デジタル社会においても「ボールペン」は、まだまだ使うことが何かと多いかと思います。「書きやすいボールペンが中々見つからない」「用途別でボールペンを揃えて置きたい」などといったことはありませんか?今回はボールペンの種類についてご紹介します。
ボールペンの特徴や種類に注目することで、実用的な使い方ができるかと思います。最近のボールペンはさまざまな種類があり、購入するときは意外と迷いますよね?普段から使うものだからこそ、書きやすいボールペンを選びたいものです。ボールペンの太さや細さについても紹介します。おわりには現在、注目の最新ボールペンをご紹介しますのでぜひ、お役に立てれば幸いです。
目次
ボールペンについて
語源は英語で「ballpoint pen(ボールポイントペン)」から由来し、和製英語でボールペンとなりました。
ペン先に小さな鉄球を内蔵しており、ペン先を走らせ回転することで、インクが出るように作られています。そのため精密機械であり、文房具の一種です。
ボールペンは1938年に当時のジャーナリスト「ビーロー・ラースロー」が世界初となるボールペンを考案し、イギリスで特許を取得しました。その後、日本においても数多くのボールペンが開発されるようになりました。
ちなみに欧州では、発明したビーロー氏の名字からボールペンを「biro(バイロー)」と呼びます。
ボールペンの特徴
ボールペンには使うときに応じて、ペン先の出し方があります。ペン先を出すことには、大きく分けると3種類あります。そんな、ペン先を出す特徴をみていきましょう。
キャップ式
フタのついたボールペンです。おもに文房具入れやペン立てに置いておくことが多いです。キャプ式のフタが無くなってしまった場合は、インクが固まる可能性があります。
ツイスト式
ボールペンの軸を回転させることで、ペン先を出し入れできます。ツイスト式により、物によっては「シャープペン」やその他の色を、出し入れすることが出来るようになりました。
ノック式
もっともポピュラーなボールペンです。ボールペンの下部や側面についたトリガーを押すことで、ペン先を出し入れすることが出来ます。取り急ぎのメモなどは、片手でペン先を出すことが出来きます。
キャップ式はあまり見なくなったような気がします。ツイスト式はシャープペンなどがついている物があるので一石二鳥ですよね。
ボールペンの種類
ボールペンのインクには大きくわけると「油性」と「水性」の2種類あります。インクは溶剤や色素、添加剤を使って出来ているのです。使用するインクの種類に注目することで、用途別に応じたボールペン選びになります。
油性
一般的なボールペンになります。粘り気が強く、他のインクに比べると乾きが早いです。耐水性に優れており、水濡れに強いところが特徴です。伝票や複写式の書類によく使われます。
水性
サラサラとした書き味と軽いボールペンになります。発色がよく、色鮮やかに書けるところが特徴です。水滴には弱く、文字が滲んでしまうことがあります。
フリクション
ボールペンは基本的に書き直しができませんでした。フリクションタイプは、ゴムによる摩擦熱で、文字を消すことに成功したボールペンです。手帳の予定など、書き直しができるところが人気のひとつとなっています。
ゲルインク(ジェルインク)
油性と水性の長所を掛け合わせたボールペンです。本来、油と水は混ざりませんが、化学合成で実現できるようになりました。油性の耐久性と水性の滑らかな書き心地ができるため、多くのボールペンに採用されています。
エマルジョン
カラープリンタに使用されていたインクをボールペンに転用したのが、エマルジョンインクといいます。ゲルインクとは配合が違い、油性7割・水性3割で混ぜられたインクです。
種類に応じてメリット・デメリットはありますが、それぞれの特徴を見ることで、より良いボールペン選びになるかと思います。
ペン先の種類
ボールペンのペン先にもさまざまな太さや細さがあるのです。書きたい文字の大きさにも注目することで、より効率化ができるかと思います。
ボールペンの大きさは0.28㎜~1.0㎜と種類は豊富です。一般的な大きさは0.5㎜が多いです。手帳や付箋などに書きたいときは、0.4㎜以下が良く書けるサイズになります。また、図面や製図などには細めのボールペンがよく使われています。
こうして改めて見てみることで、ボールペンにもさまざまな種類があることがわかりました。
おすすめ商品
それでは今、注目を集めているボールペンをご紹介します。
「ペんてる」エナージェルフィログラフティ
B075V4YKY1 ツイスト式でゲルインクを採用。0.3㎜~0.5㎜までお好みの太さに変えることができます。スッと書けてサッと乾くエナージェルシリーズになります。
「ゼブラ」サラサグランド0.5㎜
B084T58VHJ 高級感溢れるオトナのサラサは金色のクリップが特徴的です。ノック式でジェルインクを採用し、サラッとしたなめらかな書き味で、耐久性にも優れています。
「パイロット」フリクションボールペン3色セット
B0B3JQ7DY7 書いたあとに消せるボールペンです。ノック式でゲルインクを採用。書く、消すことをスピーディーに使いこなせる商品になります。
「三菱鉛筆」ジェットストリーム0.28
B082ZYJH6F ノック式油性ボールペンです。世界最小の細さで、最新技術「ポイントチップ」搭載です。ペン先が0.28㎜のボールペンになります。
おわりに
いかがでしたか?今回はボールペンの種類についてご紹介しました。改めてボールペンにフォーカスして見てみることで、意外と知らなかったことがあったかと思います。また「ペンは剣よりも強し」という言葉があります。ボールペンひとつで、時には壮大な影響を及ぼすこともあるのです。
デジタル社会においてもボールペンは、まだまだ使うことがあることでしょう。普段から使う物だからこそ、こだわりたいものです。この記事を最後まで読んで頂きありがとうございます。ぜひ、今後のボールペン選びにお役に立てれば幸いです。