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協奏曲と交響曲の違いを解説!その歴史と数々の名曲も紹介します!

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あなたは普段クラシック音楽を聴きますか?この記事では、クラシック音楽の2大ジャンルである、協奏曲と交響曲について解説します。どちらも聞いたことはあるけれど、違いまでは説明できないという人には、ピッタリの記事です。協奏曲と交響曲は、明確に異なるジャンルなのです。

協奏曲と交響曲は、違いを知っていれば聴くだけで判別できます。この記事では、協奏曲と交響曲の違いを解説します。さらに、それぞれの歴史や名曲について紹介するので、参考になれば幸いです。知っている曲が増えると、クラシック音楽を聴く楽しみが増していきます。ぜひ、クラシック音楽に触れてみてください。

協奏曲と交響曲の違いとは?

協奏曲(コンチェルト)と交響曲(シンフォニー)は、演奏の形式が異なります。一人で旋律を奏でる独奏者(ソリスト)とオーケストラが一緒に演奏する(協奏する)のが、協奏曲です。一方、オーケストラ全体で演奏するのが交響曲です。協奏曲では、ピアノ、ヴァイオリン、オーボエなど多彩なソリストが登場する曲があります。

協奏曲の歴史

協奏曲は、バロック時代に始まりました。初期の協奏曲は、ヴィヴァルディやバッハによって人気を博し、独奏楽器の技巧と表現力を競う場だったのです。古典派時代には、モーツァルトやベートーヴェンが形式を発展させ、独奏楽器とオーケストラの対話を重視しました。続くロマン派は、チャイコフスキーやラフマニノフなどが情熱的な表現を追求し、協奏曲をさらに豊かにしたのです。

20世紀に入ってからは、多様なスタイルと実験が試みられています。協奏曲は現代音楽においても重要なジャンルです。

協奏曲の名曲

ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品61

楽聖と呼ばれ名高いドイツの作曲家ベートーヴェンのこの曲は、1806年に作曲された彼の唯一のヴァイオリン協奏曲です。

この作品は、広大な構成と美しい旋律で知られ、ヴァイオリンのための最も重要な協奏曲の一つとされています。初演当初は評価が分かれましたが、現在ではクラシック音楽のレパートリーの中心となっています。クラシック音楽は保守的な風土があるため、革新的な曲は後年になって再評価されることが多いです。

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一方、ピアノ協奏曲は第5番まで完成させています。

ラフマニノフ:ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 作品18

ロシア帝国出身の作曲家ラフマニノフのこの曲は、1901年に完成された彼の代表作の一つです。この協奏曲は、情熱的で哀愁を帯びた旋律、壮大な構成、ピアノとオーケストラの完璧な対話が特徴です。

初演以来、世界中で愛され続けています。映画やCMにも多用されるなど、ラフマニノフの音楽的才能と深い感情表現を象徴する作品として高く評価されています。美しい旋律が耳に残る名曲です。

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ラフマニノフ自身もピアニストとして活躍していました。

チャイコフスキー:ピアノ協奏曲 第1番 変ロ短調 作品23

ロシア帝国出身のチャイコフスキーが作曲したピアノ協奏曲第1番は、1875年に完成された彼の代表的な協奏曲です。この作品は、力強いコード、情熱的で美しい旋律、技巧的なピアノのパートが特徴です。チャイコフスキーの特徴である、ロマンティックな感性がとても際立っています。

初演時は「演奏不可能」と批判を受けていました。
現在では世界中で愛されるクラシック音楽の名作として広く認知されています。

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誰もが聴いたことのある名曲です。

交響曲の歴史

交響曲は、17世紀後半のイタリアが起源で、オペラの前奏曲として始まりました。18世紀に入ると、独立した音楽として発展しハイドンとモーツァルトが交響曲の形式を確立し、表現の幅が広がります。19世紀には、ベートーヴェンが、感情的な深みと構造的な複雑さをもたらしました。

ロマン派の作曲家たちは、情熱的な作品を作り出したのです。20世紀に入ると、交響曲は実験的な形式や新しい音楽言語を採用し、多様化しました。

交響曲の名曲

モーツァルト:交響曲 第41番ハ長調 K.551「ジュピター」

神童と呼ばれるオーストリアを拠点として活動した作曲家モーツァルトの交響曲第41番は、彼が作曲した最後の交響曲です。曲のあまりの素晴らしさに、神の名である「ジュピター」の愛称がついています。全4楽章で構成されるこの交響曲において最も際立った特徴は、第四楽章が聴衆にもたらす高揚感です。

指揮者やオーケストラの演奏にも熱がこもりすぎてしまい、思わずテンポが上がりすぎてしまうこともありました。クラシック、特に交響曲に興味のある方には一番におすすめします。

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曲名のKはケッヘル番号といい、モーツァルトの曲に振られる独自の番号です。

ベートーヴェン:交響曲 第3番「英雄」

ベートーヴェンの交響曲第3番は、原題に由来する「エロイカ」(英雄的)から「英雄」と名付けられ、多くのクラシックファンに愛されています。交響曲第1番、第2番と比べると、テンポがあり、雄大さが目立ちます。

特に、第1楽章や第4楽章では、管楽器が大きく活躍しているのが特徴です。クラリネットやファゴット、中でもトランペットに注目して聴くと、違った感覚が味わえます。

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ベートーヴェンの交響曲はいわゆる『第9』など、どれも有名です!

ショスタコーヴィチ:交響曲 第10番

ロシア帝国(のちソビエト連邦)の作曲家ショスターコヴィチの交響曲10作目は、1953年に公開された曲です。この交響曲はショスターコヴィチの最も重要な作品の一つとされ、批評家や聴衆から高い評価を受けています。

第1楽章は暗い始まりから徐々に緊張感が高まり、第2楽章では激しさを感じさせます。第3楽章では軽やかさに強い悲壮感を含んだ展開が印象的です。最終の第4楽章は力強く希望を感じさせて締めくくります。

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ショスターコヴィチの作品は、静と動がめくるめく展開を見せることが多いです!

さいごに

協奏曲と交響曲の違いは、シンプルです。実際に聴き比べてみると、違いが明確に分かります。

協奏曲は、ソリストが奏でる旋律とオーケストラが会話しているような印象を持つことが多いです。時には、ソリストの長い独奏で情感を高めることもあります。一方の交響曲は、オーケストラの各パートが調和して曲のテーマを築きあげることが特徴で、聴きごたえのある作品が多いです。

じっくり聴き浸りたいときは協奏曲、気分を盛り立てたいときには交響曲がおすすめです。ぜひ、クラシックデビューをしてみてはいかがでしょうか?

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はち
趣味は音楽鑑賞、新聞に掲載されているパズルを解くこと。身近なものから専門的な雑学まで幅広く執筆。