「とっても！ラッキーマン」という人気漫画があります。1993年～97年まで、週刊少年ジャンプにて連載されていたギャグバトル漫画です。当時はギャグ漫画の中でもかなり人気がありTVアニメ化にもなりました。今回はその中で登場する「目立たがる」にフォーカスを当て、ご紹介します。
この漫画の登場人物の中でも人気の高い、目立たがるはなぜ目立ちたいのでしょうか？目立家の家庭の事情とは？この記事を読むことであなたもその真相が分かることになります。ぜひ、最後まで読んで頂けると嬉しいです。
目次
目立たがるって誰？
漫画「とっても！ラッキーマン」で登場する主人公の同級生です。まずは彼のプロフィールと設定を見ていきましょう！
プロフィール
- 名前：目立たがる（めだち たがる）
- 変身名：スーパースターマン
- CV：岩永哲也
- 学年：中学１年生
- 愛馬：ペガサス
設定
目立たがるは主人公（追手内洋一）の同級生です。その名の通り、日本一目立ちたがる中学生です。ただ目立ちたいわけではありません。とてつもないバイタリティーと微細なプライドが混同した少年です。
モテ男を装うことに必死で、ちょっとしたことでプライドが崩れ落ちてしまいます。目立つことへの執念が凄まじく「目立ちたい！」の気持ちしか伝わらないのです。思わず凶悪宇宙人が驚くほどの目立ちたがり屋なのです。
目立たがるのストーリーが始まります。
ラッキーマンの登場人物の中でもかなり濃く特徴のあるキャラクターなのです。
目立たがるのストーリー
かなりインパクトのある目立たがるのストーリーを見ていきましょう！
なぜ目立ちたいの？
たがるの家の事情で、借金取りから追われ逃げ続ける生活を送ります。その生活は貧しく、ひっそりと暮らしていました。せめて人前に出るときは目立ちたい、派手にしたい、明るい性格でいたいという思いが「目立たがる」のモノローグなのです。
目立たがるの性格
恰好が付かないことが嫌いな性格です。主人公や他キャラクターより目立つためには手段を選びません。根はいい子で仲間がピンチの時は、自身が目立つことで回避させてくれます。
貧困生活により、普段は周りに明るく接して目立っております。その為自己主張が強く、プライドが高くなっているのです。
目立たがるがヒーローに
たがるは主人公同様、普通の人間です。ある日ヒーローの存在を知りました。より目立つためにヒーロー製作所という胡散臭い場所で人体改造をしたのです。目立つことへの執念により、無理やり正式なヒーローとなることができました。
変身時には「目立ちタイ」という蝶ネクタイを付けることで、スーパースターマンに変身することができます。変身後の特徴の一つとして、目が縦向きになります。「目が立つ」姿になるのです。
スーパースターマンの能力
目立たがるはヒーローとしては弱いです。毎回、凶悪宇宙人にやられます。しかし、不死身の能力を手にいれました。スーパースターマンの能力は、少量でも細胞分裂ができる特殊な核酸を持っている事です。
ゆえに一つでも細胞が残っていたら細胞分裂して、復活することができます。細胞には「SSRNA（ダブルスペシャルアールエヌエー）」という名が付き、特殊な核酸として備えています。たがるの極貧生活が生んだバイタリティーとなっているのです。
ところで目立たがるの家の事情とは、どのような事情なのでしょうか？
「目立つ」というたった一つのことで、これだけ設定を考えられるのはすごいですね！
目立たがるの家族は？
たがるは主人公と同じ中学生です。彼の家族や事情についても見ていきましょう。
目立家
弟：目立拓内（めだち たくない）
８歳で薔薇（バラ）の内職をしています。兄のことをとても信頼しています。内職のバラはスーパースターマンが登場する時に使われます。
妹：目立真千子（めだち ませんこ）
5歳でバラの内職をしています。長兄のことを信頼しています。スーパースターマンが登場する際に使われたバラは兄弟で回収し、使い回します。
ペット：ペガサス
ペットの馬です。目立家が飼っている白馬で、手作りのダミーの翼を付けています。たがるの登場シーンで騎乗されます。拓内と真千子のことは感心しています。彼らの内職のお金で買ってくれた人参を貰った時は、泣いて喜び食べるのです。
目立家の生活
たがるの両親は借金取りに追われ、幼い弟と妹を残して逃げてしまいます。目立ちたいのは、その悲しさの反動からくるものでした。弟妹はその最中、内職をして目立家の家計に貢献します。
極貧の生活を送っていたが、住まいは次第に豪華になっていきます。たがるが凶悪宇宙人と戦っていくうちに、侵略してきた宇宙人の宇宙船を上手く使い、住居として利用するからです。
なんと悲惨な出来事でしょう。思わず感情移入してしまいます。
おわりに
いかがでしたか？今回は漫画「とっても！ラッキーマン」に登場する目立たがるについてご紹介しました。目立つというキーワードでこのような発想が生まれるとは驚きです。ガモウひろしさんのギャグセンスが上手く使われていますね。
ガモウひろしさんは今後ギャグ漫画を書く事があるのでしょうか？気になるところです。ガモウひろしさんの新作に期待したいと思います。この記事を最後まで読んで頂きありがとうございます。ぜひ、ご参考になれば幸いです。
