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お金にまつわる雑学!「円」はいつからあるの?お金の寿命はどれくらい?

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みなさんはお金にまつわる雑学を、どれだけ知っていますか?お金にまつわる疑問といっても、たくさんありますよね。たとえば「円」がいつからあるの?や、お金の寿命についてご紹介しています。

寿命を迎えたお金がどうなるのかについてもお話しています。また自販機にお金を入れて、戻ってきた経験はありませんか?なぜ戻ってきてしまうのでしょう?戻ってきてしまうお金の特徴と、お金が入るようになる解決方法もご紹介しています。

他にも硬貨を作っている造幣局では、日本以外のお金も作っているといいます。どこの国のどんなお金を作っているのでしょう?知れば誰かに話したくなる内容になっています。ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

この記事はYouTubeでも配信されています。

「円」はいつからある?

「円」は明治時代の初めから登場しました。明治より前の江戸時代では「両(りょう)」「分(ぶ)」「文(もん)」というお金が流通していました。江戸幕府が発行していた硬貨の種類は、小判などの金貨、銀貨、銅貨です。これ以外に全国各地の大名が、自分の藩で利用する「藩札」という紙幣を発行していました。

幕末になると外国の銀貨が大量に出回ります。そのため明治の初めはお金の制度が混乱していたのです。そこで明治政府はお金を統一するため「円・銭(せん)・厘(りん)」という新しいお金を作ります。これは1871年(明治4年)5月のことでした。「1両=1円」と換算されていたため、新しいお金に移行するのはスムーズでした。

みき

円を使うようになったのは明治の初めのことでした。幕府が発行していたお金以外にも藩札というものが存在していたのですね。

自販機に入れても戻ってくるお金の特徴は?

自販機に入れてもなぜか戻ってきてしまうお金ってありますよね。見た目はキレイに見えるお金でも戻ってきてしまう…。このようなお金には一体どんな特徴があるのでしょう?紙幣と硬貨のそれぞれの特徴をご紹介します。

紙幣

自販機に入れても戻ってきてしまう紙幣の特徴としては、お札の大きさが変わってしまっていることがあります。1000円札の大きさは、たて76㎜×横150㎜なのですが、水に濡れて乾くとこの大きさより伸びたり縮んだりしていることがあります。

また汚れが原因で自販機から戻ってきてしまうこともあります。お金を認識するセンサーが汚れで反応しないことがあるのです。この場合は乾いた布で拭くと自販機に入るようになります。

硬貨

硬貨の方も汚れが原因で自販機に入らないことがあります。その場合は紙幣と同じように汚れをとりましょう。また他の理由としては、硬貨の凹凸がすり減ってしまっていることが挙げられます。

裏返して入れると読み取れるという話も出回っているようですが、センサーは硬貨の両面を読み取っています。そのため裏返す方法では解決しません。

みき

汚れが原因の場合は拭くことで解決する場合があります。お札の大きさが変わってしまった、硬貨の凹凸がすり減ってしまったという場合は残念ながら解決するのは難しいです。

破れた、汚れたお金はどうなるの?

破れてしまったり、汚れてしまったりしたお金の行き先をご紹介します。

紙幣

銀行で交換された、破れたり汚れていたりする紙幣は、裁断されて再生紙として再利用されます。トイレットペーパーや封筒に形を変えることが多いです。他にも住宅用の外壁材になったり、固形燃料の原料になったりします。

硬貨

銀行などから回収した硬貨は状態を見て、使用することが可能と判断されれば再び出回ることになります。自販機などに反応しなくなった硬貨は、金融機関から日本銀行を経由して造幣局に戻るのです。そして、造幣局では硬貨の材料として再利用され、新しい硬貨に生まれ変わります。

お金の寿命はどれくらい?

  • 一万円札…4~5年前後
  • 5千円札、千円札…1~2年前後
  • 硬貨…30年前後

紙幣は普段使われているお金として出回っているため、一万円札よりも5千円札や千円札の方が劣化は早いです。また傷やサビ以外で、硬貨は半永久的に利用できます。

日本の造幣局が作っているのは日本の硬貨だけではない!?

造幣局とは日本の硬貨を作っている機関です。技術が高く、偽造されにくい硬貨を作ることができます。この高い技術は世界にも認められており、日本の造幣局は外国の硬貨も作っているのです。

その数は平成19年以降で10か国15種類!その国とはバングラデシュ、アラブ首長国連邦、オマーン、ラオス、ミャンマー、ブルネイ、カンボジア、スリランカなどがあります。

みき

日本の技術力が世界的に認められ、10か国もの硬貨を作っていました。

まとめ

お金にまつわる雑学はいかがでしたか?劣化してしまった紙幣はトイレットペーパーや封筒、住宅の外壁に再利用されていました。劣化した硬貨は、再び硬貨として生まれ変わります。

また日本の硬貨を作る技術は世界でも認められていて、造幣局では外国の硬貨も作っていました。もし自販機にお金が入らなかった時は、乾いた布で拭いてから入れてみてくださいね!

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みき
趣味は毎週の競馬と月1の乗馬(外乗)。女性ならではの視点からユニークな雑学を多数執筆。