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学校にまつわる豆知識!校長先生は給食の毒見をしている?

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まだ在学中の方も、卒業した方も、学校にいる中で不思議だなぁと思うことはありませんでしたか?私は在学中、「黒板と呼んでいるけど、緑だよなぁ」と思っていました。

また、学校での生活の楽しみの1つと言えば、給食ではないでしょうか?今思えば、もっとおかわりしておけば良かったと思うほど、栄養バランスもとれる美味しい食事でした。そういえば…献立表をもらっていても、給食と夜ごはんが一緒だったことがよくあるのは我が家だけでしょうか?

そこで今日は、学校の豆知識をご紹介しようと思います。この記事を読めば、きっと在学中だった時の不思議が解決しますよ。

理科室の椅子に背もたれが無い理由

理科室の椅子と言えば、背もたれが無くて、一面だけ板が貼られている特徴のある椅子ですよね。この側面の板は強度を保つために付けられています。また、作業台として使うこともできます。

背もたれが無い理由は、火や薬品を使うので、危ない時には逃げやすいように背もたれを無くしています。そして、実験中は立って行いますよね?この椅子は机の下にしまいやすいようにもできているのです。

みき

アルコールランプとか懐かしいですよね。

校長先生は給食の毒見をしている

学校生活の中での楽しみの1つに、給食を挙げる人も多いのではないでしょうか?実はこの給食は毎日、校長先生(地域によっては教頭先生)が生徒より30分早く食べているのです。これは検食と言って、給食に異物が混入していないかを確認します。給食に関しての報告書も、毎日提出しています。

みき

早弁ではなかったのです!

教室の窓は左側にある

みなさんが通っていた学校の教室も左側が窓、右側が廊下となっていませんでしたか?これは1895年に、当時の文部省が定めた「学校建築図説明及設計大要」という指導書によって決められています。日本人は右利きの人が多いため、ノートを書く時に手が陰にならないように、教室の左側に窓がくるようになっています。

ちなみに、美術室だけは右側に窓があります。これは日光を部屋に入れないようにするためです。日光が入ると、時間が経つにつれ影も変化して、デッサンが描きにくくなってしまいます。このため美術室は、窓が右側なのです。

みき

私のいた学校だけが窓が左側なのだと思っていました。

学校のチャイムはロンドンにあるビッグベンの鐘

「キーンコーン カーンコーン」と鳴るチャイムですが、この音はなんとロンドンにあるビッグベンの鐘の音なのです。この音は、フランスの作曲家「ルイ・ヴィエルヌ」が作曲した、クラシック音楽です。

毎日、正午になるとビッグベンから、この鐘が鳴っていました。でも、なぜこの鐘の音が学校のチャイムとして、使われるようになったのでしょう?諸説あるようですが、そのうちの1つの説をご紹介します。

とある中学校の教師が、壊れたチャイムを直す時に「いっそのこと音も変えてしまおう」と考えていました。どんな曲がいいか考えていたところ、偶然テレビで見かけた、ビッグベンの鐘の音を聞き「これだ!」と思い、使われるようになりました。そして日本中に広まったのです。

みき

ロンドンが身近に感じられます。

黒板が黒ではなく緑の理由

元々は本当に黒色をした黒板でした。日本の昔の黒板は、墨汁・柿渋・漆(うるし)などを塗って作られていました。戦後はベビーブームで1クラスの生徒数が60人ほどに!そのため、教室の端から端まで机を置かなくてはいけませんでした。こうなると窓から差し込む光が反射して、前列の人は黒板が読めなってしまいます。

なので、光の反射を抑える緑の黒板が使われるようになりました。もう既に使われている学校や、会社もありますが、将来の黒板は「インタラクティブ・ホワイトボード」、「電子黒板」と言われています。形はタブレットのようなもので、データやグラフなども簡単に写せて、音声入力にすれば書く必要もなくなります。

みき

時代は変化していますね

日本初の運動会では豚追い競争があった?

日本で初めて運動会が行われたのは、1874年の3月、「海軍兵学寮」という施設で行われました。提案したのはイギリス人のアーチボルド・ルシアス・ダグラスという人です。当時は座学が多く、ストレス解消を気にして提案されました。

日本初の運動会の名前は「競技遊戯(きょうぎゆうぎ)」、「競闘遊戯会(きょうとうゆうぎかい)」と呼ばれています。この運動会では学生が200人以上、参加をしました。運動会のプログラムは、短距離・中距離の競争、走り高跳び、三段飛び、二人三脚などの18のプログラムがありました。

他に注目の競技は、等間隔に置いた卵を拾う「卵拾い」、頭の上に水を入れた桶を置いて走る「水桶競争」。プログラム最後の競技はなんと「豚追い競争」!この競技は、全身に油を塗った豚を早く捕まえた人が勝ちという競技です。想像しただけで面白いですね。思った通り、なかなか豚が捕まえられず、観客は大笑いでした。

みき

人間も大変ですが、豚も大変です…。

三角定規に穴が開いている理由

定規は線を引くときに、固定されていることがとても重要です。また、指と定規で紙を押さえることが必要になります。三角定規は普通の定規に比べて、面積が広いので紙が押さえにくくなってしまいます。

ですが、穴が開いていることで、指を使って紙を固定しやすくしています。また、紙との摩擦を無くして、平行する線を書きやすいように紙の上を定規が移動しやすくしています。

みき

穴があるだけで、使い勝手が良くなります。

まとめ

みなさん記事を読んでいかがでしたか?豚追い競争は楽しそうですが、自分が豚だったら捕まらないように必死で逃げると思います。豚のことを考えるとちょっとかわいそうだけど、見るのは楽しそうですね。この記事を読んで、在学時の不思議が解けた方も多いのではないでしょうか?ぜひ友達にも話してみてくださいね。

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みき
趣味は毎週の競馬と月1の乗馬(外乗)。女性ならではの視点からユニークな雑学を多数執筆。