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気分よく生活できるコツ~向上心と自分の感情の持ち方~

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こんにちは!モクレンコラム担当のもち猫です!

皆さんは普段から「気持ちのいい感情生活」を送る事ができていますか?感情を素直に周りに表現できていますか?

感情豊かな人は、その時々に感情を表し、心にわだかまりを残したままにしません

その為、良い気持ちで毎日の生活が送れます。

そんな「気持ちのいい生活」を送る為に心がけると良い事を紹介していきます!

■自分の気持ち、把握していますか?~喜怒哀楽を感じよう~

気持ちのいい感情生活を送れる人は、感情が豊かです。感情が豊かなだけでなく、それをきちんと態度や言葉、身体で表現できます。嬉しい時は素直に喜び、楽しい時は大いに笑い、悲しい時には泣きじゃくります。

自分の感情をその場で発散することにより、心はいつもスッキリしていて、清々しい気持ちです。

その為、自然と気分よく日常生活を送ることが出来ます。このように「自分が今どんな気持ちでいるか」を意識し、発散していく事はとても大切です。

あまり自分の感情について意識しないで毎日を過ごしていると、自分の喜怒哀楽についても鈍感になってしまいます。

鈍感になると、感情生活も豊かにはなりません。そして、自分の心にごみが溜まっていきます。ごみというのは、恨みやねたみ、嫉妬などの負の感情の事です。

これらが溜まっていくと、心にゆとりがなくなり、他人を攻撃してしまったり、周りからの好意を素直に受け止められなくなります。

その為、‶心の掃除〟をする事も気持ちのいい生活を送る上では必要となります。心の掃除をする、というとなんだか複雑な感じですが、実に簡単な事です。

自分のリフレッシュ方法を見つけ、それを行う事によって心に溜まったごみ(負の感情)を吐き出してしまうのです。例えば、信頼できる人に悩みを聞いてもらう、珈琲の美味しい喫茶店に行ってゆったりとした時間を過ごす、ペットと触れ合う等自分の好きな事をし、心の中の悪い感情を吐き出すことにより、ゆとりを作るのです。

ゆとりが生まれれば、大らかでいられます。大らかな気持ちになれば、自然に気分も明るくなり、笑顔が増えます。そういう人の周りには、自然と他の人々が集まってきます。人は誰でも不機嫌な人より、大らかで笑顔にあふれた人と付き合いたいと思うものです。その為にも、心の掃除をこまめにして、健康な状態に保っておくことが必要です。

■60点でもいい!~完璧を目指さない生き方~

世の中には‶完璧主義〟で、常に100点満点を目指している人もいます。しかし、いつも100点を目指して全力投球していたら、疲れ果てるのも時間の問題です。

なぜそんなに頑張るのか?それは他人より優位に立ちたい、というプライドの高さから来ているのではないでしょうか。何も人と自分を比べる事はない、ありのままの自分でいいのに、です。人は人、自分は自分。

他人よりいい点を取ろうとがむしゃらに走り続けるよりも、自分のペースで、60点くらいを目指しながらゆっくり歩いて行った方が、のんびりと充実した生活になるのではないでしょうか。

しかし、60点を目指すと言っても、手を抜くわけではありません。もちろん‶向上心„を持つことは大切です。この‶向上心〟を持つ、というのも少し難しい所があります。

人は万能ではないので、分からない事が出て来ても当然です。

まずは自分で調べてみて、それでもわからなければ周りの人に聞かなければなりません。

ここが分岐点です。

「ここが分からないから、詳しいAさんに聞いてみよう!」と素直に聞ける人と、プライドが邪魔して‶誰かに教えてもらう〟という事に抵抗を持つ人の2パターンがでてくるのです。

素直に聞ける人は人に何かを教えてもらう、という事に抵抗がありません。むしろ、自分を高めるために積極的に質問をしに行きます。しかし、プライドの高い人は教えてもらう、というのは自分が下に見られている気がして、なかなか「教えてほしい」の一言が言えないのです。

しかし、教えてもらうというのは全く恥ずかしい事ではありません。わからない事を人に聞いて、自分の能力や知識が上がるなら、どんどん質問しに行くべきなのです。こういった「新たな知識を得るための行為」が‶向上心を持つ〟という事なのです。

反対に、自分が詳しい分野に関しては人から「わからない」と言われた時に、快く教えてあげれば、「教え合える関係」が出来て、両者にとってメリットが生まれることになります。さらに、人に教える事によって、自分の理解度も深まるというメリットもあるのです。

