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お弁当の冷凍食品が体に悪いのは誤解だった?節約になる安全食品!

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私たちが消費する冷凍商品の量は1人あたり年間で約22kgと言われています。この冷凍食品を80%以上の人が「お弁当のおかず」に利用しています。今や生活の一部で、身近な存在の冷凍食品ですが、どこか体に悪そう、手抜きをしている、というマイナスなイメージもありませんか?そこでこの記事では、

  • お弁当に入れる冷凍食品は本当に体に悪いの?
  • 冷凍食品が体に悪いと言われる理由って何?
  • 冷凍食品のメリットをもっと知りたい

ということを、フードコーディネーターの私が徹底解説します。この記事を読めば、冷凍食品の栄養やメリットについて詳しく知ることができます。分かりやすい内容でまとめていますので、ぜひ最後まで読んでみてください。

お弁当に入れる冷凍食品は栄養があり節約にもなる

結論から言えば、冷凍食品には栄養がしっかりとあり、体に悪いということはありません。さらに、冷凍することで長期保管が可能でお惣菜を買うよりも節約になります。まずは、冷凍食品にはどれだけの栄養があり、節約になるのかみていきましょう。

急速冷凍なので栄養が失われない

冷凍食品は体に悪いと思われがちですが、そんなことありません。なぜなら、冷凍食品は急速冷凍されるので、ビタミンを含む栄養素が失われないからです。冷凍の温度が高いと温度変化によって食品は腐敗します。栄養成分は溶けだし、味も品質も劣化。そのため冷凍食品は不味い、栄養が無い、というイメージが定着しました。

しかし現代は急速冷凍の技術が進化したため、鮮度が大事な野菜、魚、肉などの食品も栄養素をほとんど失うことはありません。マイナス18度まで急速に冷凍することで栄養素を閉じ込め、さらに食感、風味までも残すことができます。

えいちゃん

マイナス18度は微生物や菌の繁殖ができない温度なので、腐敗するリスクを無くせるため、長期保存もできます。

保存が効いて節約になる

冷凍食品は長期保存ができる利点を活かせば節約になります。昨今の物価高に加えて、食費以外の生活費や固定費、学費など何かと出費が多いですよね。そんなときに冷凍食品は強い味方になってくれます。

冷凍食品お惣菜
唐揚げ350円唐揚げ498円
コロッケ200円コロッケ320円
お惣菜セット198円お惣菜セット220円

冷凍食品とお惣菜の全国平均で比べてみましょう。冷凍食品を利用する頻度は1週間のうち2~3日が最も多いので、週2回買い物をしたら1,496円。一方でお惣菜は保存が効かないなので、1日おきに週3回買い物をすると3,114円です。

その差額は1,618円。1ヶ月に換算すると6,472円もあります。日によって買う商品や種類は違うので、一概にこれだけの差があるとは言い切れませんが、やはり冷凍食品は節約になります。

冷凍食品はもっと長く保存ができるので、細かく他の食材と組み合わせれば、さらに節約することも可能。保存が効く冷凍食品と、出来立ての美味しさが味わえるお惣菜、どちらも利点があるので、バランス良く活用することが大切です。

お弁当に入れる冷凍食品が体に悪いと言われる理由

お弁当に入れる冷凍食品は安全で品質も高いです。そしてうまく使えば、節約にも非常に役立つのに、なぜ冷凍食品は体に悪いというイメージがあるのでしょうか?ここからは、冷凍食品が体に悪いと言われてきた理由について解説します。

食品添加物が入っているという誤解

冷凍食品には保存料や添加物がたくさん使われていると思っていませんか?たしかに冷凍食品には味を保つためや、腐るのを防ぐために添加物が使われています。しかし、これらの添加物が体に与える悪影響は非常に少ないです。むしろ、添加物が使われているので、食中毒を防ぎ、安全な冷凍食品が食べられるのです。

とはいえ、食べすぎには注意しましょう。添加物の摂り過ぎは生活習慣病や睡眠障害、さらには発がん性もあります。冷凍食品と一緒に野菜や魚も食べて、バランスの取れた食生活を送ることが大切です。

えいちゃん

マイナス18度で冷凍すると腐敗を防ぐので、この冷凍温度こそが保存料といえるでしょう。

栄養バランスが偏る

栄養が偏って、健康に悪いというイメージも冷凍食品にはあります。確かに冷凍食品といえば、パスタやピザ、ハンバーグ、餃子、ラーメン、など高カロリー高脂質のものが多いですよね。炭水化物が多く肥満の原因になりそうです。しかし、これは冷凍食品が悪いのではなく、食べ合わせが悪いだけ。

冷凍食品のピザと一緒にサラダを食べたり、冷凍食品のお惣菜と一緒に魚を焼いたりして、バランスを整えることが大切です。冷凍食品だけで食事を済ませてしまうのではなく、プラスでもう1品、サラダや青魚、根菜類のお惣菜などを追加してみましょう。

お弁当箱から食卓へ!宅配サービスも充実

冷凍食品が体に悪いというのは、もう昔の話。今は冷凍技術も進化しており、安心して美味しい冷凍食品が食べられます。冷凍食品をメインにした宅配サービスを行っている企業もあり、味や品質のクオリティも高く、なにより低価格で食べられるのが特徴。

一人暮らしの方や、毎日の献立を考えるのが面倒なときには特に嬉しいサービスですよね。今も昔もお弁当に冷凍食品を使う人は非常に多いです。しかし、そんな冷凍食品も食卓に並ぶ時代がきました。新鮮なまま冷凍された冷凍食品は小さな子供でも安心して食べられます。有効活用して、時短と節約に役立てましょう。

まとめ

ここでは、冷凍食品は体に悪いのかを解説してきました。具体的にまとめると

  • 冷凍食品はマイナス18度で急速冷凍するので栄養が失われない
  • お惣菜と比べて保存が効くので節約にもなる
  • 冷凍技術が発達した現代では、冷凍食品は体に悪くない

ということでした。冷凍食品は早くて簡単で美味しいので、普段の食事にうまくプラスすれば、非常に役立ちます。そして体に悪いというのは昔のイメージなので、安心してバランス良く取り入れていきましょう。

雑学のあしあとでは、誰かに話したくなる雑学を多数執筆しています。ぜひ他の記事も読んでみてください。

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えいちゃん
趣味はサッカー観戦とカフェ巡り。ハロプロも大好きな30代。大学時代に取得したフードコーディネーターの知識を活かして、食と健康に関する記事作成が得意。初心者の方でもわかりやすい内容で書いているので、ぜひたくさん読んでください。