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大人しい猫の種類と特徴5選!飼い方のポイントも解説!

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可愛らしい見た目と自由でマイペースな性格をした猫ちゃんたちは、ペットとして昔から愛されており、とても魅力的な存在です。最近では、動画投稿サイトなどのSNSで猫ちゃんたちの愛くるしい姿を目にする機会も増えてきました。

「私も猫を飼ってみたい」「もともと猫は飼っているけど、新しい家族として迎え入れたい」と考える方もいるのではないでしょうか?初めて猫を飼う方やマンションなどの集合住宅、先住猫と仲良くできるのか?など、慎重に考えた上で大人しい猫種を検討される方も多くいます。

そこで、今回は「大人しい猫の種類と特徴5選!飼い方のポイントも解説!」についてご紹介したいと思います。ぜひ最後までご覧になってください。

大人しい猫の特徴

育った環境や個体差にもよりますが、性別や品種、被毛の長さ、体格の大きさにも違った特徴がみられるため、特に大人しい猫の特徴を3つ挙げていきます。大人しい猫ちゃんを探す際に飼いたい猫種がまだ決まっていない場合は、判断材料として参考にしてみてください。

メスは性格的にクールで落ち着いている

どの猫種も共通して、オスはやんちゃな甘えん坊さんで、メスは物静かで落ち着いている傾向があります。オス・メスともに去勢・避妊手術を行うことで発情期によるストレスがなくなるため、性格も穏やかになるようです。

そのため、猫ちゃんを初めて飼われる方や既に猫ちゃんを飼っていて、新しい家族として迎え入れる方にとって、大人しさを重視するのであればメスの猫ちゃんを選ぶことも念頭に入れておきましょう。

長毛種は穏やかな性格

もともと短毛種の猫ちゃんは、オス・メスともに獲物を狩猟する野生の習性が色濃く残っているため、好奇心旺盛で活発的な猫ちゃんが多い傾向があります。

一方の長毛種は、人の手によって飼いやすい猫種を交配して生まれてきたため、野性味が薄く、あまり鳴かない穏やかな性格をした猫ちゃんが多いです。

長毛種のため、短毛種よりもシャンプーやブラッシングの頻度が多く、お手入れに少々苦労するかもしれませんが、それが苦にならない方にはおすすめすることができます。

大型猫はのんびりした子が多い

小型猫は活発的な性格の子が多く、大型猫は基本的にのんびりした性格の子が多いようです。小型猫の平均体重が3kgに対し、大型猫の平均体重はメスで4~6kg、オスは8~10kgになることもあります。

体格も大きいことから、部屋中を走り回って物音を立てることはあまりなく、鳴き声も小さいため、集合住宅に住んでいても比較的に飼いやすいです。また、大型猫には長毛種が多いことも特徴にあります。

ミノワ

あくまでも傾向であるため、3つの特徴以外にも大人しい猫ちゃんはいます。

大人しい猫の種類5選

上記に書いた通り、大人しいとされる猫ちゃんの特徴を挙げてきましたが、具体的にどの猫種がよいのでしょうか?ここでは比較的に大人しい猫の種類5選の紹介と飼い方のポイントも交えてお話をします。

スコティッシュフォールド

スコティッシュフォールドは、イギリス北部のスコットランドで発見された猫種であり、丸顔の折れ耳が特徴です。実は折れ耳のスコティッシュフォールドは3割程度しかおらず、残り7割は立て耳の子が生まれ、短毛種・長毛種どちらも存在します。

【飼い方のポイント】
穏やかでおとなしく、子供や他の猫ちゃんとも仲良くできる性格です。しかし、骨に異常が出やすくストレスに弱いため、床にカーペットを敷くなど、ストレスをかけない環境づくりが必要になります。また、折れ耳の子は他の猫ちゃんとは違い、耳の中は湿気がたまりやすいので、炎症が起きないようにこまめなケアが必要です。

ペルシャ

ペルシャは、イラン原産国の猫種であり、低めの鼻と優雅な佇まい、そして長毛種特有のふわふわしたボリュームのある美しい被毛から「猫の王様」と呼ばれるほど、世界中から人気があります。

【飼い方のポイント】
物静かで落ち着いており、あまり鳴かないマイペースな性格なため、頻繫に構ったりする大人数の家庭など、騒がしい環境は苦手です。そのため、一人暮らしや留守にする機会が多い方にはおすすめすることができます。美しい毛並みを保つには毎日のブラッシングが必要なため、お手入れは欠かさずに行いましょう。

メインクーン

メインクーンは、アメリカが原産国の長毛種であり「イエネコ」の中でもっとも大きい猫と言われている猫種です。オスで6~9kg、メスは3~6kgまで成長し、メスは活発的な性格である一方、オスはとても穏やかな性格と言われています。

もともと「ワーキングキャット」として人間と共に過ごしてきたメインクーンは、人懐っこく、とても優しい性格です。賢く従順なため、別名「ジェントルジャイアント(穏やかな巨人)」という愛称で呼ばれています。

【飼い方のポイント】
メインクーンは成猫になるのに4年かかるといわれており、体長も1m近く成長するため、しっかりとした体格を作るには栄養バランスの整った食事と十分な居住スペースで適度な運動が必要です。

ラグドール

ラグドールは、アメリカが原産国の長毛種であり、メインクーンに近い大きな体格を持つ猫種になります。ラグドールという名前は英語で「ぬいぐるみ」を意味し、猫ちゃんでは珍しく抱っこされるのを嫌がりません。そのため、従順で人懐っこい性格をしており、たくさんスキンシップを取ると喜ぶようです。

【飼い方のポイント】
メインクーンと同様にラグドールの成長はゆっくりと言われており、成猫になるまで4年かかるとされています。大型猫ということもあり、食事量を間違えてしまうと肥満体型になりやすいため、肥満のリスクを回避するには適切な食事量と運動が必要です。

ロシアンブルー

ロシアンブルーは、ロシアが原産国の短毛種であり、美しいアッシュブルーの毛並みとグリーンカラーのきれいな瞳を特徴に持ちます。「サイレントキャット」と呼ばれるくらい鳴き声が少なく、飼い主には従順で深い愛情を示すため「犬に似ている」といわれているようです。

【飼い方のポイント】
ロシアンブルーは飼い主には忠実ですが、警戒心が強く臆病な面があり、見知らぬ人に触れられるのを嫌がります。繊細でストレスに弱いため、できるだけストレスを与えない静かで落ち着ける環境づくりを心がけましょう。

ミノワ

どの猫種も共通して、ストレスを与えない環境づくりとブラッシングなど、毎日のお手入れが重要になります。

さいごに

以上、「大人しい猫の種類と特徴5選!飼い方のポイントも解説!」についてご紹介しました。どの猫ちゃんも魅力的な特徴と大人しい性格なため、一人暮らしの方や多頭飼いの方に人気です。

大人しい猫ちゃんだからこそ、ちょっとした不調を隠そうします。そのため、飼い主は不調のサインをしっかりと見極めて、動物病院でこまめな診察と1年に1回のワクチン接種をしっかり行いましょう。責任をもって最期までお世話することが大切です。最後まで読んでいただきありがとうございました。

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ミノワ
趣味はマンガ・アニメ・ゲームや映画鑑賞、友人との登山や小旅行。大の猫好き。日本文化やサブカルチャー、猫に関する情報などを幅広くお届けします。