このように、人と教え合うことが出来る様になれば向上心はどんどん高まっていくでしょう。

■快く日常生活を送る為に~感情表現が苦手な人へ~

感情表現が苦手な人は、自分の負の感情を抑え込んで生活している為、心地よい日常生活を送ることが出来ていません。自分が他の人に「嬉しい」や「悲しい」等の感情を分かって欲しいなら、素直に顔や身体で表現する事が大切です。

自分以外の人達も超能力者ではないので、本当の感情は本人に言葉や表情で伝えてもらわないと分かりません。なのに、「何で分かってくれないんだ」といつも‶周りが察してくれて当たり前〟という思い込みを持った人がいます。

こういった人は、周りが自分の感情に気づいてくれないので、いつもイライラしています。そんな人の周りには他人は集まってきません。わざわざ機嫌が悪い人のところに行って、自分まで嫌な気分になる必要はないからです。

けれど本人は、なぜ自分の周りに人が来てくれないのか理解できていません。いつも不満を持って日常生活を過ごしているので、周りに人が近寄らないのは当然なのですが、それに腹が立って仕方ない本人はずっとイライラして、怒り・不満の感情が顔に貼りついてしまいます。だから、余計に人が側に来てくれることはなくなります。

もしイライラしていても、「もっと人と関わりたい!」という思いがあるのなら、自分の内部に目を向け、自分が今どんな感情なのか、また今どんな表情をしているのかを観察してみてください。

イライラしている人は、目が吊り上がっています。不機嫌な人は、口角が下がっています。それに気づけば、‶自分の周りに人が近寄って来ない理由〟が分かりますよね。けれど、いきなり「いつもニコニコ笑顔でいよう」なんてことは不可能です。そこで、‶表情作り〟の練習をしてみましょう。

今、自分がどんな表情をしているか鏡を見てみましょう。

目は吊り上がっていませんか?口角は下がっていませんか?

もし「あ、イライラしている顔だな」と思ったら、鏡の前で笑顔を作ってみましょう。

どうですか?最初はきっとぎこちない、ひきつったような顔になってしまうでしょう。笑顔を作ることは難しいかもしれません。でも、最初は不自然でも、慣れてくるとだんだん自然な笑顔になっていきます。筆者もあまり表情を作るのは得意ではありません。そして対人緊張がある為、人と話をするときはついひきつった顔になってしまいます。

でも、仕事に行く前に少しの時間だけ、鏡を見て「今自分がどんな表情か」を見てみます。大抵、緊張した顔をしているのですが、そこで2、3回ニコッとしたになるように表情を作ってみます。

まだまだ自然な笑顔には程遠いですが、いつか自然な笑顔を作れるように、日々継続しています。

2021年1月現在、コロナウイルスの流行により、感染対策としてほとんどの人がマスクをしているので、見えるのはほぼ目だけになります。

そこで、目の表情作りが大切です。ニコッと笑った、優しい目元。

それだけでも、「あ、この人は感じがいいな」と思ってもらえるでしょう。

第一印象が良ければ、その後の人間関係の形成もスムーズになると思います。その為、‶表情〟というのはとても大切なものなのです。良い表情をしていれば、機嫌の悪い顔をしている時と違って周りに人が集まってきます。

周りも笑顔で溢れます。すると、その人は気分よく日々を送れるでしょう。そして、「楽しさ」や「嬉しさ」をみんなで分かちあおうとします。

プラスの感情を周りに振りまいているのですから、当然周りも幸せな気分になります。そうすると、どんどん良い人間関係が出来上がっていく。

そういった人間関係を築いてこそ、気分の良い日常生活を送る事ができるのではないでしょうか。

皆さんも、ぜひ自分の心を見つめ、どんな感情なのかを分析し、いつも笑顔でいられるよう工夫してみてください。

筆者も、いつか自然な笑顔で、周りの人達と気持ちの良い関係を築けるよう頑張っていこうと思います。

著者 もち猫
福祉系の大学卒業と同時に社会福祉士、精神保健福祉士資格取得。統合失調症。自分の体験談なども織り交ぜながら、主に福祉系のコラムの執筆を担当。

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福祉系の大学卒業と同時に社会福祉士、精神保健福祉士資格取得。統合失調症。自分の体験談なども織り交ぜながら、主に福祉系のコラムの執筆を担当。