毎日の生活に欠かせないアイテムのひとつに「タオル」があります。タオルを買ったけど、吸水性や触り心地が悪かったことはありませんでしたか?普段当たり前のように使っているタオルは、用途ごとに応じてさまざまな種類があります。今回はタオルの種類についてご紹介します。
タオルの生地やサイズも種類は意外と多いです。生地やサイズについてもご紹介します。タオル生地の特性を知れば、適材適所に応じたタオルを用意することができるかと思います。ぜひ、最後まで読んで頂きお役に立てれば嬉しいです。
目次
あらためてタオルとは
語源は諸説ありますが、スペイン語の「toalla(トアーリャ)」から派生した言葉が、現在のタオルへとなりました。
タオルは、濡れたものを拭き取ることや、タオルを濡らして汚れを拭き取ったりして使います。そのため、用途ごとにタオルの種類があるのです。
日本にタオルがきたのは明治初期です。当時、高級品だったタオルはその通気性と保温性からマフラーに使われておりました。その後、日本でもタオルの製造が始まったのです。
現在では、愛媛県今治市の国産タオル「今治タオル」が日本最大のシェアを有しています。
タオルの種類
それでは、タオルの種類について見ていきましょう。どんな種類があるのでしょうか?
ハンドタオル/サイズ約34㎝×約38㎝
おしぼりやウォッシュタオルとも呼びます。手軽に持ち運びができるタオルです。その名の通り手を拭くことを目的として作られています。
フェイスタオル/サイズ約30㎝×約80㎝
家庭で多く使われている一般的なタオルになります。手や顔を拭くためのタオルです。おもにタオルハンガーなどに、掛けておけるように作られています。
マフラータオル/サイズ約20㎝×約110㎝
長さのあるタオルです。おもに応援グッズやスポーツ用に使われています。夏は濡らして冷やし、冬はマフラーの変わりにできるタオルです。
バスタオル/サイズ約60㎝×約120㎝
入浴後に使われる一般的なタオルです。湯上りタオルとも呼ばれ、腰に巻いて使うこともできます。フェイスタオル同様に、日本では馴染み深いタオルです。
ビーチタオル/サイズ直径約140㎝前後
円形型のレジャー用タオルです。おもに海の浜辺に敷いたり、身体を拭いたりして使います。オシャレな柄が多く、ソファーやベッドに掛けたりもできます。部屋のインテリア用としても活用できるのです。
タオルケット/サイズ約140㎝×約200㎝
タオルの中で一番大きなサイズのものです。おもに就寝時など、布団と併用して使うことが出来ます。シングル・ダブルと布団と同様に、サイズはさまざまです。また、吸水性がいいものが多く、高温多湿な時期に使うと効果的です。
こうしてあらためて見てみることで、いろいろなタオルがあることが分かりました。その他にもありますので、気になる方はチェックしてみてください。
タオルの生地の種類
そんなタオルの生地は、どのような種類があるのでしょうか?タオル生地について見ていきましょう。
パイル地
一般的なタオルの生地です。繊維が大きく丸いループ状に織られています。ループ状の輪に弾力性を持たせた、構造になっているところが特徴的です。フカフカで柔らかい肌触りの感触がします。フェイスタオルやバスタオルに多いです。
ガーゼ生地
コットンの糸のタテとヨコが交互になるように、組み合わせた織り方の生地になります。軽く、吸水性もよく、乾きやすいところが特徴的です。ハンドタオルやハンカチなどに多いです。
ワッフル織地
お菓子のワッフルのような生地になります。立体的な生地で厚みがあります。柔らかい部分とざっくりとした食感が特徴的です。吸水性がありながらも、乾きやすい特徴をもっています。バスタオルなどに多いです
シャーリング地
パイル地の表面をカットした生地になります。パイル地のループ部分がカットされているので、引っ掛かることなく、拭きあげできるところが特徴的です。その分吸水性は落ちますが、ツヤのある手触りを感じることができます。デザイン柄を重視したタオルには多いです。
無撚糸地(むねんしじ)
無撚糸とは、撚(よ)りのほとんどない糸のことをいいます。本来、糸を撚り合わせた回数で、糸の質感や耐久性ができます。無撚糸地は、その撚りのかかっていない糸で、構造したタオルなのです。何も加工をしていないコットンのような、肌触りと吸水性のあるタオルです。さまざまなタオルに採用されています。
毎日使うものだからこそ、タオルの生地にも注目することで、ご自身にとって使いやすいタオルが、新しく発見できるかもしれません。
おすすめ商品
それでは、おすすめのタオルを厳選してご紹介します。
「ブルーム」今治タオル認定フェイスタオル
B07DZNFW9R 今治タオルの認定商品になります。タオルソムリエの在籍するブルームショップは、今治タオル工場と連携して完成させた商品です。
「育てるタオル」feelバスタオル
B085FZFTLW 軽くて、薄いのにボリューム感のあるバスタオルです。洗うたびに空気を含み、ふんわりと育っていきます。
「丸眞(まるしん)」ラウンドビーチタオル
B01CTF3U7S タオルの仕様を知り尽くした会社だからできるクオリティ・デザイン・品質・プライス商品です。インテリアとしても人気の商品になります。
「nissen(ニッセン)」タオルケット
B0932QR9ZL 吸水性のよい綿100%のタオルケットです。ふわふわで気持ちいい肌触りです。吸水性もよく、爽やかな肌当たりが特徴です。
おわりに
いかがでしたでしょうか?普段何気なく使っているタオルには、さまざま種類がありました。こうして見てみることで、生地にもさまざまな種類があることがわかったかと思います。毎日使うものだからこそ、タオルの種類や生地の特性を知ることで、有効活用ができることでしょう。
この記事を読んでご自身が使っているものは、どんな生地でどの種類のタオルなのかを見てみることも、楽しみのひとつになるかと思います。そして、今後のタオル選びにお役に立てれば嬉しいです。最後まで読んで頂きありがとうございます。