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オリンピックにまつわる雑学をご紹介!選手村には村長と副村長がいた!

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みなさんスポーツはお好きですか?スポーツといえばオリンピックとパラリンピック!4年に一度のスポーツの大会です。感動をくれるオリンピック、パラリンピックは夢中になってしまいますよね。オリンピック期間中は、テレビでも連日放送され、みんなが盛り上がっていることと思います。

寝る間も惜しんでオリンピックを見ている方も多いのではないでしょうか?今日はオリンピック、パラリンピックにまつわる雑学をご紹介していきます。実は選手村には村長や副村長がいるのです!みなさんはご存じでしたか?知れば誰かに話したくなる内容ばかりです。ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

選手村には村長と副村長がいる!

まず選手村とは?オリンピックの期間中に選手やトレーナー、役員などが宿泊する場所のこと。滞在している宿泊者は1万人にもなります。なんと選手村には村長や副村長がいるのです。村長の仕事内容はというと、選手が選手村で健康で安全に過ごせるように活動をしています。

他には各国のVIPが訪れた時に施設内を案内することや、誕生日パーティーを主催。1964年の東京オリンピックでは、東京都職員の小松藤吉氏が村長を務めました。この時の選手村では、誕生日パーティーだけでなく、ブルガリアの選手の結婚式も行われました

1998年の長野オリンピックでは、村長は五輪金メダリスト笹原正三氏が就任。また、日本スケート連盟の平井俊一氏、ノルディックスキー複合の五輪金メダリスト河野孝典氏、札幌五輪代表の千葉弘子氏が副村長でした。最近では開催国の元オリンピック選手が村長を務めることが多くなってきました。

みき

1万人も選手村で宿泊しています。

メダルを噛むポーズは禁止になった!

いろんな選手の決めポーズである「メダルを噛むポーズ」。これは2000年のシドニーオリンピックでマラソンの高橋尚子選手がとったのが最初。と、思いきや1988年のソウルオリンピックで、オーストラリア人の水泳選手が最初に決めたポーズでした。

日本人選手で初めてこのポーズをとったのは、1996年のアトランタオリンピックに出場した柔道の中村兼三選手です。メダルをとった喜びを表現するポーズですが、少なからず下品だという声もあります。そのため、日本オリンピック委員会では2014年のソチオリンピックから、日本人選手はメダルを噛むポーズを禁止としました。

みき

もう見られない、幻のポーズです。

聖火の火は消えたことがある

消えないのかな?と不思議に思っている方も多いのではないでしょうか?結論をいうと消えたことがあります。聖火リレーで使用されているトーチには、火が消えにくくなる工夫がされています。

それでも天候などの理由で火が消えてしまうことも…。ちなみに火が消えてしまった場合ですが、聖火リレーに同伴している車両やスタッフが予備の聖火を持っています。そこから火を付け直すのです。

オリンピックは神様のためのお祭り

オリンピックとは古代のギリシャで行われていた「ギリシャの神様のためのお祭り」でした。紀元前9~8世紀ごろに開催されていたものをモデルにしています。

このお祭りを始めたのには諸説ありますが、神話の中で死んでしまった神様をなぐさめるためだったというのが有力です。反対に戦争で勝った神様が建てた神殿で、4年に1回開かれていた大会が始まりだという説もあります。

最初に行われた競技は「191m走」でした。191というのは中途半端な数字ですが、このために作られた「スタディオン」の大きさに由来しています。またスタディオンの広さは「ヘラクレスの足の600足分」の大きさであったとも言われています。

メダルの規格とは?

メダルはIOCが細かく決めた規格があります。この決められた規格に沿って各国がメダルを作ります。この規格というのが直径70~120㎜。厚み3~10㎜、重さ500~800g。金メダルと銀メダルは純度92.5%以上の銀製であること。

1位のメダルは6g以上の純金でコーティング、3位のメダルは青銅もしくは丹銅を使用することが定められています。また夏季オリンピックでは表面に勝利の女神ニケ、裏面に競技名と大会エンブレムを入れることが決まっています。

東京2020オリンピックで行われたこと

ここからは東京2020オリンピックで行われていたことをご紹介していきます。

選手村のベッドは段ボール製

選手用に採用されたのが段ボール製のベッドフレーム。強度が気になるところですが、なんと200㎏の重さに耐えることができます

この時に使われていたマットレスは選手の体型や体重、肩、腰、足の硬さがカスタムできるマットレスでした。大会終了後には、ベッドフレームは新聞紙などの古紙として再利用でき、マットレスは溶かしてビニール袋に再利用できます。

みき

段ボール製のベッドで寝てみたいです。

仮設住宅のアルミ廃材を使用

聖火リレーの火を運ぶものがトーチ。この時使われたトーチは、東日本大震災の被災地で使用されていた仮設住宅の廃材から作られています。この時のトーチは約11,000本作られました。

パラリンピックのメダル

メダルの素材はなんと小型の家電から集められたリサイクル金属なのです!東京2020組織委員会は「都市鉱山からつくる!みんなのメダルプロジェクト」を立ち上げます。

2017年4月1日~2019年3月31日の2年間の間に不要になった携帯電話やデジタルカメラを回収。その数は621万台になりました。ここから取れた金属は金が約32㎏、銀が約3500㎏、銅が約2200㎏も取れ、約5000個のメダルに変わりました

みき

パラリンピックのメダルには点字でTOKYO2020の文字が入っています。また金メダルは1つ、銀メダルは2つ、銅メダルには3つの凹凸があります。

まとめ

オリンピックにまつわる雑学はいかがでしたか?知っているものはありましたか?この雑学を知っているだけで、次のオリンピックも楽しみになりますよね。また、選手村やオリンピックでどんな工夫がされるのか興味が出てきます。次のオリンピックもたくさんのメダルが獲得できるよう、みんなで応援しましょう!

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みき
趣味は毎週の競馬と月1の乗馬(外乗)。女性ならではの視点からユニークな雑学を多数執筆。