AIとは、明確に定義されていませんが、その名の通り人工的に作られた知能のことを言います。では、このAIはいつ頃からあるものなのでしょうか。

今回は、AIの歴史や人との関わりについて紹介します。AIがどのように進化してきたかを知ることができるので、ぜひ最後までご覧ください。

わたしたちにとって身近なAI

人とのかかわり

現代でのAIは、私たちの生活で身近なものです。エアコンについているセンサーは、部屋にいる人の動きや体温、室温を検知しています。エアコンに搭載されているAIは、検知したデータをもとに温度調整を行うことが可能です。

家電であれば、お掃除ロボットもAIが搭載されています。お掃除ロボットは、ほこりやごみ、障害物などの情報を収集して適したルートを見つけているのです。自分で考えて動けるAIの活躍の場は、家庭内にはとどまりません。

AIは、医療や技術職などの仕事現場でも活躍できるほどに進化しています。例えば、医療現場で働くAIは、画像診断やカルテ解析などの業務が得意です。レントゲンの画像やデータを精密に調べて、異常を発見することできます。

スマホのAI

現在は、携帯電話といえばスマホが主流の時代です。Apple社のiPhoneであれば「Siri」、Androidスマホには「Googleアシスタント」などの音声アシスタント機能が搭載されています。

起動して「○○について教えて!」などと話しかけると、インターネットで調べて教えてくれる便利な機能です。雑談をしたり、ちょっとしたゲームをしたりできます。まさに人工知能といった感じですね。

かとう

AIには、そんなこともできるのか…と思わず驚いてしまうものも多いですよね。そんなAIの研究は、1950年代から行われています。次項で、AIの歴史について紹介します。

AIの歴史

AIの誕生

1956年、世界初の人工知能が誕生しました。当時大学の教授であったジョン・マッカーシーは、人間のように考える機械に「人工知能」という名前を付けます。ジョン・マッカーシーはのちに「人工知能の父」と呼ばれました。

※人工知能=Artificial Intelligence(AI)

AIブームのはじまり

AIが誕生した1950年代~1960年代に、AIブームが起こりました。この頃のAIは、答えが明確である問題や簡単なパズルなどを解くことできます。

AI研究の壁

しかし、性能に限界があり複雑な問題が解けませんでした。問題の壁に直面したことにより、第一次AIブームは去っていきます。1980年代に、第二次AIブームが起こりました。このブームで、AIに知識を教えて問題を解決させる研究が進んでいきます。

人々は、一度目のブームでの課題を解決しようとしました。しかし、この頃のAIは矛盾したルールや例外処理ができなかったのです。複雑な規則の理解には、一般常識などの膨大な知識を記述する必要があるという問題もあります。

これらの大きな壁にぶつかり、再びAIブームは低迷しました。

自ら学習するAI

そして、2000年代から現代にかけて第三次AIブームが訪れます。かつて人間が入力していたデータを、機械が自ら得ることによってAIの予測や推論の精度を上げることができました。第三次AIブームは、人々の暮らしを大きく変えることになったのです。

かとう

私たちが生きている時代は、第三次AIブームです。AIにできることは増えて、私たちの生活をより便利なものにしています。

AIが人々にもたらす変化

労働の生産性向上

AIは、日々進化を重ねて賢くなっています。AIは人がしている仕事をより効率よく行い、生産性を向上させることが可能です。さらに、正確で間違えないという点は人間よりも優れています。

人間の仕事をAIがこなす

AIは、文字入力や資料整理、機械の操作などの人々が行う仕事を処理することが可能です。もちろん正確さも効率も上がります。しかし、正確さよりも大切なことが求められる仕事では、AIは活躍できるのでしょうか。

AIにはできないと言われている仕事もある

AIは、今まで人間がしてきた仕事をこなすことができます。しかし、中には人間にしかできないと言われている職種もあるのです。例えば、営業職はコミュニケーション能力が問われる仕事ですよね。

営業職に必要な、細かく高度なコミュニケーションは人間にしかできません。ほぼ同じ理由で、介護職や保育士も人間にしかできない仕事だと言われています。コミュニケーションが必要な仕事には、AIよりも人間のほうが適任です。

未来のAIと人間

AIの技術が進歩すると、仕事の生産性が向上していきます。しかし、AIにできる仕事が増えると、仕事を取られてしまう人も現れるかもしれません。世界中で、AIの普及によって失業者が増える恐れがあると考えられています。

このことについては、世界的に賛否両論です。AIとの未来は、人々の決断によって大きく変わっていくのではないでしょうか。

かとう

今後、人々がどのようにAIと共存していくのかが非常に興味深いです!

さいごに

以上、AIの歴史と現在、人とのかかわりや未来について紹介しました。AIは誕生から三度のブームを経て、より高性能で実用的なものへと進化しています。機械が学習することで、より知能らしいものとなりました。

AIは、ここ数年で私たちの生活に直接関わってくることも増えてきましたね。AIが人の仕事を奪ってしまうかもしれない…というのは、なんだか少し恐ろしいことのような気もします。

多くの現場でAIが仕事をするようになると、新たな課題が出てくるかもしれませんね。いろいろと予想してみるのも面白いのではないでしょうか。皆さんもぜひ、AIの未来について考えてみてください。

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かとう
趣味はガジェット集め。ガジェットを中心とした読者のお役に立てる記事を日々執筆。当サイトのイラスト全般も担当している。