あなたは漫画「とっても!ラッキーマン」をご存じでしょうか?1993年~97年まで、週刊少年ジャンプで連載されていたギャグバトル漫画です。原作は「ガモウひろし」で週刊連載からTVアニメ化にまで発展し、当時はかなり人気があった作品です。
今回はその中で登場する「杉田努力」にフォーカスを当て、ご紹介します。どのような人物なのでしょうか?この記事では杉田努力の“秘密”について解説しています。現代でも一定層のコアなファンから愛されているキャラクターの一人です。ぜひ、最後まで読んで頂けると嬉しいです。
杉田努力って誰?
杉田努力は漫画「とっても!ラッキーマン」に登場する主人公の仲間です。漫画では、二番手のポジションにいる彼のプロフィールを見ていきましょう!
プロフィール
- 名前:杉田努力(人間名)
- 本名:チリツモヤマナル
- 変身名:努力マン
- CV:千葉繁
- 年齢:約500歳
- 出身地:ガンバル星
- 血液型:B型(RH-)
- 嫌いな食べ物:納豆
- 座右の銘:努力と根性
設定
杉田努力は人間ではなく、宇宙からきたヒーローです。地球では日本一努力している中学生となり、主人公のボディガードの役割として登場しました。ボサボサの長髪で太い眉毛、いつも柔道着を着ています。思い込みが激しく極度の感動屋でお人好しであり、そこが弱点となっています。
宇宙人ということは、地球では“秘密”なのです。柔道3段・空手4段・書道6段の腕前をもっています。習字で「努力」と達筆に書くことで、努力マンに変身することができるのです。登場シーンには必ず「1に努力、2に努力、3、4がなくて、5に努力」と台詞を言います。
そんな杉田努力はなぜ地球に来たのでしょうか?
杉田努力の瞳は炎になっており、いつもメラメラと目を輝かせています。
杉田努力のストーリー
漫画「とっても!ラッキーマン」で人気のある杉田努力はどのようなストーリーがあるのでしょうか?
なぜ地球に来たの?
何の苦労もせず「ラッキー」だけで勝利するラッキーマン(主人公)を邪道と断じ、勝負を挑むために地球にきました。地球には100万光年の道のりを努力と根性で、一ヶ月かけ到来したのです。
主人公との出会い
地球で主人公を非難し、挑戦状を叩きつけたが敗れました。その後は一身し、主人公に弟子入りして、ボディガードの役割を果たすことになります。
杉田努力は思い込みが激しい性格です。師と仰ぐ主人公が勝負に勝つ物事に対して、何事も「努力と実力と周到な計算の上に成り立っている」と勘違いしています。
女暴走族に一目惚れ?
女暴走族「レディース世苦死一阿漫怒(セクシィアマンド)」のリーダーに一目惚れしています。リーダーは落書きやカツアゲなど数々の不良行為をしていました。それを見た杉田努力は「とても優しく陰で努力をしている女性だ」と勘違いをするのでした。
杉田努力の弱点
感動屋でお人好しです。努力による修行のしすぎで、パンチ1発で骨が折れてしまいます。嫌いな納豆の匂いを嗅いだだけで気絶してしまいます。泳ぐことができません。一方で、寝れば元通りに回復することができます。
実際には宇宙人である杉田努力は、家族はいるのでしょうか?
努力を信条とし、どのような困難があっても“努力”で押しのける一直線な男なのです。
杉田努力の家族は?
宇宙からきた杉田努力は家族はいるのでしょうか?家族についても解説していきたいと思います。
杉田努力は三人兄弟
出身地であるガンバル星に「勝利マン」と「友情マン」の兄が二人います。杉田努力は、地球に来る200年前にヒーローの認定を兼ねたトーナメントに出場しています。その際、長男の勝利マンに凶器(栓抜き)を握らされ、反則負けとなってしまいました。
以後200年間、ヒーローになる権利を剥奪されたのです。その一件以来、兄達とは決別することとなりました。いつか一人前のヒーローになり、真の正義を見せつけるため一人で努力し、地球へ向かったのです。
両親は?
勝利・友情・努力を兼ね備えた伝説のヒーロー「三本柱マン」が父親になります。父親は、とある戦いで戦死しました。そして、後を追うように病死した母親がいました。
母親は死ぬ直前、勝利マンに「杉田努力を戦死させないよう、ヒーローにさせない」と約束をしていたのです。この時交わした「嘘ついたら針千本飲ます」という約定が怖くなり、ヒーロー認定のトーナメントで反則負けさせたのでした。
物語が進み、兄弟達が地球へきた際には誤解が解け和解し、次なる戦いに励むのです。
ガモウひろしのギャグセンスが抜群に活かされていますね!
おわりに
いかがでしたでしょうか?今回は「とっても!ラッキーマン」に登場する二番手、努力マンこと杉田努力についてご紹介しました。名前から設定まで“努力”にちなんで徹底されているところが面白いと感じました。
この作品を知っている人も知らない人も今一度読んでみることで、新しい発見が見つかるかもしれません。この記事を最後まで読んで頂きありがとうございます。ぜひ、ご参考になれば幸いです。