雑学のあしあと
『今すぐ誰かに教えたくなる豆知識』がコンセプトの雑学サイトです。
障害福祉 PR

ADHD傾向となくしもの対策~あれはどこに行った!?~

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

こんにちは!モクレン福祉コラム担当もち猫です!今回のテーマは‶ADHD傾向となくしもの〟について!ADHD傾向のある人は無意識にポイっと物を置いてしまったり、「とりあえず」とそこにおいてそのまま忘れ去ってしまったり……。

自分で意識せずに物を適当に置いてしまう‶のようなものがあるんですね。これはADHDの症状の一つである「不注意」からくるものです。

ひどいと目の前に探しているものがあるのに「あれはどこへ行ってしまったんだ!?」と部屋中をひっかきまわしてしまう、なんて事もあります。

筆者も診断が下りたわけではないのですが、ADHDの傾向があるので、こういったことはしょっちゅうです。このコラムでは、そんなADHDの症状の一つ、「不注意」についての解説と対策法についてまとめました!

■どうしてなくしてしまう?~ADHDがある人の特性‶不注意〟~

筆者はADHDという診断はついていないのですが(傾向はあり)、よくなくしものが起こります。

特に車のキーをよくなくします。「車のキーは使ったらここにおく!」と定位置は決めてあるのですが、やはり出先から帰ってくると「とりあえず」と玄関先や部屋のベッドの上などにポイっと置いてしまいます。

そして、しばらくして「あれ、車のキーって片付けたっけ⁉」と大騒動。

そんな経験、皆さんにもありませんか?

不注意〟は、ADHDの特性の一つです。

不注意の症状は

・ケアレスミスが多い
・物をよくなくしてしまう
・約束を忘れてしまう

等があります。

今回は、その‶不注意〟によって起こる「なくしもの」にポイントを当てたいと思います。

置く場所を決める」というのは筆者もやっているように、実行している人が多いと思います。しかし、気をつけてはいるもののあまり身に付かず、「とりあえず置く」を繰り返してしまうこともあるでしょう。

さらに、置き場所を決めたとしても、その「置き場所」自体を忘れてしまう。

また部屋が雑然としていて置き場所が埋もれてしまう、なんてことも。

ADHDがある人は片付けも苦手な傾向があるので、こういったことがより起こりやすいのです。

乱雑とした部屋に鍵など小さなものを放ってしまったら、もう所々掘り返すしかなくなってしまいますから、それだけは避けたいですね。

では、どのようにすれば解決できるのでしょうか?

■よく使うものBOXを作ってみよう!~自分流の片づけ方~


上にも書いたように、筆者は不注意傾向があり、なんでもポイっとしてしまうので、なくしものばかりです。そこで、作ってみたのが‶よく使うものBOX〟です。

車のキーもそこに入れているのですが、家の鍵やよく使うアクセサリー、時計等、仕切りを作った箱に入れています。特に凝った箱でもなんでもありません。いらない箱に仕切りを作り、アクセサリー等が絡まないようにエリアごとに入れてあるだけです。作ったのは最近なのですが、それを作ってから探し物が減りつつあります。

とにかく‶出かける時に持っていかなければならないものはそこに入れる〟と意識する事!これが大切です。そこに入れておけば、出かける時にその箱を覗いて持っていくものを準備すればいいだけです。

特に鍵類は大切ですし、なくしたなんてことになったら「家に入れない!」等という大惨事になりかねません。

お菓子の箱でも何でもいいのです。自分の入れやすい箱に、よく使うものをまとめておく、それだけでいいのです。

■自分に合った「なくしもの対策」をしてみよう!

100均で売っているキーチェーンもお勧めです!今は可愛いものも100均で売っていたりしますし、少し高いものだと多機能な物も売っていたりします。それをカバンに繋いで、出かける時はカバンの中に収納します。そうすれば、家に入るときや車に乗るときもチェーンをたどって鍵を出すだけです。

また、「キーファインダー」というものもあります。

キーホルダータイプの受信タグをよくなくしやすいもの(鍵やリモコン等)に付けておき、それをなくしてしまったときは送信機のボタンを押すと、音が鳴ってそれがある場所を知らせてくれる仕組みです。

ネットで探すと1,500円台~3,000円台と価格に幅はありますが、使いやすそう、自分の特性に合いそう、といったものを選ぶといいと思います。

あともう一つ、筆者が紙類を失くさない様にやっている事というと、家のリビングのマグネット式の開き戸にマグネットを貼って、そこに重要なものを貼り付けておく、ということです。

例えば返送しなければいけない郵便物や、自治体などが行う行事の日時が書いた紙等々。

筆者の場合、多分ファイルに入れるなどすると、そのファイルを紛失する恐れがあるので、リビングにある開き戸にペタペタと貼って保管しています。

色々と「なくしものを減らす」方法を紹介してきましたが、いかがでしょうか?

役に立つ方法はありましたか?やはり、人によって「この方法は自分に合うけれど、これは合わない!」というものがあると思います。自分なりの‶なくしものを減らす〟方法を見つけ、「○○を忘れてしまった!」というのがゼロになるといいですね。

筆者もなくしものゼロを目指して、いろいろ工夫しながら頑張ります!

著者 もち猫
福祉系の大学卒業と同時に社会福祉士、精神保健福祉士資格取得。統合失調症。自分の体験談なども織り交ぜながら、主に福祉系のコラムの執筆を担当。

ABOUT ME
アバター画像
もち猫
福祉系の大学卒業と同時に社会福祉士、精神保健福祉士資格取得。統合失調症。自分の体験談なども織り交ぜながら、主に福祉系のコラムの執筆を担当。